軍事
 内政もほど整ってきて、これから戦争に入ろうという感じになってくると思います。しかし最初のままの兵力だと、簡単に跳ね返される上に、時期を重ねると攻め込まれる危険性というのが非常に高くなります。なので、軍備を増強する必要があります。
 まずは寡兵からです。内政技術の最高峰である「兵法分離」を取得していなければ寡兵する時期は夏(6月から8月まで)と冬(12月から翌年の2月まで)のトータルの6ヶ月間になります。この間に寡兵できますが、気をつけて欲しいのは、
 1,寡兵できる人数は兵舎の数と寡兵する人間の統率力に依存している
 2、寡兵をすると民忠が10下がる。
 3,寡兵期間は20日
 4,9月もしくは3月に入っても、その前に寡兵を指令すればそのコマンドは有効
 時期的に寡兵できる回数というのは月にどれぐらい民の忠誠度が回復するかにかかってきます。ゲーム開始時期ではどこの勢力も月の上昇度(回復)は3しかありません。支城を建てて政治力80以上の人を譜代家臣に任命(PK限定)すれば4になります。4になれば状況次第で寡兵の季節に2回確定で寡兵はできますが(最初の寡兵終了後にすぐに寡兵すれば、次の寡兵の季節の時に民忠が100の状態でできる)。そうでなければ民忠との相談になります。80以下になれば一揆が起こされてしまう可能性が高くなりますし、90を超える前の間は「扇動」による一揆を警戒しなくてはいけません。(CPUはそんなことお構いなしに寡兵を繰り返すので、しょっちゅう一揆を起こされてしまいます→国内大破壊につながってにっちもさっちもいかなるなる勢力が出てくる)
 なので、基本的には寡兵をして80を切るようであれば寡兵はできるだけ避ける方向で行きます。3月を超して無理矢理かヘイすることもできますが、それはよほどの事態がない限りは避けていきたいです。目の前の一回寡兵よりも先の2回寡兵の方が当然ながら効率はいいですから。その間に兵舎が造られていれば寡兵できる兵士も当然増えます。ので、寡兵をするときは状況と相談するのは必須だと思います。もちろん後半になればなるほど、そう言うのは気にしなくてはいいのですが、今度は別なことを気にしなくてはいけない事態になるかもしれません。
 自動寡兵とかしていると結構な兵士数がふくらんでいることが良くあります。全体の兵士数が一定数(おそらく300万ぐらい)以上いると寡兵する兵士数がいきなり少なくなります。これはある程度の抑制をしている仕様上の問題で、こういう状況になってしまうと寡兵事態に意味が薄くなってしまいます。ので、この状態になったら各場所の兵士の再編とかが必要になってきます。
 次に必要なのはやはり物資です。特にこのゲームの序盤は集まる兵糧に実質的な制約がある上に、季節事の収入では軍をまかなうことができなくなって不足に陥ってしまうケースというのが良くあります。それを解決する一つの方法として兵糧を買うという手段があります。ただし、兵糧自体はかなり高価で一回いってしまうとすぐに資金の方が底をついてしまうなんてこともあります。それを防ぐためにも内政技術の「割符」を習得しておいて、少しでもかかる資金を抑える必要が出てくるかもしれません。
 必要があるなら馬とか鉄砲の準備も必要です。こっちに関しては買うよりも技術として先に入れておいた方がかかる費用も抑えられますし、該当する施設(馬→牧場・鉄砲→鍛冶場)を多く作っておけば、作った分だけの量の物資が入ってきます。
 それと寡兵をする人間を選ぶ必要があります。寡兵する人数というのは例外なく寡兵する人間の采配の数値で決まります。つまりある一定数以下の場合は予想される数よりも少ない数しか寡兵をしてこず、補強計画に大きな支障が出てくるのは明白です。一応最低限ですが采配70ある人間に寡兵をさせるとおおよそ予想の数字は寡兵してきます。ので、(毛利家の場合で言えば)政治力が低い村上武吉にも内政面での活躍のチャンスがあるわけです。これは物資を調達するのにも関係してまして政治力の高い人間が調達をするとかなりの数を調達してくれます。これも基準は70程度と考えた方がいいでしょう。
 ちなみに采配110あたりを超えると約3割強ぐらい上澄みして寡兵をしてくれますので、寡兵をするときは家内で最高の武将にやらせるのがいいでしょう。ただしその武将が主力の軍師だったりする場合はケースバイケース(20日も空白化する上にその間に敵に攻められるなんてことも)で。
 (毛利家の場合)最初に攻めるところは弱小が基本というセオリーとすれば宇喜多直秀(群雄集結という関係上周防で大名になっている))がいない浦上家か、圧倒的に攻めやすい河野家のどちらかなのだが、出雲の尼子、周防も宇喜多が強力すぎるので(同盟を組まれて共同作戦も仕掛けられたら安芸\(^o^)/オワタになってしまう可能性だが大。現実25000こもっていたところを同数で襲撃され、双方の籠絡の餌食に……)、先に尼子をせめてしまいたいと思います。銀山収入が多いのも魅力的ですし、防御拠点としても優秀。兵士を大量に集められる前に、さっさと勝負をつけに行きたいと思います。
 兵糧に関しては一回ぐらいの戦闘だったら大丈夫。万が一のことを考えて口羽さんともう一人を食料購入係に当てていきます。毛利家は政治力70代の武将が多いので本当に助かります。(その代わり輝元は目も当てられないぐらい低く抑えられていますが)
 寡兵要員は上に書いた村上の他にも元春も適性だし、何よりも元就の存在というのがあるが元就には元就なりの仕事があるので、大丈夫でしょう。さらに尼子戦後ご運次第ですが、築城適正上昇が入ってくれば適性Aの武将を捜し当てて授与→そのまま一夜城建設に向かってもらいます。それまでは寡兵回数に制限がありますので、出来るだけしない方針で行くしかありません。なので兵舎を多く建てる必要が出てくるわけです。