内政
 革新における内政というのは視覚に見えるように箱庭方式を採用しています。つまりはどういう方向で内政をしたのかその結果が目に見えるわけで、それによってある程度の目安というのが出来るようになっています。箱庭方式を採用しているので戸惑う人もいるかもしれませんがこつさえつかんでしまえば覚えやすいので非常に楽です。
 革新の内政はまず町並みを作ることから始めます。町並み自身には内政的な機能がありませんが町並みに周辺(3×3)に施設を建てることで初めてその効果を得ることが出来ます。
 で、その町並みからたてられる施設というのは町並み事に決まっています。武士町については商業施設と防衛施設はたてられますが、他の施設を建てることは出来ません。他の町並み付いても同様です。しかし把握さえしておけばどこにどの施設を建てればいいのかというのがおのずと決まってきます。下の表はどの町並みにどの施設が建てられるのかを表した表です。
金銭 兵糧 特殊 学舎 工房 防御 文化人来訪
武士町 なし
農村 なし
職人町 なし
商人町 商人
公家町 貴族
南蛮町 南蛮人
門前町 僧侶
 金銭=市・商館・奉行所 兵糧=畑・漁戸・水田 特殊=兵舎・牧場・鍛冶場・湯治場・忍びの里 学舎=各種学舎 工房=破壊槌・攻城櫓・大筒 防御=櫓・鉄砲櫓 
 毛利家で見てみますと本城である吉田郡山城の左に一つ武士町が建っていて、その周辺には4つ市が存在しています。右側には職人町がありそこには水軍学舎二つと弓学舎二つがあります。さらに北の出雲との国境付近には農村が一つあり水田が三つ、畑が一つ、さらには兵舎が一つあります。ので、初期の毛利家の収入は以下の通りになります。
 金銭収入 2000/季節事 兵糧収入 秋 3900 それ以外 300 寡兵 1000人
 これを限界まで伸ばしてやるのが革新の内政の基本になります。とはいえ最初はどれをどういう風に数を建てればいいのかいまいちわからないのではと思いますので、セオリーの紹介と共に毛利家の場合で説明したいと思います。

 1,優先順位は金銭。その後に兵士・最後に兵糧と学舎

 とにかく金銭がないと始まりません。なので、最優先は金銭関係を重視することになります。幸い群雄集結の場合は最初から次の季節に行くのに三ヶ月という期間があります。この期間を有効に利用することで金銭収入を上げることが出来ます。ついでに言えば安芸には銀山(季節事に2000の収入)が二つあるので出来れば探してやりたいところです。とりあえずは武士町は4つ作ることになるでしょう。技術を無視するなら5つにしてもかまいません。

2,仕事の割り振りは一人につき一つ

 革新の内政は三人一組でも出来ますが、基本的には一人で一つのことをやった方が時間は相対的に短くてすみます。また三人を拘束するよりも臨機応変に対応しやすくなると言うのも理由です。特に急に攻め込まれたときにはいろいろと大変ですし。常に一人は人材捜しに追われることを考えるとやはり一人一つというのが必要になってきます。ただしすぐに資金が欲しい序盤の場合は、最初の30日以内で位置が作れるような調節が必要になります。
 以上のことをふまえて内政をしていきます。(ちなみに浪人として登録している平清盛を獲得するために毛利元就にスカウトにいってもらいます。期間10日)最初に月英と吉川元春で武士町を一つ作ります。期間は30日かかりません。他のメンバーは市を一人につき一つ建てていきます。
 ちなみに最初吉田郡山城にいるメンバーで各人が市を着工してから完成期間は以下の通りです。
政治力 期間
毛利元就 104 26日
月英 97 28日
安国寺恵瓊 91 30日
毛利隆元 85 31日
口羽道良 81 33日
志道広良 76 35日
吉川元春 61 44日
 なので、月英と吉川元春で武士町を一つ建てている間に他の連中は市を完成させ、期間直後に新しく市の建設に取りかかるように調節の意味合いも込めての内政になります。能島港から呼んできた小早川たちも同様に武士町建設をさせますが、こっちの場合は二人でさせなくても大丈夫です。出来るだけエリアを広く取っておくのがいいでしょう。
 内政をする場合気をつけて欲しいのは制限があるということです。国ほとに設定された数以上の町並みを置くことは出来ません。(安芸の場合は8つ)しかもおける場所にも制限があって、道の上に施設も町並みも置くことは出来ません。さらに平野以外の場所にもおけません。なので、多少計画的にやらないと置くべき所には何もないなんてことが良くあります。町並みを置くときに施設をおけるエリアが表示されますので、それを参考にするのがいいでしょう。
 一応エリアの配分は武士町を4つ、農村を3つ、職人町を一つという予定にします。ただし最初から多くの兵士を確保したいというのなら職人町をつぶして農村にしておく必要があります。もっとも連続して攻められるようなことはするつもりはないので、今回は職人町は残しておきます。
 今後のために奉行所を建てておいて特産物を集めておくのもいいかもしれません。その場合は金銭収入を少し削ることになります。兵糧対策として商館を建てておくのもいいかもしれません。ちなみに私の場合は奉行所を3つたてて商館は建てませんでした。最初の戦争ぐらいはどうにか切り抜けられるので、その後の兵糧の残量を見て決めたいと思います。(注:安芸においてはもう一つ門前町が建てられますが、場所の関係上無理ですので、建てていません)
 約9ヶ月に及ぶ内政の結果、以下の通りになりました。
 町並み 武士町 4つ 農村 3つ 職人町 1つ
 金銭収入 市 (一つ当たり収入は500/季節) 27 銀山 2 商館1 奉行所 3
 兵糧収入 水田 6 漁戸 3 畑 1
 兵舎 12 
 一年の間に一気に立派になった物です。(次の章に続きます)