外から見れるだめなコンビニ

 さて第一回のテーマですが、今回は一目でわかるいい店と駄目な店の見分け方をいくつか書きたいと思います。店員の立場から見た他の店というのは意外にあらというが見えてしまうものです。外面だけがいいという店もありますし、逆に外面が駄目という店もあります。ここで10のチェック項目をもうけましたので、自分の言っている店がどれぐらいのものなのかを見てみるといいと思います。ただし時間限定の設問もありますので、わかる範囲で見てみるのがいいと思います。(ちなみに一部は実話です)
 1,本棚の下の棚(床に対して平面に置くスペース)に異常にほこりがたまっている
 確定的にするべき棚掃除を長期間していないということ。つまりはその店の掃除に対する意識が感じられる。とくに床が比較的きれいなのに、棚が汚い場合は店長及び従業員の意識が完全にそっちに向いていないということ。とどめに棚の上段の商品をさわってみて手が汚れていたら、誰一人その方向には目をむいていない。前は入ってきてすぐのゴンドラの商品を見ればわかったのだが、今は本棚の方が確実。
 2,夜勤が常に一人しかいない
 経費削減のために防犯をあきらかに犠牲にしている。こういう店の場合は日が変わってから朝になるまでの間は店に近寄らない方がいい。強盗に巻き込まれる可能性が大。
 3,古いカップラーメンがあるなあと思っていたら賞味期限が一月を切っていた。
 チェーンによるが、カップラーメンの店頭販売期間は賞味期限一ヶ月。これは店側の廃棄に対する意識の問題。中にはそれを承知で売っているケースもあるが、それをやるとイメージ悪化は避けられない。同様のケースとすれば賞味期限が今日とかになっているカップのチルドコーヒーとかプリン。チェーン店にも寄るが普通は当日の期限切手になるものは置かないように指導されているような店が多い。
 4、パックジュースの並びがバラバラ(賞味期限的に)
 たとえば手前に15日で期限が切れるものがあるとすれば、その奥には10日で期限が切れるものがあるようなケース。これは上が下を教えていない可能性があり、なおかつ期限見逃しの可能性がある。同様なのは菓子。
 5,常にどっかしらの時間帯の募集広告が店頭にある
 慢性的に人材不足。一時的という声もあるかもしれないけれど、一月以上同じような広告がある場合は人材が集まっていないと思ってもいい。常に人が足りないということはそれだけいる人間の負担が大きくなるわけで、まさかの事態も起きる可能性も。同様なことに一定期間の後に同じような募集広告が載っかっているケースやレジに立っている人が明らかに派遣の人だとわかるケース。
 6,明らかに期限の過ぎているポップ(売りたい商品を大きくするために付けられる値札)がある。
 一週間ぐらいであれば忘れているだけかもしれないけれど、2週間を過ぎているのであれば明らかに誰も日付を意識をしていない。継続と書かれているものは問題はないのだが。同様なのは映画の前売りチケットのポスター。公開しているのに前売り券販売はあり得ない。
 7,店の周りに缶とか瓶とかゴミが当たり前のようにおいてある。もしくはそれが長期間続いている
 外を意識していないか、外掃除を使用としないかというよりかは、日常的に誰かがそこにいて酒とかを飲んでいる可能性があり。きちんとしていれば問題はないのだが、状況によっては周辺の環境に対する悪化要因にも。
 8、従業員の割合が日本人<外国人的に目立つ店
 別に従業員が外国人だから悪いというわけではない(逆にエリアによっては外国人のほうがいいケースもある)のだが、その時間帯に日本人がいないというケース、言葉が通じないなどの問題が発生する。と、なると時間がかかってしまうケースも。さらに言ってしまえば日本人のバイトが集まらないという人事的な問題意味も。
 9,クレジットカード及びそれ関係の電子マネー使用時に、使用時にレシートを店員が渡そうとしない
 普通会計のレシートはなくたって必要になる部分は店の方で記録してあるのだが、これがクレジットの場合だとそうはいかない。自分から受け取りを拒否したケースの場合は自業自得(クレジット使用時の明細の個人的保管は半ば義務)なのだが、欲しいのに渡そうとしない場合は店員教育が出来ていない可能性がある。
 10,おでんのはんぺんが嫌に黒い(静岡おでんの黒はんぺんは除く)
 長時間入れっぱなし。ある店で消費期限偽りの問題を引き起こしてからコンビニ各社は、嫌に神経質になっている。簡単に見分けるのであればはんぺんが一番。色がある程度付いてしまったら時間内でもあっても廃棄の対象(それ故に販売可能時間は4時間程度になってしまうことも)になってしまうので、実は割の合わない商品。はんぺんがなかったら卵とか汁でも代用は可。もっともよく虫がダイブする可能性が高いので、コンビニでおでんを買う気にはなれないが。
 時期的なものがありますのでなかなか10のチェックというわけにはいきませんが、とりあえずチェックした数で簡単な評価を下すと以下の通りになります。
 0個→理想的な店でおそらく本店の方からも何かしらの取材がある(もしくはあった)と思います。
 1個から3個→普通に考えればこのあたりが通常の店のレベルだと思います。さらなる精進が来ればいい店になれるでしょう
 4個から6個→端から見れば普通と思われるかもしれませんが、見る人から見ればクレーム対象が多くなります。要改善
 7個から9個→危険水域まっただ中です。店は知らなくてもクレームがこれでもかと飛んでいる可能性があります。
 10個→基本的にあり得ない話ではないのですが、店としての存続はかなり難しいと思います。
 一応こういう風な感じですが、あなたの行く店はどんな感じでしょうか。他にも色々ありますが、その点は店の事情とかもある意味から見ますので掲載を見送っています。少々細かい部分もありますが、一応基本的なことを並べたので理解してくださると助かります。

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