2年目
 まさかの1年目J2完全優勝という予想外の事態に、(もっとも3のJ2戦は楽な方)計画が大狂いしています。今の段階ではJ1で戦うには戦力不足ですし、決定的な弱点としてのサイドの弱さは解消されません。戦力補強も結局最初にマイナーズを入れた以外は補強もしていませんので、かなりきつそうな感じです。ので、今年の目標はとにかく降格をしない。降格さえしなければ来年以降の希望はつながりますので、とにかく強運にかけてみたいと思います。
 とはいえ最初にやることは多数あります。スポンサー決め・年俸交渉・監督とスカウトの契約・キャプテン決め・背番号決め・ポジションチェンジ・宣伝費と入場料の決定。最後に新人入団交渉です。これらをこなすだけでも時間がかかってしまいます。ただ今回はこだわる部分はこだわるので、数回のリセットを使用します。(ただし2年目はなし)スポンサー料と放映権料を合わせた金額は約10億円。去年からの持ち越し金を含めると20億円を超えます。これなら一気に数人の選手を入れ替えても大丈夫そうです。(2年目以降のスポンサー+テレビ局は試合結果の方にまとめてあります)
 とはいえ、先の目標であるスタジアムの拡張を考えると、今の段階で取れるのは多くて4人。というところでしょう。できれば有力選手を獲得したいところです。
 一応1月で決め直したのは以下のとおりです。

 再契約→宇田川・滝川・畑中・西森・奥田・上西の6人。3人は契約せず
 スカウト→アン・スンイン→ビトゼル(無料スカウト)、あとの二人は継続
 キャプテン→バギレラからツェンカーに
 宣伝料→3億5000万円
 入場料→2500円
 背番号・ポジション変更→なし
 契約交渉の末に残った金額は16億1000万円。これをもって入団交渉に望むことにします。
 入団交渉は基本的にシリーズ共通です。契約金を提示して後は判断にまかせるということになるのですが、2002と違い獲得できるチャンスは4日×スカウトの人数=12回(一人だと4回が最高)しかありません。しかも乱数調整で取れる人物は変わってしまいますので注意が必要です。このことを踏まえつつ選手の獲得をしたいと思います。林谷弟の獲得を前提として、サイドバックと中盤の補強が優先事項になりますが、有力選手に関してはどこのポジションでも今は欲しいところです。
 まずは無難に林谷勝二を獲得します。(新人探索とユースで発掘した選手は優先的に獲得できる)本職のセンターバックの他にボランチもこなせます。さらにキャプテンシーも高いので将来のキャプテン候補の一人として獲得します。モデル選手が現役時代「闘将」で鳴らした柱谷哲二ですので、いずれチームの中心の一人になっていくでしょう。次に他のチームとの競合するという形での入団交渉に望みます。
 とにかく欲しいのは即戦力のサイドバックです。今のところサイドでレギュラーとして埋まっているのは畑中とバギレラのふたりだけで、サイドバックは誰がやってもおなじという状況です。まずはこの状況を改善するために富岡光次郎に声をかけます。同時に2年目の最大の目玉であるFWの平昭雄にも声をかけます。後のメンバーは選手として考えると一舞落ちる選手が多いのでとりあえずはこの二人に声をかけます。結果は平には一回断られたものの、ふたりとも獲得。これで落ちない戦力を確保したという感じでしょう。平には畑中の代わりというポジションも期待していますし、富岡は左サイドバックを担当してもらうことになります。
 新人を加えた基本的なスタメンは以下のとおりになります(細字で名前が表記されているポジションが補強の必要性アリ)
 GK 上西(一般)
 DF 左から富岡(一般)・宇田川(充分)・林谷(一般)・富沢(一般)
 ボランチ ツェンカー(十分)
 サイドハーフ 奥田(一般)・畑中(一般)・バギレラ(十分)
 FW アンタンシェン(十分)・(一般)

 キーマン・プレースキック全部 ツェンカー
 戦力的に考えればこれでJ1を勝ち抜けるかは大きな疑問ですので、今シーズンの目標を残留としておきます。
 資金的無余裕が無いのできゃんぷは国内の阿蘇。プレシーズンマッチも4試合組んでおきます。さらに2月にはインフォメーションセンター・ファーストフード店と娯楽室レベル1を建設。多少環境を整えておいときます。細かくとも収益が欲しいとこですし、連携がつながればある程度試合がこっちのペースで進みますので将来への投資として、作っておきます。で、残った資金は10億円。この状況からJ1最初のステージに臨みます。
 
前半戦
 開幕戦の市原戦を引き分けると予想通り負け試合が連発。しかも点が取れない、守れないという悪循環の上にツェンカーの代わりに出した二木がレッドカードで一発退場という笑えない天海になってしまいました。この段階で二木の出番は一旦はなくなります。この間に救いがあるとすればバギレラの成長コメントが「十分」に上がったこと。これで外国籍選手だよりという面が鮮明になってしまいましたが、今の中盤ならそれも仕方ないでしょう。
 当然順位は上がってきてくれません。第5節の鹿島戦の終了段階で後ろ振り向けば川崎(この段階で勝ち点0)だけという状況に。その川崎戦を勝て、京都戦に引き分けた後はまた3連敗。ここでいまいち結果の出ていなかった平に変わって、今シーズンで解雇するつもりだった西森を起用。点は取ってくれるのですが結果がなかなかなついてきません。10節の柏戦でようやく2勝目。大敗をしたFC東京戦で平が「充分」に成長。ここからは一進一退という感じで進んでいきます。浦和戦を勝った後は、ガンバ相手に大敗。セレッソに買ってようやくビリから2番目を脱出。最後の磐田戦も引き分けて、順位をさらにひとつ上げて終了。最終的には12位でフィニッシュでした。
 ひとまず最悪の事態である降格圏内は避けれましたが、それでも一歩間違えれば落ちてしまいますので、問題は山積と行っていいでしょう。とはいえ今は貧乏クラブですので補強ス事自体ままなりません。とりあえず今シーズンは低空飛行のままでも耐え切るというのが大きな目標ですので、戦力の増強なしで後半戦に望むことになります。
 リーグカップの方は何故か順調1回戦(湘南戦)はアウエィ戦で負けたものの、ホーム戦での貯金が生きる形で勝ち抜け。2回戦もホームの貯金で2試合合計4−1でセレッソに快勝。8月の後半戦にコマを進めました。が、セレッソ戦(ホーム)でバギレラが肉離れの故障を発生。これによって後半戦の盛り上がりに水を刺される格好になったのは否めません。(リーグ戦のガンバ戦の大敗の原因の一つは、バ切れらを出さなかったことによる中盤の崩壊)
 後半戦に向けてキャンプはサンパウロへ。ここである程度強化できればいいのですが……(プレシーズンマッチはあまり参考にならないし)
後半戦
 開幕戦の市原戦を落としたのは痛かったが、その後は勝ち星を重ねていく展開。スタメンをいじくった鹿島戦での勝利がかなり大きく、ここからシステムを4−4−2の1ボランチから2ボランチへ変更。前を畑中・バギレラにして後ろにツェンカーと専門の二木をいれるという組み合わせ。7節の京都戦までは3勝2敗2引き分けと順位こそよくはないけれど、希望が持てるかんじにはなっていました。
 しかし後半戦に入ると疲れが出てきたのが一気に崩壊に。いきなり4連敗で8井にまで上がっていた順位が一気に12位へ。その後も11位と12位を往復してそのまま終了。結局12位でセカンドステージは終了。ナントカ残留が出来他ので良しとしましょうと感じになってしまいました。
 ニューイヤーズカップはまさかの快進撃。山形を初の圧勝劇で破ると、仙台はPK戦の末に振り切り、鹿島戦は堂々と勝利。しかし準決勝の名古屋戦で破れてしまいベスト4。賞金1億を手に入れてしかも来年に希望が持てる快進撃になりました。ツェンカーが各試合で点を確実にいれてきたというのを考えるとやはりしばらくの中心はツェンカーと言うことになりそうです。
 反省点といえば戦力の固定化が出来なかったことです。たしかに平の空気っぷりは計算外(それでもファーストステージのFC東京戦で充分に成長)でしたが、アンタンシェンもJ2で暴れまくったような得点力は期待出来ず、ツェンカーのFKもリーグ戦では不発という状態でした。逆に防御陣は固定で戦った分宇田川・林谷・上西とそれぞれ一段階コメントが成長。特に宇田川が連携は初期メンでは貴重な貴重な萩原型なのでこの成長はチームに取って大きいとおもいます。幾つか考えなくてはいけないことはありますが、前進する意味は間違っていないと思わせる二年目でした。確実にチームが成長していけば優勝は夢ではありません。
 資金は17億を超え、戦力の補強資金も揃ってきました。そろそろその場限りの補強ではない将来性を見据えた補強というのも考えていきたいと思います。そのために本来ならどこでもいい本拠地選びを関東圏にしたのですから……