とりあえず他の大名家もやってみた

 信長の革新は数多くの大名家が存在します。その都度取り得る戦略も変わってきます。ここでは個人的に、使用した大名家に関してだけですがアドバイス代わりの攻略方針というのを書いてみたいと思います。なお使用しているソフトはPK(PS2版)ですが、PK専用シナリオは多分やらないと思います。(動画で上がっているのが多いので)そのあたりはご容赦ください。なお大名家の後ろに( )で国名が書いてあるのは初期の領地です。
 尾張統一
 1555年5月。時は戦国まっただ中。その中で終わりの織田信長に対して今川義元が大軍で攻めかかろうとしていた。時代をかけた戦の勝者はどちらにほほえむのか。
 南部家(西陸奥・東陸奥)……過去の作品では有力大名家と呼ばれていたが、このシナリオでは苦労する部類に足をつっこんでいる。武将の総数が7人しかいない。計略適性で鼓舞を覚えている武将がいない。さらに高い政治力を持っている武将が一人しかいないという、三重苦からスタートする。おまけに長尾との戦いが控えているのだからどうしようもない。ただ救いはいくつか用意されているようなので、それを利用して道筋を立てていく。とにかく開発費が苦労しないというのが大きい。(人件費が少ないので)港の開発を後回しにして両陸奥の開発から。時間がかかるので浪人は確実に確保して人員を回しておきたい。大名晴政の采配は97あるので、兵士集めには問題がないだろう。出来れば騎馬でも足軽でも強化できるのも救いの一つ。明と交易できる状態になったらとっとと「苗刀」を獲得しておきたい。港の豊富さを考えると商人衆との提携がいいだろう。銀をため込むことが必須となる。
 攻める順番は斯波→安東→最上→蠣崎の順。とにかく人員が必要になってくるので、大名家にいる人員は全員確保。逃がすのはもってのほか。なので落とす時期を調節する必要がある。攻めるときはできるだけ多くの人員で激励を繰り返さないとあっというまにに士気が0になることも。最上を落とした後は長尾との勝負。伊達は先(内政と築城)を考えて飲み込んでおきたいが、ちゃんと技術を作り上げてから来た方がいい。拾った浪人の政治力67が神に見えるという人はおすすめ。
 北条家(相模伊豆)……武田同様初心者向けではある。相模は町並みが10建てられるし、金山もあるので経済的には困らない。しかも古河足利・武田・今川と同盟を結んでいて、おあつらえ向きに支城確保のスペースまである。しかし武将の質で言えばそれほど高くはない(ただし数は多い)し、相模の国は広いので開発に少々時間がかかる。しかも目の前の武蔵を取られてしまうと、詰みという状況。なので、やることは迅速にという形になる。
 内政は内政学舎16を用意しておきたいので、職人町を二つ。金山があるので8面スペースが取れないけれど、それなりに取れそうな場所に商人街。農村は3つあればいい。最後の一つは門前町。メンバーが中途半端なのでどんどん強化する意味でも門前町は必要。内政に強いメンバーが多いので、先に「金砕棒」の研究をしておく。
 攻めるのは武蔵・太田。15000ぐらいまで兵士がたまっていればいいので、これに足利の助力を得ておくとさらに楽に落とせる。三楽斎(太田資正)は絶対に配下にならないので処断。ただこのぐらいになると北条サイドの武将の数がそろってきているので、集めて内政をすれば問題がない。相模と駿河の国境に一夜城を建設して、北条氏照に。ギリギリで采配が80になるので支城に兵士が集められる。武蔵の方は城の周辺を鉄砲櫓で囲っておくこと。特に南面は攻められたときの防御地帯になるので優先的にしておきたい。
 次ぎに攻めるのは長野(SP武将「疋田景兼」に長野業正・上泉信綱がいる)か同盟の切れた古河足利(SP武将「平将門」と結城晴朝)、里見(SP武将「勝海舟」)のどれか。足軽を強化したいので研究期間でも戦闘を仕掛けられるように長野をおすすめしたい。状況次第では家督を氏政に譲ることも選択肢に入れておいた方がいいだろう。
 佐竹家(常陸)……PSPK専用のSP武将がいるだけで一気に初心者向けになる。比較的政治力が高いメンバーがそろっていて数年待てば義重が出てくる。さらに隣の相馬とは相性がいいと来れば、展開的に言えば北条並みに恵まれていると行ってもいい。
 まずは水戸光圀と塚原卜全をスカウト。最初から金山が発見済みの状態なので、プラス収支のまま6月に突入できる。初期位置の農村は廃棄して、北の国境沿いに新規に農村二つを配置。職人町を一つにして、足軽6・内政2を建設。周りの国のPKSPが来れば即獲得。足軽の技術二つ、内政技術二つ(学舎は足軽8に)を獲得してから相馬領に進攻開始。下手に部隊を分けるよりも大名一部隊で言った方がいい。(光圀の治療を確実に効かせる意味もある)。相馬を取ったら平に支城建設。相馬を兵士ための基地にして、太田は以後は防衛のための兵力集めに終始。
 次は伊達を攻める。戦闘向けの人材はいないので装備の関係上楽には勝てる。ただし伊達稙宗の知略だけには注意。伊達の配下を手に入れてしまえば、政治型の武将がそろうだけではなく、防衛に必要な研究者が一気にたまる(Aランクが数人いる)ので、出来るだけ多くの築城技術を開発したい。
 その後は長尾を牽制しつつ斯波・安東・南部・蠣崎(最上・蘆名は長尾に飲まれている可能性が大)を飲み込んで東北統一を果たしてから、長尾に行くか関東を制圧するかの二択になる。先を考えれば北条を飲み込みたいところだが。
 武田家(甲斐・信濃)……初心者向けとか言われているだけあって、流石に強さが目立つ。初期武将の質は総ての勢力の中でもNO1。その気になれば侵略をしないで状態で騎馬技術総て習得なんてことも可能。ただそれをしてしまうと侵略の機会がなくなってしまうので、非常にまずい。ので、とりあえずの目標を南越後・春日山か武蔵・岩付のどちらかに方向を絞る。(上野は接する敵が多くなるだけなのでおすすめは出来ない)
 (初期内政)いきなり「風林火山」を狙うことも出来るが、物資面に弱点のある武田の場合は最初に内政の方をメインに学舎を建設した方がいい。数は16で充分。欲しいのは「二期作」と「灰吹法」。ゲットできてから騎馬技術に手を伸ばしてもいい。騎馬・内政ともに重要なので、基本的な学舎の数は16ずつの32。なので17作れる町並みのうち4つは職人町ということになる。あとはバランスを考えて配置をすればいいが、どうしても食料施設が犠牲になってしまうので、「二期作」の確保をしっかりしておきたい。人材はこのままでも十分だが、出来れば斉藤から明智光秀を抜いておきたい。

 (武蔵ルート)武蔵ルートの最大の目的は町並みを10置ける場所の確保と、北条・今川・徳川・織田の吸収。(駿河をのぞくといずれの国も町並み配置最大数は10)そのためには北条に邪魔をしてもらっては困るので、警戒はしておくこと。それと三国同盟解除イベントは絶対に起こさないことが条件。そうれば武蔵へ兵士を全軍つぎ込める。武蔵を確保したらそのまま内政。(おそらく全然出来ていないと思われるのでその場合は半年以上の期間がかかる)。この段階で騎馬学舎を32にしておけばいい。信玄は戦闘に出したいので、書物や縁組をうまく使って騎馬Sの武将を二人作っておきたい。これと山県昌景(政治力は66だが騎馬S)で最後まで騎馬技術の研究に従事。この間に北条を滅ぼしてその人員を確保。(小田原には大量の内政学舎があるので壊さずに利用する)。北条を飲み込んでしまえば、今川を飲み込むのはそう苦労はしない。松平は織田の援軍が怖いので、計略に巻き込んで被害を押さえたい。(ただし本城には服部正成と本多正信がいるので計略は通らないと思った方がいい)で、兵士を確保した段階(出来れば倍近い人数が欲しい)で尾張攻め。ここまで来れば転進して上杉をたたくも、西進をしていくのも、自分考え次第になってくる。

 (南越後ルート)こっちの最大の目的は、やはり金山による経済力の大増強。金山2つと銀山2つというのは大きい。それと上杉謙信の確保。やはりこの化け物を確保することで統一への近道にしたい。ただし謙信は信玄が大名だと絶対に配下にならないので、「勝頼」か「義信」に家督を譲っておくこと。こうすれば「風林火山」も取得できる。
 ただいきなり春日山に殴り込んでも謙信に迎撃をされるのがオチなので、技術をある程度身につけて、さらに兵士が少ない状態で攻め込むのがいい。出撃場所は海津からにしておけば距離も近いし、長野・斉藤・松平から横槍が入ることもない。そのため川中島イベントの選択肢は「持久戦」。史実とは違う結果になるが勘助と信繁を失うほうが痛い。春日山を落とした後は、そのまま柏崎に進攻。港を取ったあとはどんどん北へ。学舎に関しては武蔵ルートと同じなので、やはりSの武将を多く用意しておく必要がある。ただ上杉軍には騎馬S武将が3人いるので(謙信・柿崎・村上。ただし政治力は全員低め)彼らを配下にしてから一気に詰めるという手もあり。ただそうなると南蛮技術はイギリスを極めるのがが最初というのが確定になるが。
 長尾家(上杉家)(北越後・南越後)……強敵武田を相手にすることを考えるとやはりかなりの面で対抗するには不足がある。特に政治力武将がいないのが致命的。ただそれを補えるのが謙信の統率130越え。これで兵舎の不足分はある程度どうにかなるはず。さらに金山を発掘しておけば経済力を削って軍事力という行為も出来る。越後だけでは学舎32個は無理だと思うので、最初に東北か上野に進出を。やりやすいのは蘆名。人材が欲しいなら最上。あと「野尻湖の悲劇」を起こすなら、その前に人材を多く用意すること。軍師的立場の後継が「飛び加藤」ではやや物足りない。あとは手に入り次第宇佐美定満に築城適性アップの書物を。これで武田とのマイナス面(支城建設)をカバーできるはず。
 長尾家による武田家征伐ルート……ニコニコの動画ではいきなり武田をせめていたが、性格上そう言うのは合わないので先に下地を整えてから攻めるやり方を。南越後を軍事施設、北越後を経済発展の場所にするように開発。学舎は16個から24個ぐらいでいい。兵士と馬を集めたら上野へ出陣。長野家は強力だしこっちもそれほど強化はしていないが、謙信のパワーで圧倒は可能。ただし武田家が攻め込んでくる可能性があるので状況がまずかったらリセット。その後は上野の内政。内政中に関東管領襲名イベントがあってさらに野尻湖の悲劇がやってくる可能性がある。そのため長野さんの知略というのも必要になってくる。次は信濃攻め。ここでも他の部隊を出して戦力を分散させるよりも、謙信一部隊による20000以上の騎馬隊の方が効果がある。出来れば甲斐から来る援軍はこの段階で全滅させておきたい。そのあとは戦力の維持と内政をしつつ武田のいるところを攻めればあっさりと終わる。信玄を入れたいというのなら、信玄を入れる前に家督を誰かに譲っておくこと。そうでなければ処断してしまってアイテムを再分配してしまう方がいいのだが。
 今川家(駿河・三河遠江)……しかし今川家には二つの時間的制約がついて回る。それは1556年4月と1558年12月。前者は織田と斉藤の縁が切れる「さらばマムシ」の発生時期。後者は美濃において安全に攻めこむことのできる期限。この二つの存在が今川家にとっての二つの時間的制約になる。なので、最初から大きく動くことになる。元康イベントを起こしてた直後に、義元と雪斎を三河へ移動して、そのかわりに石川数正を駿河へ移動。これで織田の横槍で数正が抜かれることはない。三河で金砕棒の研究をすると同時に北条から「草鞋」をもらっておくこと。この間に開発をしておく。金山と商人衆(最初から提携をしている)との提携のおかげで金銭はあっという間に溜まっていく。この間に駿河の兵士はすべて三河へ移動。学舎はとりあえず最低限分だけ用意をしておいて、それ以外の部分の建設を急ぐ。将来の武田の襲来に備えて岡崎城と三河の間に櫓のストリートを作っておく。南蛮技術は「苗刀」が最優先。
 攻めこむのは織田しかない。組み合わせは義元と雪斎を同じ部隊にいれておくこと。これで桶狭間は回避出来る。(部隊の武勇が低くなるので酒井か信虎を加えておくといい。元康は別部隊を率いる形にした方がいい)イベントを引き起こした上で他の部隊が出てくれば最高の展開。信長の奇襲部隊を潰すと、他の部隊の兵士数を減らすことが可能だということを頭の中に入れておいた方がいい。信長に計略がききづらいので苦労するかもしれないが、チョンボさえしなければ落とす事自体には問題がない。
 織田家を潰したあとは信長・秀吉を最優先に確保。この二人のどちらかを駿河に派遣して、一夜城建設→残した方を譜代に→譜代にした方を小牧山一夜城建設→もう片方を譜代にするだけで、足軽でも弓適性でもかなりのところまで行く勢力に成長する。もちろん他のメンバーも確保。出来れば秀長(足軽・弓適性A)も早い段階で忠誠度を100にあげてしまいたい。この後に弓技術取得を開始しても問題はないだろう。ある程度先に行くまでは秀長・数正・義元か信長で研究をしておいていいだろう。
 次のターゲットは美濃。一夜城建設の時に持っていった兵士+増加分だけでは足らないので清洲から兵士を持っていく必要があるので攻め込む時期は寡兵時期の直前が望ましい。この侵攻で斉藤家を飲み込むことが出来れば、展開的にかなり恵まれるがあくまでも竹中半兵衛確保が最優先。美濃を落としたらターゲットを武田が北条に向けることが出来る。理想とすれば武田。ちょっと無理そうだなあと感じたら北条。多少苦戦するかもしれないが、こっちの武将が成長すれば充分に渡り合えるし、メンツも時間が立てば逆転が可能になってくる。元康がどのタイミングで「治療」をおぼてくれるのかというのが問題なってきそうだが。わざわざ半蔵から家宝を取り上げてまで元康の計略適性を強化する必要はないだろう。それよりも騎馬対策をしっかり考えた方がいい。
 織田家(尾張)別パターン……武田ノックアウトパターンではないやり方。最初に基本的に同じ。内政は4−4−2、桶狭間・清洲同盟までは一緒。最初に攻めるのは伊勢か美濃で、港を取ったらイスパニアを中心とした貿易を開始するところまでは一緒。ただし次は美濃をほどするために両近江一気取りを画策するか、相性のいい大和筒井を進攻するかという選択肢になる。

 (近江パターン)近江を選択した場合は先に観音寺城を落としておく。これは秀吉のイベント「三杯茶」を起こすため。北近江は要塞化するし、長政は別に信長と相性が悪いわけではないので市を上げる必要もない。この後は敦賀を取らないという条件で北近江を要塞化して、その間に大和を落としておく。このあたりになると戦闘の面々がそろうので、研究や内政組と戦闘組に分けて、京都に進攻。後は三好のメンバーを確保するか毛利と同盟をして水軍学舎をもらう。頃合いを見て堺・熊野・石山(大坂城に変化させることを忘れずに)まで進出して四国を狙う。

 (大和パターン)このパターンのつらいところは雑賀鈴木と六角の存在。六角の場合は伊賀上野の支城を建てることで問題をなくすことは可能だが、雑賀鈴木はかなり面倒くさい状況にある。ので、大和を取った場合は近江よりも時間がかかる立て直しが必要な場面も。大和に来たにある国人衆の本拠に向かわせるように鉄砲櫓を建設。堺方面からも同じようにしておく。これで9割の兵士を持って行っても問題がないので紀伊攻略が可能に。落としたら霧山御所・亀山城。雑賀城の兵士を筒井城へ。(熊野港には兵士を残しておく)この筒井城の兵士を使って堺か室町御所を攻撃。同時に国人衆の拠点を強制的に占拠しておきたい。その後に美濃から観音寺→小谷を攻めれば、あとはさっきと同じようにしていけばいい。人材的に考えればこっちの方が楽か。(注意・鈴木家一家は険悪武将なので信長配下にならない点に注意)
 斎藤家(義竜)(美濃)……「さらばマムシ」で道三を殺すと戦力的なマイナスは少ないが、そうなると知略100超えの武将がいなくなってしまうので、あえて殺さない方向で行く。兵士こそ半分減ってしまうが、一年待てばすぐに回復するので問題ない。信長はどっちにしても処断をしなくてはいけなくなるし、一門衆には浅井家の面々も入るので、実質的な不足感はない。こっちの息子が頼りなさ過ぎる分だけ、彼らの存在は頼りになる。
 本願寺家(加賀・摂津)……本拠摂津に飛び地の加賀という二つの領土を持つ。この二つの領地をつなげるところからやってみる。覚えておいて欲しいのはその領土に見合うほどの家臣の数も質も所有していないことと、それ故に開発に時間がかかること。しかし人材の方は簡単にリカバリーはできる。人材開発をしないで最初は、三好にいる松永親子・足利将軍家にいる天海と晴明この4人を抜くことに専念。頼廉の知略は90なので推薦が来れば動いていいが失敗の可能性が高いと言うことも忘れずに。加賀の方は防衛拠点になるのでとにかく武士町を作るところからスタート。こっちの方は支城が建てられるので、条件がそろったら松永久秀を派遣して一夜城を建ててしまった方がいい。
 なので加賀からは動かず摂津から加賀を目指して進軍することになる。ので、食料生産を犠牲にして兵舎を造る必要がある。鉄砲に関しても後回し。最優先に「割符」を覚えておいた方がいい。(鉄砲鍛冶は鈴木家との交換で取れる)最初に攻めるの波多野だが、ここまで来るのに2年近くかかってしまうかも。その後は足利を牽制しつつ一夜城を建設して、頼廉に。(大宝寺の方は松永久秀に)兵士がある程度たまったら京都進攻。この後は浅井→朝倉の順で。
 足利将軍家(山城)……細川藤孝がいる段階で「群雄集結」よりは楽。とはいえ山城の国内上はかなり悪い。元々配置できるエリアの数が少ない。幸いにも政治力は比較的高いので(義輝も官位+家宝で73ある)内政に関しては比較的楽に終わる。PSPKでは最初から安倍晴明がいるので絶対に獲得しておくこと。家宝が多くあるし、すぐに姫が出てくるので忠誠の低さはどうにかなる。同様に天海も確保。天海の忠誠度は家宝で上げて置くこと。出来ればこの段階で筒井や浅井から人材をできるだけ多く抜いておきたい。ので、金銭不足を考えて最初は商人衆と提携。
 侵攻先は丹波。将軍は最初から25000以上の兵士を持つことができるので、将軍単独の軍でせめた方がいい。安倍晴明を入れておいた方が何かと楽だが、生命がいないときは天海で代用。この場合は義秋を置いていくことになる。丹波を落としたら今度は摂津をせめて僧侶一揆の危険性を軽減。この後は状況次第だが、斉藤が南近江に進出している場合は、共同作戦で室町御所をせめて来る可能性があるので、先に手をうって置く必要がある。そうでなければ堺攻め。人材不足の感じがしてなかなか研究がはかどらないが、確実に吸收さえしていけば、結果は確実に後からついてくる。長尾から騎馬の技術を仕入れまくって、最初に筒井を吸收。左近中心の軍隊を運用するのも手。
 三好家(河内和泉・阿波讃岐)……領地が阿波と摂津という離れている関係上。進攻の基準をどっちかに絞るべき。四国であるなら目の前の西伊予(村上武吉がいる)。本州であれば大和(島清興がいる)が最初に攻めるところになる。頼りになる戦闘屋がいないので、彼らを最初に仲間に引き込むのが最初の目的。その前に松永の忠誠度を上げておくのを忘れずに。戦力が整うまでは彼が戦闘の中心になる。技術は4つの学舎が建てられるが足軽を優先的に。
 四国ルートの場合は今治に毛利が進出してこないようにすることと、川之江に一夜城を建てて長宗我部から四国を制圧。本州ルートの場合は鈴木重秀(孫市)が元服する前に雑賀・鈴木を押さえる。三好と雑賀鈴木は相性が良いので、すぐに鉄砲技術の研究をさせることも可能。(四国ルートの場合は弓になる)戦闘屋が少ないだけに、兵の運用は基本的に一極集中型になる。
 毛利家(安芸)……PKになって一番の強さを誇るのはこの家。とにかく弓フルカスタム+「焙烙火矢」+「鉄甲船」さえあれば海戦に関しては右に出るものがいなくなるので、優先的に弓と水軍を鍛えておきたい。なので他の技術は同盟で獲得することになる。まず目指すのは技術を作るための資金か領地。幸いにも出雲には銀山が、周防には十分な土地があるため、それを最初に目指すのが適当。最初の段階で宇喜多直家を抜いておくとあとあと助かる。欲を言えば播磨でくすぶっている黒田職隆が浦上の招きでやってきてやってきてそれが抜ければ……
 長宗我部家(東土佐)……息子「元親」は前線指揮官として優秀なので、父親「国親」で進めるのがベスト。同盟は後々のことを考えて毛利と。東土佐は国人衆と水軍衆が大事なところを占拠しているので学舎を形成しづらい。ので、早い段階で西土佐を占領。そうすれば公家町の確保もできる。そこで改めて研究を開始。水軍衆と国人衆が邪魔なので進攻方向は時計回り。この間に三好が川之江に支城を建ててくれるのがベストの展開。(長宗我部家には築城Sがいない)建ててくれれば奪い取って元親を譜代に。このあたりになってくれれば「一領具足」獲得も現実味を帯びてくるはず。四国を統一したら南九州へ。島津を飲み込んでしまえば、鉄砲技術も確保できるのでリードを大幅に奪うことが出来るだろう。政治力の高い武将がいないので、南蛮技術は「苗刀」以外はオランダ→イギリスと優先的に追いかけたい。
 大友家(豊後・筑前筑後)……道雪はいるが高橋紹運(登場は1563年)がいない。しかも領地は分断されていてそこの領主である大内家とは同盟中。となるとやるべきことは立花山を軍事中心にして、府内館の方を内政中心にして技術開発は後回し。大友の最大限の強みは初期で港を二つ所有している点。うまく使えば南蛮技術を早い段階で手に入れることが可能。で、ある程度軍がそろったら領地をつなげればいい。ただし人材はかなり足りないので、龍造寺を飲み込みたい。
 龍造寺家(北肥前)……隣は大友の飛び地と水軍の有馬に弓の阿蘇。阿蘇は九州国人衆の本拠があるので最初に攻めるには不向き。だとすると有馬か大友の飛び地を先に攻めることになる。だが、龍造寺には戦上手は多い物の、内政や計略は「葉隠」鍋島直茂しか頼れる存在がいない。そのため内政はかなり遅れ気味になる。ようやく他の国と肩を並べることになるときは、少々差が付いてしまっているかも。
 技術に関しては初期の段階で足軽・騎馬・弓・鉄砲の各学舎がそろっている状態でどこから手を付けるのか迷ってしまうかもしれない。しかし騎馬と鉄砲はそれを生かすための施設を建てなければいけないので、足軽と弓からと言うことになる。ただ弓を生かせる面々が少ないので結局は足軽からということになる。少なくとも「三間槍」までは絶対に肥前にいるうちに習得しておくこと。
 攻めるとすれば足軽の技術を持っていない有馬からだが、どうしても大友に攻められてしまう。ので、いったん有馬に攻めていって大友が攻めてくるのを待つ。攻めてきたら大友を確実に全滅させるようにして、立花山の兵士を減らしておく。(念のために国人衆と提携を)そこで兵糧を回復させて、有馬をせめる。有馬の面々は政治力が高くおまけに水軍適性も相対的に高いので、金銭を多く詰んでも抜かれないようにしたい。その後は大友の飛び地を落として港を確保。これで南蛮貿易のある程度の遅れは取り戻せるはず。この後は国人衆の提携が生きている打ちに阿蘇を落とすか、城井谷を落とすかは状況次第だろう。足軽と鉄砲の組み合わせがちゃんとかみ合えば九州席巻は夢ではない。
 島津家(薩摩)……最南端・全国屈指レベルの家臣団。種子島家の二人を見つければ鉄砲は最後まで確定。という典型的初心者の大名家。おまけに全国屈指の統率力を持つ義弘、政治力の高い貴久、日新斉、義久という家臣団の質は全国でもトップクラス。単純ミスさえしなければ全国統一は楽になる。とりあえず先のことを考えて相良とは同盟延長。金山さえ探せれば収入はかなりあるので、金銭収入施設は3つで充分。ただし建てられる町並みは8しかないので、職人町は一つ。あとは農村と南蛮町をひとつ。内政をしている間に、奉行所向きの人材も見つけておいた方がいいだろう。一門衆ではない島津義虎が出てくれば彼が担当なのだが、相性が悪いので川上親子に入ってもらうのもいい。
 研究はひたすら鉄砲。といいたいところだが、先に「割符」優先。九州は兵糧が少なくなる傾向が強いので、どうしても商人から米を買うという状況が出てくる。さらに博多の商人衆と南九州をカバーする寺社衆と提携。一見すると仲が悪そうだが、南九州であれば全く問題がない。これで研究期間の短縮と季節毎金銭収入の増加が見込める。この状況で支城建設をやっておくと非常に楽になる。(譜代は義久に)
 進攻は大隅→日向→豊後の順。とはいえ兵糧が確実に足らなくなるので、大規模な国内改造は必至。人も当然足りなくなるので、抜かれるのを前提とした上で政治力が低くて相性の悪い武将をも登場しなければいけないだろう。同時に学舎も確保しなければならない。ので金銭経済力はかなり犠牲になる。(そのための商人衆との提携)「猿叫」の習得は戦力の充実が必須。種子島の二人+義弘、もしくは義久ではただでさえ足りない戦力が余計に足らなくなるという可能性も。(ただこの間に内政をしっかりすませておくというのならやってもかまわない)
 九州の東を制圧したら相良との同盟期間は過ぎているはず。この間に兵士をしっかり寡兵しておけば、相良に押し負けることは絶対にない。この段階で長宗我部と同盟(獲得できない足軽学舎関係のために)してもかまわない。さらに先の阿蘇家まで制圧できれば、九州といういつはほぼなったと言っていいだろう。
竜虎相撃つ
  1561年9月。武田の信濃進攻から端を発した上杉と武田の対立はピークに達していた。双方川中島に陣を取り抜き差しならない状態になっていた。信玄・謙信の取る選択肢一つで大きく情勢は動こうとしていた。
 北条家(相模伊豆・武蔵)……領地は武蔵と相模で町並みは20建てられるのをいかせば「総構え」取得は決して難しいことではない。ただし学舎は32までにとどめておいて、その後の領地拡張に合わせてスタイルを変えていけばいい。ただ戦術的に言うと今の北条家ではかなり苦しくなっている。松平(徳川)に下田を狙われやすいので、早い段階で興国寺に支城を建ててしまいたい。経済力はトップクラスなので、すぐに資金は貯まるし、氏康の築城適性がSなので一夜城の建設が可能。しかし、一夜城を生かす「政治」と「采配」の数値が80を超えているメンバーが配下にはいない。PS版であれば勝海舟(58年登場・初期搭乗地は阿波下総)が流れてくるか、里見から抜くのを待つしかないが、そうでない場合はいないと思う人がいるかもしれない。しかし一人だけこの条件に合う人物がいる。それは大名である氏康自身。なので、ここは家訓を氏政に譲って自身は興国寺の譜代に。(総構えは氏政でも取得可能)これで相模の防衛と、将来の今川・武田対策にもなる。
 進攻は目の前にある結城と行きたいところだが、里見と結んでいることが多いので、挟撃が怖い。むしろ先に里見を攻めてしまったほうがいいと思う。もちろん結城が援軍でやってくることがあるが、進軍途中で戦闘に持って行けるので、結果次第では結城城へ転進も可能。序盤の最終目標は関東制圧ではなく、武田吸収。イベントの関係上勘助と信繁はいないが、それでも人材的に考えれば絶対に欲しい。
 武田家(甲斐・信濃)……上杉と決着を付けましょうと幸隆は言うけれど、尾張統一と領地的状況が変わっていない以上はそう言うわけにはいかない。むしろイベントがすくに起きてしまうので、勘助と信繁を失うわけにはいかない。上杉の出鼻をくじくよりも太平洋側に足を伸ばしていって上杉の力との差を付けることが最優先。なので、イベント起こして二人を殺すこと(武田義信・飯富昌虎の二人。今川と同盟を切るとイベントが起きる。二人に関しては代わりがいるので問題はないのだが……)になっても、最初に進出するのは駿河。そこから北条を牽制しつつ三河を飲み込み、さらに返す刀で北条を潰しておきたい。
 松平家(三河遠江)……能力の高い部下がいるが勢力は小大名そのもの、このままではあっさりと飲まれてしまいそうだが、イベント起こすことでそれは回避できる。まずは清洲同盟。これで信長との長期の同盟関係となるので西を気にすることが無くなる。内政は信濃からの進攻を想定しておくだけで充分。最初に攻める浜松の方に目を向けておけばいい。落とした翌月の改名(松平→徳川)イベントで、名声が一気に上がるので民忠の上がりが少ないと言うこともなくなる。そのままの勢いを維持しつつ(忠勝の登場の後で)今川を滅ぼし、武田を牽制しつつ相模・武蔵に進出できれば、今度は武田を飲み込むことに専念が出来るはず。
 織田家(尾張)……初期四天王のうち秀吉と丹羽が配下になっている。残り二人もすぐに見つかるが、いかんせん初期家臣が増えた分金銭面の不足が目立つ。ので、「尾張統一」で使うような職人町を一つ増やすという手段が使えない。松平とは清洲同盟イベント、斎藤とは「稲葉山奪取」イベント(このときの選択は竹中さんを配下にくわえるというのがベスト)があるので、進行方向は相変わらず伊勢が先。後顧の憂いと取っておくなら日本武尊を抜いておくのも同じ。念のために斎藤家から小六(蜂須賀正勝)を抜ければ抜いておくのもいい。いずれにしても勢力拡大をしないとジリ貧になるのは確定的だと思った方が良い。名声については「岐阜改名」イベントで一気に上がるので問題なし。
 毛利家(安芸備後・周防長門)……領地が広くなったので「焙烙火矢」を狙えるようになってはいるものの、実際それを研究するとなるとかなりの時間がかかるので後回し。むしろ領地が広くなって武将が増えた割には開発時間が余計にかかってしまう感じがするので、研究が後手に回ることも。さらに下関にはこれでもかというぐらい大友が襲ってくるので、どうしても最初の侵攻までに時間がかかってしまう。
 できるだけ早い段階で商人衆と提携。(市の数を少なくして、その分を学舎に当てるのが目的)学舎は弓を24用意。運が良ければ早いうちに「三矢訓」イベントが起こるはず。なのでそれを生かすのであれば、弓を強化する方がいい。足軽の強化は長宗我部と同名を結ぶ形で強化。最低でも「胴丸」までは欲しいが無理が出来ないと判断したら「三間槍」まで。もちろんあとのことを考えて「足軽学舎」も取っておきたい。(なお下関は攻められる危険性が強いので高嶺城の兵士を常に送り込んで置く必要がある。)
 侵攻は尼子はなにがともあれ最優先。とにかく山口から下関に兵士を送り込める状態を作っておきたい。尼子を落としたら鹿之助は処断(嫌悪設定なので絶対には以下にならない)してアイテムを確保。おそらく開発はほとんど進んでいないので総力を傾ける形で、開発。この段階で弓を32。水軍を8。揃えておいた方がいい。この後は弓の強化次第。弓の強化がうまくいきそうな場合は九州進出。そうでない場合は浦上→赤松と押さえて官兵衛を確保。九州進出の場合は最初の目標は有馬家の面々を確保して一気に「焙烙火矢」獲得を目指す。なお最初に宇喜多直家を引きぬいて置くのと、国人衆との契約が切れないうちに支城を作って置くことを忘れずに。
 大友家(豊前・豊後・筑前筑後)……大内がいなくなった豊前を取って、領地がつながった。が、状況だけ見ればいいとは言えない。目の前には毛利がいて門司を虎視眈々と狙っている。人材的に見ればその毛利には若干劣る(特に政治力)、おまけに3カ国あっても学舎40を建てるスペースが乏しいなど問題もある。ここは、「国崩し」を後回しにして考える必要がある。
 ので、防衛のために城井谷にある兵士を最初に総て門司へ輸送。これである程度は防げる。同時に内政は出来るだけ早くすませるようにしておく。PS版であれば政治力120・知略96の菅原道真がいるので、確保は必須。(大友家の最大の知略は88)豊前方面は敵の侵攻の心配(一気の可能性はある)がないので、防御施設は考えなくてもいい。豊前は兵士供給としてなるべく多くの兵舎を建設。他の2カ国も兵士を貯めることを優先するような形を。金銭に困るようであれば博多商人衆と提携。(水軍衆とは消えるので注意)学舎は足軽と兵器を並立で。出来れば足軽重視。貿易も出来ればイギリスかイスパニアを選択したい。攻撃もそうだが防衛を考えるとどっちかは絶対に欲しい。技術は足軽優先。道雪・紹運を生かすとなると足軽の方がいい。
 ターゲットは同盟関係があるので、自然と龍造寺→有馬の順に。この順でいくと筑前・筑後がセーフティーゾーンとなるので武将を取られるということが無くなる。後はアイテムを生かして鍋島(万能なので譜代にすると主力になる)の忠誠度を上げたり、すればいい。同盟切れの直前に河野から水軍学舎・関船をもらっていくといい。あとは九州の西から制圧をしていけば、九州統一は簡単に終わるはず。毛利の行動には注意しておくこと。この間に水軍の研究(特に鉄甲船)が終わっていればベスト。焙烙火矢を覚えられていると本州上陸が難しくなる。
義弟離反
 1570年6月。義弟浅井長政が突如として信長を裏切る。背後には不仲になった15代将軍足利義昭の姿が。彼が将軍の力を使って作った包囲網は、織田家を存亡の危機に立たせるものであった。はたしてこのシナリオで最大勢力になった信長はこの窮地を脱することが出来るのか。
 上杉家(北越後・南越後・越中)……領地は過去最高だが、高知略持ちがいないという絶対的弱点を持つ。しかも上野は武田の物になっているので攻めづらい。となれば侵攻先は出羽しかない。ただ「長篠の戦い」シナリオのような緊急性は薄いので、いきなり学舎40をそろえるのは可能。政治力も中堅どころが多いのでそれほど苦労しないと思う。ので、柿崎・景勝・斉藤に研究を任せて自分は遠征へ。いくら謀略に長ける最上義光でも、謙信の部隊15000以上がおそってきたらかなうはずがない。そのまま港も落としてしまえば、頼りになる軍師が手に入る。後は蘆名か安藤かという選択に。直江が出てくるまでは4年。この間に何とか出来ればいいのだが……
 武田家(駿河・上野・甲斐・信濃)……長篠の戦いと同じく領地は駿河・上野・信濃・甲斐の4カ国。信玄も幸隆も健在。さらに昌幸も登場済みと武田家最強の布陣になっている。ただこれだけ領地が広いと開発するだけでも時間がかかってしまうのは問題。特に駿河は同時に寡兵も行っておかないと北条から攻められてしまう。ので、開発の優先順位は駿河→信濃→上野→甲斐の順。駿河に関しては初期は市の武士町以外は兵舎と牧場でもいいだろう。(この段階では一つだけ学舎用にしましたが)上三つの開発が終了するまでは、甲斐には勝頼一人をおいて寡兵させておくのがいいだろう。最初のターゲットは徳川。支城を建てて一気に兵士をため込んで北条を牽制しながら、攻め込みたい。徳川を吸収したら一気に尾張と美濃を吸収する。美濃は防衛拠点のため、尾張は福島正則・加藤清正(PSであればSP武将の源義経も)を確保するため。この段階で信長をとらえておいたら「処断」。これで織田家は一気に弱体化する。その後は北条と仲良くしつつ、上杉を討伐。謙信をこっちの陣営に取り込むのであれば家督を誰か(姫が一人いるのでそれを昌幸にあげておいてもいい)譲っておくこと。ただしその前に「風林火山」の取得をお忘れなく
 織田家(尾張・美濃・伊勢・南近江)……最大勢力を誇っている。人材は尾張勢&美濃組が中心となってその後に伊勢・旧六角組がいる。これに工夫をすれば最初から大幅なリードを奪うのは可能。しかしそれが出来ないとなると時間がかかってしまう。ついでに言え日本武尊(SP)はこの段階で寿命を迎えていて、多少足軽適性の方に難があるかもしれないが、蒲生氏郷がすぐに出てくるので問題はない。
 とにかくすぐに学舎を40用意できると言うのは大きいので、それを使った戦術をメインに考える。包囲網に囲まれている状態なので、一番危険な岩村(秀吉か光秀を譜代に)に尾張の兵力と鉄砲をすべて持っていく。美濃は弾幕結界にする必要が無いので、早めに兵糧地帯が作れるようにする。(いっそのこと美濃には金銭関係をおかなくてもいいかも)残りの3地域で学舎を用意。諸勢力との契約は、江上商人衆と延暦寺。貿易を後回しにしてもこの2勢力との契約はしたい。
 ただ契約をする前に包囲網の方が発動する可能性が大。なので、まずはその迎撃をする必要がある。信長は岩村で武田を迎撃。竹中さんと秀吉で浅井の迎撃をしてそのあと足利将軍家を迎撃。鳥羽港には霧山御所から兵士の輸送を。終わった後に観音寺の兵士が多少減るかもしれないが、それ以上に2勢力の兵士数が減っているので、問題なく開発はできるはず。伊勢以外の3箇所では確実に鉄砲製造ができる(伊勢は学舎を16置く必要があるのと、元々街並みが置ける数が少ないので、鍛冶場は作らないで兵士を貯めることに専念)はずなので、できるだけ多く溜め込んで置く。

 進行パターンは4通り。大和・信濃・飛騨・北近江。状況次第だが、北近江(市場建設地の大垣の安全地帯化)か信濃(金山+街並み10おける&武田の領地分断化)のどっちかがメイン。武田が徳川に手を出してくれているならば確実に信濃。そうでなければ北近江に手をだすのが一番だろう。鉄砲技術の研究要員は、光秀・蒲生氏郷(姫をやって一門衆に。この効果で鉄砲適性S)・抜ければ天海・もしくは丹羽(鉄砲適性上昇家宝は必須)で十分。竹中さんがいるので運が無いと言う状況さえなければ天海は確実に抜けるはず。(出来ればSP武将の晴明も抜いておきたい)

 足軽技術は徳川からもらっておいておけば、もしもの時の事態に備えることができるので積極的に交換していきたい。徳川が滅ぼされたら保険のために上杉と同盟しておけば武田対策にもなるので、比較的楽に進むだろう。とにかくいかに早く武田には表舞台から退場してもらうかと言うのを考えるシナリオ。
 毛利家(安芸備後・周防長門・出雲伯耆)
 致命的なマイナス点とすれば長男隆元がこの段階で鬼籍(63年死亡)に入っていること。なので「三矢訓」イベントは起きない。が、それ以外のメンバーは健在なので、取るべき戦術は前章と変わらない。しかし織田の猛威が迫っているので時間があまりない。まずは高嶺城の兵力総てを下関に運ぶ。大友はしょっちゅう攻めてくるので防衛のための兵力が確保できるまでは、高嶺→下関は確保。周防にある公家町は8面全面に配置が出来ないので移動。どうしても開発速度に無駄が出来るので、開発が終わったところから遅れている地域に武将をどんどん送り込むこと。港にいる武将も同じ。港の兵力を考えると「焙烙火矢」を覚えるまでに何回か攻められることを覚悟しておいた方がいい。
 学舎は経済力を犠牲にしても多く建ててしまった方がいい。目安は水軍32、弓24。相変わらず直接攻撃系の技術はどっかから確保することになる。長宗我部か龍造寺あたりがメインとなるだろう。
 侵攻先は浦上→赤松。浦上に関しては岡山城を取ったら無視してもいい。とにかく赤松の黒田親子が絶対に欲しい。特に官兵衛はこれからを考えると元就以上に重要な戦力になる。絶対に手放さないように。後は播磨を要塞化をして織田の進攻に備える→山名を攻め取り同じく要塞化→九州進出が一番現実的なルートだろう。貿易はそのためにイギリスを優先的に追っかけていきたい。とにかく研究の時間を抑えることが重要になってくる。
夢幻の如く
 1582年1月。包囲網を跳ね返し、首謀者義昭を将軍職から引きずり下ろした。後は天下に向かって一直線だが、そうは簡単にいかなかったりする。相次ぐ新参の部下の反乱に、遠征を任せた各武将の不調。そして自身による四国遠征。多忙を極める信長に、忍び寄る存在があった……
 真田家(信濃)……通称「反逆の真田家」。逃げるか、攻めるか。同盟関係を考えると攻めた方がいいのだが、そうなると相手は徳川しかない。とにかく防衛をしっかりやらなくてはいけないので、昌幸と幸村はひたすら駆け回ることになる。信幸に家督を譲って昌幸を動きやすくするか。初手で徳川・織田から有力武将が引き抜けなかったら即リセット。海津城は最初にいきなり兵士を輸送して0にしてもかまわない。その代わり譜代は信幸か昌幸に。幸村でもいいのだが、民忠をあげとかないとまずい。
群雄集結
 最近のコーエーのこのシリーズで付いてくるオールスター戦。今まで出てきた武将はもちろん、北条早雲・今川氏親・太田道灌・織田信秀などの戦国期の有名人も顔をそろえる。果たしてこのカオスな状況でどこが勝者になるのだろうか。(寿命制限なし)
 伊達家(陸前)……君主は政宗でメンバーもそのほとんどが政宗時代のメンバーということは、在野には3世代のメンバーを中心に結構な数の武将がいる。それをまかなえるだけの経済力もあるのだが、いかんせん周囲が佐竹・相馬・宇都宮・蘆名(同盟中)・最上・斯波と囲まれていて一つ潰してそこから領地拡大をしようとしても、共同作戦で攻められるというケースが多すぎる。
 考えられるパターンは二つ。この状況をあえて受け入れて東北を制圧していくパターン。もう一つは相馬を飲み込んでから、関東に進出して行くパターン。両方とも確実な収入源として金山があるので、どっちを選択してもかまわない。
 内政は商人街と南蛮町を生かすとすれば職人町はデフォルトの一つだけになりそう。小十郎には姫をやって一門衆(弓適性をS)に、鎧は政宗に。陸前一カ国の場合は経済力中心で行きたい。鉄砲研究をする関係上小十郎(片倉景綱)の息子である片倉重長(政治力は高くはないが鉄砲適性A)は見つけたおきたい。一門衆や政治力80を越えている家臣も見つかるので、ある程度の武将をみつけたら、しばらく停止すると言うことも必要かも。

 (東北制圧パターン)最初に斯波家を攻める。ここの最大の特徴は内政向けの土地が多いと言うこと。支城が二つ建てられ、町並みの置けるスペースは一気に侵略されることがない。技術と能力差で圧倒出来るだろう。制圧したら陸前との国境に市場建設。幸いにも築城適性Aがたくさんいるのでそれほど苦労はしないだろう。その間に学舎以外を整備。学舎はこの段階で32にしておくこと。それと岩出山上の左側にある武士町を鉄砲櫓で囲って防衛の拠点にしておきたい。
 次ぎに攻めるのは南部だが、その前に塩釜に攻められる可能性があるので防備と兵士の増強だけはしっかりしておきたい。運良く逐条的正常消火法を手に入れた場合は一夜城を建設しておくこと。譜代は成実と小十郎で。南部を落とした後は蠣崎→津軽→安東か安東→津軽→蠣崎の順。鉄砲研究が進んでいれば前者。築城Sがいるならば後者のルートで進めていけばいい。騎馬研究を犠牲にするので足軽に強いところとの同盟は必須。

 (関東制圧パターン)最初の目標は相馬家。金山・支城エリアが二つというのは大きな武器。さらに岩出山に近いというのもいいが、内政エリアはそれほど多くないので注意。騎馬がやっかいだし、佐竹と同盟を組んでいる機会が多いので準備をしっかりしておきたい。鉄砲隊の使い方が大きな鍵になるだろう。相馬を落とした後は基本的に斯波と同じ。ただし斯波と違ってこの段階で学舎を32にするのは経営に無理があるので、16にとどめておく。
 相馬を落としてしまえばその次の目標は自動的に佐竹。ここをちゃんと落とせれば人材的に一気に楽になるが、相性が悪いので忠誠度を上げきるまでは小高城でじっと待機。佐竹は結構学舎を多く建てているので、それを壊して鉄砲学舎に。状況によっては40にしてもかまわないが、城の近くにある関東国人衆がウザイと考えるなら鉄砲櫓の設置のために壊す必要性が出てくる。この後は転進して斯波をたたくのもいいし、里見→古河足利→太田→北条の順で関東を席巻してもいい。いずれにしても前線が拡大しやすいので、いろいろな対処法を想定しておくことが大事になる。
 佐竹家(常陸)……(PS版限定)いきなり徳川光圀(水戸黄門)と塚原卜伝がいるのが強み。これらを利用していきなり周辺国に対して大きくリードを奪うことが可能になっている。抜ければ平将門と北畠顕家(現実的言えば将門だけか)を抜いておくと良い。技術は内政よりも騎馬よりも足軽。城攻めメインでいった方が後から助かる。金砕棒と草鞋を確保したら、相馬家へ。実は相馬と佐竹というのは相性がいいので、そのため人員の確保も非常に楽になる。(ただし里見と伊達には攻められる可能性があるが、里見方面に関しては国人衆が止めてくれるし、伊達の方は距離が離れすぎているためまとめては来ない)
 相馬家を飲み込んだら支城建設。適性Aの北畠顕家(SP武将)がいるはずなので、彼に任せればいい。その後は伊達攻略。ここを押しつぶしたら政宗・小十郎には嫁を。後の面々は小高城に送ってしまえば抜かれる心配がない。後は東北を徐々に攻略していけばいい。出来れば築城適性上昇家宝をどんどん確保できればいいのだが。
 北条家(相模伊豆)……君主は氏康ではなく戦国時代の代表人物である北条早雲。総合能力1位、政治120、知略110、内政・計略Sで、家宝次第では前線でも研究でも中心人物になれるほどの逸材。彼を中心として展開されるので、このシナリオの中では一番クリアーしやすいかも。だからといって内政学舎中心にしてしまうと、後々大きなハンデになりやすいので足軽を中心に研究。PSPK版であれば早雲に足軽適性上昇家宝を与えると研究は最後まで確定になるのだが、伊東一刀斎の政治力が9しかないので、最初の内は「胴丸」までにとどめておいておく。早雲はとにかく人材抜きに専念。内部の開発の中心は氏政が中心。氏康は国内探索と商人衆との提携。さらにはそれによって出来た余裕で一夜城建設などとにかく内政以外の仕事が多い。人材に関してはちゃんとしないと家康に抜かれまくるので、フォローが必要。(ただしこれを利用して能力不足の家臣を押しつけるという手もあり)
 2年ぐらいすれば「胴丸」の研究が完了して兵士も20000人以上はいるはず。武田に横取りされる前に出陣。太田道灌は強敵だが、技術差でどうにかなるはず。武田のハイエナだけには注意しておくこと。落としたら道灌・三楽斎(築城適性アップにしてSにしておく)を一門衆に。これで築城Sが3人そろう。が、太田道灌の足軽適性はSなのでどちらかといえば足軽の研究に専念させたい。次のターゲットは今川か武田。武田を先にやる場合は今川との同盟は延長。人材を確保したいのであれば今川が優先。氏親・義元親子と雪斎・信虎の確保が優先。となる。今川を攻略したら今川親子を一門衆にして、雪斎に支城を。このあとは織田の援軍を警戒しつつ徳川を潰して、家康をはじめとした優秀な武将を手に入れたら、武田→真田の順で押さえる。人材不足はこの段階で確実に解消するので、研究したい分野を進めていくことが可能になる。(ただし騎馬の研究だけはしなくてもいいだろう)
 このあとは関東を押さえるか、上杉を押さえるか。いずれにしても織田が伸張しやすい。包囲網を組まれたときには大軍でおそわれる可能性があるので、武官を一人おいた上で、弾幕結界を準備にしておくのもいい。技術もそうだが貿易は常に続けるようにしておくこと。
 武田家(甲斐)……領地が甲斐しかない上に信濃の真田家とは同盟をしているので、進行方向は武蔵か駿河。武将の質を考えると発展性は若干薄いが駿河を狙った方がいい。とにかく軍を集中させたいので経済関係と人事は最低限、残りを軍備に当てて、職人町は廃棄という感じの思い切った戦術が必要。駿河を取ってしまえば、あとは北条を牽制して三河を取るだけ。勘助に一夜城を作らせて兵士数の確保もしっかりしておくと後が楽。
 今川家(駿河)……当主は先々代の氏親。数値だけ見るとなかなか優秀な君主だが、適性は内政S以外はいまいちぱっとしない。部下の能力も優秀なのも多いのになんだか負け気分になってしまうのは、北条・武田・徳川に囲まれてしまっているのが原因。さらに武田と真田、徳川と織田、今川と北条という関係も混戦に影を落としている。なので、いくつかの段階を踏む必要が出てくる。推奨は今川家プレーではほぼおなじみになっている家康への代替わり。姫は二人いるので大丈夫。内政は金山が二つ出てくるので武士町は3(ただしそのうち一つは周辺3マスになるところに配置して、商館と奉行所を設置するので実質は二つ)で充分。その分学舎の方を多めに配置。雪斎がいるので各種の助言にははずれが少ないのも救いの一つ。北条と同盟を結んでいるのでこれを最大限に利用することも忘れずに(延長は2回は最低でもする)
 侵攻先は先に徳川。ただしただ攻めただけでは援軍を招き入れてしまう上に、織田まででやってきてしまう可能性が。なので、研究は金砕棒を最初に。これを元手に北条と「草鞋」の技術交換。(金銭でもいい)。これが出来たらあとは徳川が織田が動く(伊勢攻め)のを待つだけ。織田単独で動くと苦戦の可能性があるが、一緒に出撃もしくは徳川主導で動いた場合はチャンス。一気に攻め込んでしまって浜松を落とす。このとき出来れば徳川の援軍も浜松に入れてしまうこと。浜松を落としてしまえば、けが人の回復を待って大軍で三河を占拠。家康・忠勝の優先獲得はもちろんだが、酒井忠次・石川数正も獲得も優先的に。彼らの弓適性はAなので、この段階でようやく「与一の弓」取得が可能になる。(ただし「竹束」以外の弓技術の研究をしておくこと)。
 徳川を取ったら長い引きこもり生活(私の場合は約4年)の始まり。人材を出来るだけ抜かれないようにしながら、三河は要塞化。学舎をさらに16弓学舎に作り直して「黒鉄弓」までを習得。(この間に北条から「灰吹法」「二期作」を交換で手に入れること)その後は壊して「足軽学舎」に。信玄の騎馬戦術の対策として「三間槍」「当世具足」「十文字槍」を研究。貿易はひたすらイギリス。このため特産物に種類は大量生産体制にしておくことが望ましい。もちろん高天神に城を建設。(このため金がいくらあって足りないという状態になる)研究と貿易で「長弓」までの獲得が終わったら。武田進攻。状況によっては無謀な戦いになるが、これ以前に一回でも駿河に進攻されていれば兵士数はこっちの方が圧倒的に有利(民忠6の三回寡兵法使用)になるはず。苦戦はまぬれないが徳川の軍と今川の弓があわさったこっちが負けることはない。ついでにこの段階で真田の援軍を潰しておくと真田攻めが楽になる。
 武田を滅ぼしたら、武田の面々は獲得即で駿河送り。北条からの引き抜きがないので安心して有力家臣団の忠誠度を上げることが出来る。(ただし勘助だけは優先的に100にしておくこと→この段階で唯一の築城適性Sなので)その後は真田も同じ手段で。幸村・昌幸を部下にしたこの段階で家督を家康に。(この前に家康に家督を譲って大失敗→この二人と幸昌は家康に対する嫌悪武将なので、配下にならない)この後に家臣の再配置と譜代化、信濃の要塞化などをやっておけば上杉・織田・太田・長野・斉藤などによる包囲網も大丈夫だろう。
 徳川家(三河遠江)……東海・中部は基本的に連合での戦いをしいられる。武田&真田、今川&北条、徳川&織田、織田&斉藤という組み合わせになる。徳川が警戒しなくてはいけないのは織田が絡まない二つの勢力。真田・武田・今川・北条の4勢力ということになり、特に北条と今川の連合軍を相手にしなくてはいけないというつらい状況が待っている。救いなのは初期の段階では武田を相手にする必要が無いぐらいか。
 とはいえ、最初に相手にするのは今川以外無いので、それなりの対策が必要になってくる。パターンとすれば学舎の数を16にするか24にするかで最初の内政方針が大きく変わってくること。金山もあるので学舎24パターンでも問題はない。徳川の武器は人材の豊富さ。特に政治面・内政適性の面においては秀忠・家光を含め優秀な部下が揃っている。これを利用しない手はない。最初に直政に姫を上げて一門衆+築城Sに。元々采配が高い上に、家宝で強化しているので主力としての起用も考えての処置。ついでに城Sにしておけば一夜城建設が可能になるのも大きい。

 (学舎16パターン)研究の順番は「金砕棒」→「灰吹法」→「二期作」→「三間槍」の順。資金面に問題が無いパターンなのですんなりと行けるはず。「胴丸」を覚えているので足軽の防御面で優位に立てるのも大きい。しかしこのパターンだと信玄に横取りされる可能性が出てくるととたんにもろくなるという欠点も併せ持つ。しかし研究資金に問題が無いのは大きい。

 (学舎24パターン)研究の順番は「金砕棒」→「灰吹法」→「二期作」→「当世具足」→「三間槍」の順。資金の一部を金山に頼るのでどうしても契約を商人衆に頼りがちになりそうになるのだが、南蛮貿易を遅らせても寺社衆と結ぶ方がいい。期間が減ればそれだけ名声を早く上げることが可能。(そのため三間槍の研究を後にしている)

 どっちのパターンでもやはり飛び道具の威力という点では頭をかかえるかもしれないので、織田から鉄砲関連の技術を獲得しておくことが必須となる(「鉄砲鍛冶」「鉄砲櫓」は必須。自己開発も可能だが時間がかかる)。その時はいくらこっちが不利になるようなものでも渡さざるおえないかもしれないという覚悟が必要だろう。もっとも「灰吹法」は織田が早い段階で手に入れようとしても、その効果は発揮できるのは後になるので、交換材料として使えるという点を頭にいれておけばいい。「散弾」か「連式銃」を確保できるのであれば安い買い物だと思う。なので南蛮貿易をイスパニアにしぼるという手も有効。

 攻略順は今川→北条→武田の順。今川と北条の抵抗が怖いと感じるのであれば一回わざと攻めさせるという手も有効。その時に今川の軍勢をある程度押さえておいて、その後に攻め込めば被害もある程度は抑えることが出来る。だが、武田のハイエナがくるかもしれないし北条は確実に援軍に来るので、下手すると浜松港に集めた兵士をすべて持っていく事になるかもしれない。今川を滅ぼしたら氏親・義元・雪斎・信虎の4人だけを配下にして、氏親と義元に嫁をあげて一門衆に。さらに雪斎と信虎は家宝を回す形で忠誠度をできるだけ高くすれば信玄・早雲の横槍はない。(家康の馬と忠勝の馬をそれぞれ渡せば問題はないだろう)あとは北条を制圧して、相模で足軽ランクSの横槍を研究。(この段階で家康・氏康・雪斎の高政治力足軽Sが揃う。運が良ければ早雲もSになっていることも)研究終了を待ってから武田侵攻。ただ経験上から言えばかなりギリギリの戦いになるので、出来れば「苗刀」の確保をしておきたい。その後は真田でもいいし大田でもいいが、幸村と昌幸は嫌悪武将設定なので、真田家を滅ぼしたぐらいでは配下にならないので注意しておくこと。(幸隆は嫌悪設定ではない)
 織田家(尾張)……イベントがないだけ楽と思われがちだが、他のトップクラスの大名家と比べるとかなり引けを取る。知略のトップが信長(96)なのはいいとしても、次は80代の一益。という典型的な知略不足。さらに政治力も村井・丹羽・信長・蘭丸・信忠を除くと在野を含めてそれほどの武将はなし。かえって隣の徳川家の武将の誰かが欲しくなるような感じ。それゆえに侵攻は多少遅れると覚悟しておいた方がいい。ただし、北と東は同盟を結んでいるので、いきなり出陣というてもありといえばありだが。
 内政方針はとにかく金銭不足を避けるので、商人衆の提携を模索しながら、市を優先にして置く。(基本的な4−4−2か4−3−1−2で)人材も当然探しに入るが、頼りになるのが少ないのである程度数を集めたら一旦打ち切るということも考えなくてはいけない。技術は鉄砲鍛冶→足軽の4種→鉄砲の早合の順。出来れば金砕棒は交換で入手して、胴丸と三間槍だけを研究。その頃には伊勢の侵攻準備はほぼ完了しているので、伊勢に侵攻。伊勢北畠家を落としたら北畠家の面々は尾張に移動。伊勢にいる段階で信長を使わないで一気に「元込銃」を研究。研究の間に大和侵攻と南蛮貿易(イスパニアメイン)を開始。大和を取った段階でもまだ高能力武将の数は少ないかもしれない。
 ただこのあたりになると斉藤との同盟が切れるはずなので、準備はしておくこと。同盟切れ即美濃攻め(たいてい斉藤家は南近江を攻めている)をして、その後は弾幕結界を作るか、大垣に一夜城を作った上での穀倉地帯作成。そして状況を見つつ、浅井を攻めるか斉藤を引き続き攻めるかを見ていけばいいだろう。

 斉藤を攻めるまでは確実に兵糧不足に陥るので進行速度はかなり遅い。しかしそこを乗り切りさえすれば羽柴・足利・斉藤・三好の人材アタックだけを気にするだけでいいので、そこまででどう乗り切るかが勝負。羽柴を落としさえすれば足軽技術の開発も大きく進むはずだし、丹羽長秀に姫をやれば鉄砲Sが誕生する。歩いてい度が過ぎるまではいろいろと考えなくてはいけないが、そこを過ぎさえすれば防衛地帯を気にするだけで充分だろう。
 斉藤家(美濃)……道三と義竜がいるのだが、それ以外の面々は一鉄以外頼りない。(ほとんどの部下が羽柴に取られているため)ただし在野には強力な内政屋が(足立重信。PK追加武将の中では政治力は最高の89。内政S築城A)一人いるので確保しておくこと。
 美濃の最大の武器は水田が多く建てられること。弾幕結界ばかり注目が集まるが穀倉地帯としての顔を持つ。金山・銀山はないのでその力は半減という感じになってしまうのだが、これは強力な武器になる。
 浅井・織田・筒井と結んでいるので、進行方向は飛騨・信濃・南近江の3つに絞られる。飛騨は金山と銀山があるので魅力的に映るかもしれないが、飛騨の人員はお世辞にも言い連中がいないのでスルー。信濃は攻めるだけでもリスクが大きすぎる。となると最初の侵攻先は南近江の六角家。浅井と共同戦線を張れば簡単に落とせる。六角を潰したら蒲生氏郷に姫をあげて一門衆に。その後は大垣に一夜城を建設して氏郷を譜代に。
 この後は京都を攻めて(この間に浅井と筒井との同盟は延長をしておくこと)足利将軍家を配下に。南近江に移動させておけば抜かれることはない。最大の相手となる羽柴に対しては研究をしっかりしておいてからあたりたい。羽柴を下せばその後は織田か浅井。とにかく縦長になっている状況になるので筒井だけとは同盟を2期延長した方が良いだろう。(織田は延長を考えなくていい)
 本願寺家(加賀)……能力の高い武将は多いものの、それに見合う国土(加賀のみ)と、戦闘に出せる人数が足らないのが難点。内政はとにかく金山を見つけた方がいい。あるとないのでは大違い。本国が加賀しかないのでとにかくどんどん周辺国を固めていくやり方で。上杉が怖いので越中を取った後は出来るだけ早い段階で越後方面に対する要塞化を。その後は能登を落として、食料と経済力を確保。(輪島は上杉の動向次第)その後は兵士を加賀へ輸送して、浅井の援軍ごと朝倉をたたくこれでもまだ相対的な人材不足は解消できたわけではないので、相性が悪くとも来た瞬間に採用したり、また有望な武将に対してはアイテムや支城を活用すること。ただ流石に政治力81の大熊さんが流れてきたときにはびくった。
 足利将軍家(山城)……細川家がいなくなってしまった(明智家の配下になって阿波讃岐にいる)が、在野に天海と林羅山などの高知略持ち(PS2なら安倍晴明も)がいるので問題なし。これらをつなぎ止めるための家宝もあるので大丈夫。とりあえずは京都から早めに出ることが重要。ただし今回は摂津にいる羽柴家は強敵なので、早い段階で友好関係を結んでおきたいが……
 三好家(河内和泉)……有力大名家の中では一番条件が悪い。初期町並み7の上に、国土の中に堺商人衆がいるという状態からスタート。水軍衆と手を結んではいるが、商人衆と結んでおかないと全く意味がない。ので、人材確保は急務。とにかく松永を堺港に派遣しておくことが先決。もちろん本人が抜かれないように一門衆から、茶器を回収した置くのも忘れずに。出来れば官兵衛・呂宋・晴明を抜いておきたい(出来れば筒井から多くの人材を抜き取っておきたい)。秀吉とは同盟。一門衆が人質になるが弟以外は出しても大丈夫。なるべく最初の内にやっておくこと。
 とにかく狭いので学舎はワンスペースしか建てられない上に、食糧の問題はつきまという。ので足軽技術を研究しながら、「割符」と「鉄砲櫓」の習得は必須。その後の足軽の研究もしておくこと。このために官兵衛は欲しい。以上4つの研究が終わったら進攻開始。(金銭も絶対に不足するので商人衆とのの提携は必須)目標は大和の筒井。ここを取らないとあとがなくなるため、「苗刀」を事前に取っておくのもいい。獲得したらある程度金銭を犠牲にしても食糧の確保はしておきたい。

 このあとは織田・徳川次第。織田が伊勢を取っていたら、次の侵攻先は伊勢になる。となると次の研究は足軽分野ということになるので「三間槍」「胴丸」の研究をすませてからいくといいが、霧山御所の兵士数が少なければ、研究は後回しでもいい。鈴木がアシスト(鳥羽港を攻め落とす)してくれれば徳川の到着も遅れるので、何とか落とせると思う。その間に山城からの進攻をガードするために櫓の設置もしておけばいい。
 その次は尾張進攻。松永がいるので一夜条件説が出来るので兵士はすぐにたまる。尾張を獲得すれば戦闘力不足も政治力武将不足も一気に解消する。あとは斉藤を牽制しつつ雑賀鈴木→徳川→今川→真田→斉藤の順で倒す。防衛力がないので包囲網が来たいときには大きな不安があるが、この段階まで来れば押し返すことも出来るはず。研究分野も、足軽・弓・鉄砲・水軍・築城・内政のスペシャリストがそろうので、問題はないはず。南蛮技術はオランダ→イスパニアかイギリスという感じにを追っかけていくのがいいだろう。

 徳川の場合はやや骨が折れるかもしれない。尾張からの援軍が強烈すぎるので何も出来ないまま敗退という可能性がある。ので、先に紀伊から攻める。幸いにも雑賀鈴木とは相性がいいので、即戦力として投入が出来るのも強み。これを利用して「鉄砲学舎」「鉄砲鍛冶」「早合」までを開発。そのため紀伊を後方生産国にしてもいいだろう。水田もあるし。その後伊勢に進攻。出来ればこの段階で織田との提携がうまく切れればいいのだが……

 北畠が残っている場合は一番つらいかもしれない。取った瞬間織田と徳川のターゲットになるので、防衛の方に時間がさかれるかも。相手の弱体化を誘うのであれば織田に来てもらうのが一番。
 尼子家(出雲伯耆)……当主経久は知略109の鬼で能力も優秀だが、それ以外の面々がやや頼りない。ドMこと山中幸盛とて政治力の観点から言えば使い物にならないし、どちらかといえば戦術のための枠として考えた方がよさそうな感じ。ただし他を圧倒する経済力と港があるので考えようによってはライバルを足蹴することは可能。まずは内政をしながら毛利と同盟。宇喜多とは相性がいいので、先に滅ぼしておく。その場合は山名が危険かもしれないが、ちゃんと迎え撃てれば問題はない。毛利との最大の違いは足軽技術が開発可能なところ。そこをうまく利用して弓技術か水軍技術を確保したい。宇喜多を倒してしまえば、あとは山名か毛利を滅ぼす。その後にもう一方を侵略すれば、後は羽柴まで一直線。(このときは運が良く明智の面々がこっちに来てくれたのでかなりの大所帯に)
 長宗我部家(東土佐)……人材を見ればわかるが、使えるメンバーはいるが飛び抜けて強いと言うメンバーは元親一人。しかも国内には四国国人衆と土佐水軍衆と言う二つの諸勢力の本拠がありその分開発の地域は少なくなっている。しかも変に手を出すとこっちの体力がすり減ってしまう。ので、この二つの勢力とはあまり関わりたくない方向で進んいくのがベストだろう。

 幸いにもお隣の一条家はこのシナリオでは最弱クラス。河野家が襲ってくる心配があるが、全軍に近い形で持っていっても問題はない。ので、とりあえずは内政。建設範囲の広い室戸港はすべて市。バランスを考えるとやはり金銭>食料と図式の方がいい。学舎は13建設。これは西土佐で学舎を作ろうとしてもひとつの区画に7つしか並ばないのでそのための処置。提携は商人衆と。明智と同盟を結んでいる間に鉄砲関連(特に鉄砲学舎)を獲得するために金銭を多くとるのは必須。三間槍を研究している間に西土佐を制圧。流石に元親一人では無理だが、他のメンバーが凡将でも問題はない。(ただし先のことを考えるのであれば吉岡(知略S)は必須)西土佐を制圧すれば次の港は全軍をつぎ込める。ここも同じパターンでいっても問題はない。あとは西園寺→河野→同盟が切れたら明智の順に飲み込んでいけば、戦力もかなり整う。四国を統一出来ればあとは、毛利か島津のどちらかを先に飲み込むのかという相談になってくる。水軍の充実を考えた方がいいので毛利を先にした方がいいとはおもうのだが。
 大友家(豊後)……道雪・紹運・宗茂と戦闘のメンバーが強力なのだが、知略(90以上)のあるメンバーがおらずねさらに支配地域が一つしかないのは致命的。さらに食糧難の問題が待ち受ける。食糧難の問題は畑を多く建てることで解決は出来るのだが、そうなると軍備増強と経済力を犠牲にしなくてはいけない。なので、基本的に取る政策は占領地は農業を中心にとなる。足軽適性の高さを生かして技術研究は兵器と足軽をメインに.。苦労はするが大筒さえ取れてしまえば、あとは何とかなる。取られやすい佐伯港をいかにしてガードできるかが鍵。阿蘇との同盟をうまく活用したい。(阿蘇との同盟はそれでいいが、河野との同盟は邪魔になってしまう)。南蛮技術はポルトガルとオランダ(「携行食」)メインで。
 龍造寺家(北肥前)……中興の祖である祖父「家兼」がいる上に鍋島親子(ただし息子は人材探索発見)がいるので、他のシナリオで感じるような政治力武将がいないことによる内政の遅れは感じない。ただ周りを柴田・阿蘇・有馬に囲まれているので、相手を決めるのがつらい。そこで最初にいつも通りに三間槍まで研究。その柴田と同盟を結んで、有馬狙い。狙いは水軍に明るい連中がそろっている有馬・松浦の面々と港。それに南蛮町があるというのも強い。有馬を落としたら、阿蘇攻めの兵士をためつつ、内政学舎→水軍学舎→割符→関船の順番で研究。南蛮貿易はオランダ優先。この間に阿蘇攻めの下地(九州国人衆と提携)を整えておいて、割り符の研究が完成したら阿蘇攻めを開始。
 資金と兵糧がとにかく足らなくなるので、博多商人衆と提携は必須。なので本格的な研究は南九州のどっかが入った段階で始めてもいい。
 柴田家(筑前筑後)……ニコニコでやっていたシナリオ4河野のように「鼓舞」持ちが神に見えてくる大名家。騎馬隊特化型過ぎて、計略要員がいないというすごい状態。おまけに脳筋軍団だが、PS版であれば1560年に菅原道真(政治120・知略96)が出てくるので心配がない。ただ菅原道真も計略適性に関しては何にも持っていないので、本当に運だのみという状況。なので基本的に内政は時間がかかる。鼓舞持ち武将が来たときは最優先で配下にくわえるなどの処置が必要。最初に進攻するのは大内家。龍造寺家でも良いけれど、高知略の鍋島直茂には対抗が出来ない。
 島津家(薩摩)……一門衆がいて、種子島一家が在野にいるということはこの段階で鉄砲コンプは確定。武将の質が「尾張統一」よりも上がっているので、九州統一はさらに楽。しかも大友家も豊前一カ国なので武将の質も上げやすい。基本は「尾張統一」と一緒。研究はずっと南九州でやれば問題がないし、資金も博多商人衆さえいれば問題がない。だとすると問題はやはり食糧不足。早いうちに二期作をゲットしておくか、オランダに張り付いておくか。ただ貿易を考えるとイスパニアに張り付きたいし、早いうちは二期作といっても効果があまり高くない。(九州統一当たりでようやく少し効果が出るぐらい)。なので、畑や漁戸の大量生産で対抗するしかない。
応仁大転封
 応仁の乱の時、死を覚悟した二人(山名宗全・細川勝元)の二人が和解をし、新たに戦を起こさないように武将の再配置をしたという仮想シナリオ。なので、初期位置が大きく変わっているのが特徴だが……(ちなみに歴史イベントは起きません)スタートは尾張統一と同じ1555年5月。別名「武田が全く自重しないシナリオ」。どの大名家で始めても武田の凶悪さだけが目立つ。
 大友家(西陸奥・東陸奥)……一言で言えば人材的にましになった南部家。ということは同時に「やってくる人材の少なさに泣かされる」ことだけは確実。救いは南部家に比べて人材の数は多いのだが、いかんせん政治力の高い武将が少ないのは相変わらず。周辺には安東・雑賀鈴木・島津がいるのでそのあたりも考えなくてはいけない。
 内政じたいは数が多く入る分南部家よりは早く終る。この段階で「大筒」をとってしまってもいいだろう。(ただしタイミング的に考えるのであれば安東家を取った段階で研究開始できた方がいい)しかし先に「金砕棒」と「草鞋」は確保しておくこと。同盟は水軍学舎が欲しいので、毛利か三好か有馬。水軍学舎は無理でも最低限、関船あたりは確保しておきたい。
 相対的な人材不足を補うのにはやはり、周辺国に攻め入って人材を確保するというのが一番。なので最初のターゲットは安東家。雑賀鈴木でのいいのだが、そっちは孫市が現れるまでに滅ぼせばいいので、先に安東家を潰しておく。安東家を潰したら、次は雑賀鈴木。孫市が現れたらせっかく獲得した戦力がとられてしまう可能性が高い。その前に潰して逆に孫市を確保して、軍師の質をわずかでも上げておきたい。その後は斯波→島津と攻めこんで鉄砲・内政の面での研究要員確保。今川にとられるまでに最上を吸收しておけば、後は足軽適性の強化を考えるだけに集中できるだろう。とにかく道雪だけが頼りになる序盤さえ切り抜ければ、武田に対向出来る手段をどう確保するかに焦点がは映るのだが……
 毛利家(相模)……北条家の地盤を受けづいたのはやはり水軍の強さからなのだろうが、それに見合うだけの家臣団の潜在能力のなさが泣き所。特に隣が本願寺家なだけに、変に民忠を減らすと鉄砲隊による一揆を起こされる可能性も。しかも国土が広いので鎮圧に時間が軽上に、配下に築城Sがいないので大きな泣き所になる可能性も。幸いにもPS版には築上AのSP武将「北条時宗」がいる(ただし相性は最悪)ので、彼を先に囲っておくことである程度事を有利に進めいたい。
 最初のターゲットはその本願寺。領土が広いわりには家臣団の少なさが目立つのでそこをうまく付きたいのだが、いかんせん毛利家には足軽学舎関係がない。そこで長宗我部と同盟。家臣を一人やることにはなるがこればっかしは仕方ない。狙いは「金砕棒」「草鞋」「足軽学舎」の3つ。足軽学舎は無理かもしれないが、最低限でも前二つはもらっておくこと。こっちはこっちで弓を中心に研究を進めて行く。(水軍系は序盤は必要が無い)寺社町の建設をして、総力が来る準備も進めておくこと。(このときは運が良くて、足軽適性上昇家宝×2、築上適性上昇家宝×1を入手。この状態になったらほとんど勝ったと同じ状態に)
 ただ侵攻開始はかなり遅めになる。本願寺が下田に攻めてくることが多いので、それを防ぐための仕掛けが必要になる。兵士を移動したり櫓を建設したりするために少々時間がとられてしまう。それが終わったらようやく侵攻開始。(足軽と草鞋の授与が終わっていればなおさらいい)こうなれば元就の出番。鉄砲隊に気をつける必要はあるが、「同討」を止められるのは半蔵と正信ぐらいなので、一回決まってしまえば比較的早く落ちるはず。三好の横槍も攻め取った後に改めて出陣しても問題はなし。あとは三好の動向に気をつけつつ、三河も奪取して本願寺の勢力と武将を掌握する。(ただ武将については徳川系とは相性が悪いし、相性のいい本願寺系でも気をつけないと三好にとられてしまうので注意)。完全に吸収出来ればあとは足軽か弓かの選択。どっちも出来る限り伸ばしつつ、伊達を狙っておわりに侵攻。信長初期四天王をうまく確保出来れば、後は三好・今川を牽制しつつの展開に持ち込むだけ。今川の方が弓を先に伸ばしてくるので、弓対策だけはしっかりしておいた方がいいかも。最悪のケースは三好=今川間での同盟。このケースの場合は三好攻めは甲斐止まりにした方(出来ればば松永久秀を確保→配下に)がいい。その後の最高の展開は美濃攻めの真っ最中に武田が来て一網打尽にして大幅リード(特に知略面。この段階で100を超えているのが4人いればもっといい)を奪うと言う手段だが……
 今川家(南越後・北越後)……周りを強豪に囲まれることがなくなったのでCPUにやらせると一気に勢力を伸ばす勢力に。ただ実際にプレーをしてみると、かなり苦労を要する勢力だというのがわかる。戦闘屋の不足もそうだが、それ以上に内政官の不足に大きく泣かされることになる。貿易の方は港があるし、北越後の名産が金なので問題はなしなのは大きいのだが。
 内政面は経済の源である金山4,銀山2のおかげで苦労はしないですむ(ただし探索による発見が必要だが)。ので、最初から弓学舎32を建設しても問題はない。また上杉のように牧場でスペースを取られることもないので、南越後には門前町を建設してもかまわない。また一カ国を取る分程度なら食糧は確保できているので、食糧確保は後回しでもいいだろう。とすると主要な内政は兵士確保と学舎と経済力が優先的になる。研究は弓と言いたいところだが、足軽の方が当然優先順位が高め。胴丸までは足軽中心で言った方がいい。
 長野は三好と蘆名は島津と同盟を結ぶことが多いので、最初にどっちかをターゲットにしている場合は最初にバックにいる連中と同盟を結んでおくこと。同時に引き抜き対策にもなるので多少質の高い武将を人質に取られてもやっておくべき。当然最初のターゲットは同盟を結ばせなかった方になる。引き抜き対策で最上でもいいが、最上義光が出てくるのは1561年なので、それまでに攻略という感じでいった方がいい。とにかく人員の偏りがものすごいので、人材確保を優先的にしたい。姫は元信と酒井にやるのがベストだろう。(どっちに誰をやるかは伸ばしたい技術次第)
 三好家(甲斐・信濃)……武田家の所領を受け継ぎ、メンバーの数は22人。しかも在野には数人隠れていると人材面で文句なしといいたいところだが、能力のある人物はまばら。しかも港無いのに水軍学舎持ちと言う武田(あっちは港があるのに水軍が得意なのがいない)と同じ矛盾を抱えている。とはいえ足軽学舎があるので、とにかくそっちの方を確保するのが先だろう。後々を考えると今川と同盟をして、他の勢力の伸長を妨害してもらうのがいい。その代わり技術関してはあまり期待が出来ないので、徳川家臣が丸取りできる本願寺を攻めたい。
 まずは今川と同盟。これで海津に兵士1で一夜城が建設できる。建設出来る状態になるまでに信濃で金山を発見できるのが理想的。そのためには松永久秀と長慶自身は信濃に移動して残りの面々で甲斐の内政を担当する。信濃の人材をフル活用出来れば多少時間がかかるが他の大名家からアドバンテージを奪うことも可能。学舎は上にも書いたが足軽優先。今川から弓技術を行くつか獲得しておきたい。
 本願寺そのものはそれほど人材の数がいないので攻めやすいのだが、タイミング的には57年を超えてしまう可能性が強い。となると、本多正信と服部正成が出てくる可能性があるので、計略の方は通りにくい。さらに本願寺の面々が足軽適性が高い連中ばかりなので、そっちの方で求められる可能性が。なので、せめて駿河ぐらいは56年のうちに攻めとっておきたい。
 三河を攻め取った後は二者択一になる。毛利か伊達かという選択になる。先に毛利を攻めておきたい。というのも元就の知略は驚異的すぎるので、せっかく獲得した人材がいなくなってしまう可能性も。逆に毛利家を吸収出来ればこれ以上無い補強になる。この後は状況を見比べてから、足軽の強化のために秀吉・秀長、鉄砲隊の強化のために丹羽は絶対に欲しいところだが……
 斉藤家(越前)……美濃の変わりに港のある越前だが、その港の敦賀はどこからでも狙われるという一番嫌な港。しかもスタート直後には武将がいないので10人で内政をこなさなくてはいけない。しかも商人衆と寺があるので開発面積は異常に狭い……という踏んだり蹴ったりの状況。救いはイベントがないので道三をフル活用できるのと光秀の存在。美濃3人衆もいるの開発には苦労しない。三間槍を最初から覚えているので、越前の足軽学舎は8で充分。PKなら「お濃」こと「帰蝶」を武将に変化させてもいい(政治88・知略86、内政A・足軽・計略B)。とにかく初期の人材だけは苦労するので、そのあたりは覚悟をしておいた方がいいかもしれない。
 浅井とは同盟しているので最初に攻めるのは加賀の長宗我部。同じ足軽をベースとするのだが、攻める前での期間であれば「三間槍」は開発できていない。ので、浅井との同盟を生かして全軍持ち出して一気に攻め落とす。落とした後は当然長宗我部の面々を登用。元親・国親が登用できれば「神槍術」(道三・元親が足軽適性S、国親がA)まで確定。そこからは北陸を固めて、今川との勝負を。ただ相変わらず武田が自重しないので敦賀港の防備をしっかりと固めておいた方がいい。
 伊達家(尾張)……初期武将は12人。しかも在野には初期織田四天王が隠れていて、それらの武将によって比較的楽……には進まない。たしかに初期内政は織田に比べれば比較的早く終わるし、秀吉をうまく使えば早い段階での一夜城建設も可能。しかし状況は比較的良くない。というのも配下に武勇が高いのが居らず、しかも足軽学舎も作れない状況。(騎馬学舎は作れるが)なので、とにかく欲しいのは高武力の人材とういことになる。
 日本武尊を確保しなくとも幸いにも、美濃には朝倉宗滴がいるので、彼の確保を最優先に考える。多少尾張の守りはそれによって薄くなってしまうが背に腹は代えられない。秀吉を中心とした一部隊で攻め取る。とにかく美濃が固まらないうちに朝倉を潰して朝倉宗滴を奪取。これで秀吉・秀長・宗滴の三人で足軽学舎を研究。一気に「胴丸」まで研究をしている間に美濃は弾幕結界へ。とにかく武田の侵攻が早いので考えられる限りのハイペースで組まないと襲われる可能性も。この後は鉄砲研究をするために本願寺に侵攻。
 三河に侵攻する場合はまず計略(半蔵と正信の存在がいるし頼廉もいる)は通らないので、足軽中心で。本願寺は兵士は多くともそれを操る武将は少ないミスマッチがあるので、そこをつけば問題はない。その後浜松→駿府を攻めて、本願寺を組み入れる。本願寺を組み入れた段階で足軽研究を一気に進めて、鉄砲の研究の準備をしておく。この後は三好よりも毛利を攻めて元就と毛利三兄弟を手に入れる。ここまでくれば武田に対向する手段を着々と固めていきながらの勢力拡大も楽に進むだろう。

 出来ればの段階であれば最初の美濃攻めの場合に、三好のハイエナを向かい打てる大勢を整えておきたい。ある程度減らして城へ撤退→三好に城を取らせて、逆に城を奪い返してしまうと言うやり方で負傷兵を多く獲得しておきたい。出来れば「松永久秀」を確保出来れば最高の滑り出しになるのだが……
 武田家(摂津・河内和泉)……水辺に配置されているのに水辺に強い武将がいないという矛盾と、さらには開発地域の狭さに泣かされそう。なので、人材的に見てもやや苦戦気味。ここは信玄をはじめとした連中を摂津に移動させて、人材抜きを敢行。晴明・天海を抜くのはもちろん、できれば多くの人間を抜いておきたい。CPUはいきなり赤松か波多野をせめていたが、もちろん準備をちゃんとしてから攻めた方がリスクは軽減する。黒田家以外の連中と仲のいい播磨赤松をせめるのが先。どことも同盟を結んでいないので、弱点になりそうなところを補うのは必須。(おすすめは北条)勘助が死なない分、最初さえ無事抜ければ楽に終わりそう。
 長尾家(安芸・周防)……越後よりも施設が置けるので、いきなり「軍神」習得に動けるのが強み。しかしそれに見合う武将数が少なく、序盤の戦争はそれを頭に入れないと苦戦は必至。しかも経済的優位は長尾よりも出雲を領地にしている南部の方が上。ここは最初に南部を落として、経済力を確保。それから浦上→赤松(残っていればいいが、大抵は武田に押しつぶされている)の順。後毛利の時のお約束で、最初に宇喜多直家を引き抜いておくと楽になる。九州を占領していると武田・今川が強力になるので、先に武田を潰して畿内制圧に向かった方がいい。
 織田家(東土佐)……シナリオ1では時間が立てば豊富な人材が弱点をカバーしてくれる状況だが、このシナリオでは明らかに弱小勢力。頼れる人材が少なく初期(それでも初期メンバーは強い方なのだが)のメンバーでは元込銃までいかない、おまけに四国全体を見渡しても使える人材が少ない……と目を覆いたくなってくる。おまけに周辺のメンツが一条・河野・西園寺・尼子という、まともに使える人物が少ないという感じ。なので、四国を統一しつつ南九州上陸を目標に考えてみる。薩摩を落としてしまえば、北条+種子島一家で一気に楽になるので。

 とにかく優先的にするのは足軽系統と水軍系統。鉄砲に関しては最初に「鉄砲鍛冶」だけ研究しておいて、あとは南蛮貿易でカバーするしかない。ルートは一条→西園寺→河野→尼子の順。武田と同盟してもいいがその場合は、武田は東へ伸びていくので、逆に大問題になる可能性も。基本的な部分は長宗我部と変わらないが、政治力の高いメンツが少ない分だけ若干時間がかかるかもしれない。侵攻をしている間に「三間槍」まで行けば理想的。西園寺の時には「胴丸」を。河野を攻めとる時には黒瀬を鉄砲生産地にしておくと板島にも今治にも湯来にも鉄砲が遅れることになるので、展開次第で防衛戦が楽になる。関船まで研究ができれば後は南九州に進出。武田をどう抑えこむのがカギ。南蛮技術はイスパニアをおっていくのが自然の流れになるだろう。
 北条家(薩摩)……最南端に追いやられて、少し内政がしづらくなったように感じるが、むしろのこの状況は北条家にとっては大きなプラス。基本は島津と同じだが、内政学舎を16用意しておくこと。島津では鉄砲に当てていた分を用意すれば問題ないと思う。灰吹法+二期作+博多商人衆+寺社衆で序盤の不安はほとんど解消される。出来れば内政学者の前に「金砕棒」の研究はすませておくこと。同盟は織田と。もちろん狙いは鉄砲。金銭にはかなり余裕が出てくるので建てれる状況になったら一夜城建設。これで相良に対しての牽制が出来る。
 進攻は基本的に島津とかわらない。肝付→伊東→大内の豊後→相良→阿蘇の順。戦闘には当然氏康と綱成がメインとなってくるので研究の中心は安藤・氏政・政繁で。このメンバーであれば「品種改良」まで、氏康は後ろ気にせずに戦闘に立てる。南蛮技術はポルトガル(イスパニアは鉄砲技術を伸ばすことが前提)以外ならどこでもというのが強み。はっきり言えば暴走しまくる武田(意外と騎馬以外は伸ばしてこない)と台頭に渡り合える数少ない勢力に成長できる。あとはスペシャリストを何人確保できるかが勝負。最大の敵は人材難ぐらい。姫武将の誕生に期待したい。
六紋銭戦記
 大阪の陣を意識したシナリオ。主人公は真田幸村と徳川家康。スタートは1560年なので寿命設定はなし。真田陣営は最初から真田丸が標準装備されている。北条家と徳川家の初期位置が入れ替わっているのと、仮想シナリオである故にメンバーは「群雄集結」と同じ過去の武将も加わっているが、領地が広い上杉・武田あたりが有利になっていることも特徴。なお、「群雄集結」と違いPKで追加された武将は、生年月日通りに出てくるので要注意。
 伊達家(陸前)……君主も家臣も在野も「群雄集結」と同じ。基本的な目指す方向は一緒と言うことを考えると、その筋に沿って考えるのが基本なのだが、今回大きく違うのは上杉・武田の接近を考えなくてはいけないと言うこと。特に上杉の場合はこっちがいくら武装を整えていてもそれを打ち破るぐらいの力を持っている。さらに東北という土地柄、兵士数の拡充がうまくいかないのもマイナス要素。ここは、一つ割り切って武田を同盟。姫を一人やることになるので、先に小十郎に姫をやって弓適性Sにしておくことを忘れずに。そうすれば武田はよき協力者になってくれるし、武田を潰したときに一門衆が一人増えると考えればいい。騎馬技術の拡充のためにこっちはなけなしの鉄砲技術を払わなくてはいけないのが非常にいたいが……

 進攻ルートは東北よりも先に相馬→佐竹を落としておいた方がいい。両方が強大化する前に、キーポイントなる人物をこっちで押さえておくのがその理由。食糧難になりそうだが、陸前は水田が作れるところがたくさんあるので問題なし。三段構えを取った後に東北を進攻。ただし上杉が襲ってこないように対策をする必要がある。鉄砲をしっかりしておけば問題がないが、東北制圧時にどんどん築城適性をあげれるようにしておけば、確実性が増すだろう。幸い伊達家には築城Aの政治力80以上が3人以上いるし。
 上杉家(北越後・南越後)……全部のシナリオの中で上杉家が一番恵まれているのが多分ここ。政治力70代の武将が結構埋もれていたり、在野に慶次がいたり段蔵がいたりと騎馬隊バンザイという状況。最初のうちは慶次と謙信を育成させるように、次に景勝と直江を育成させるようにすれば、足軽隊がいらなくなるという状況に。進行方向はセオリー通りがベスト。確かに政治力武将は多くなるのだが、知略の高い武将は不足気味(それでも、宇佐美・直江・段蔵という知略90以上が3人いるのだが)なので、上野を狙うのがセオリーか。
 武田家(甲斐・信濃)……人材のレベルが総てのシナリオにおいて最高。(幸村を除く真田家が入っているので)資金力も金山と商人衆との提携を生かせば早い段階で30000近くが確保できるというこれ以上ない展開でスタートするのだが、取るべき道は二つ。一つは上杉をいきなり叩くというルート。もう一つが人材を確保するために・相模・東海を制圧していくルート。ライバルをけ落とすのであれば前者。人材と技術の確保をしたいのであれば後者という選択になると思う。

 (初期内政)「尾張統一」と同じく信玄・勘助を移動させて斉藤家から光秀を抜いてしまう。いくら能力の高いメンバーが武田にはそろっているとはいえ政治力の高いメンバーというのは意外にも少ない。(在野に80以上の政治力を持つ武将が二人いるとはいえ)さらに、光秀の鉄砲適性と内政適性(両方ともS)は絶対に必要になるので、なんとしても抜いておきたい。信玄・勘助・昌幸・幸隆の4人でアタックを繰り返していけば何とかなるだろう。(ただし六角からの横槍には注意)
 戦略次第でやり方を組み替えていくことも必要。先に上杉を攻めるのであれば信濃に大量の牧場が必要になるので、甲斐の方には職人町を二つ作る。東海をメインにするのであれば信濃の職人町を三つするなどの工夫が必要になる。もちろん海津に支城建設はしておく。騎馬適性の高いメンバーがそろっているの研究に関してはことは欠かないと思う。ただし騎馬Sは信玄と山県しかいないので、馬場か高坂を一門衆にするか、家宝持ちの小笠原を配下にするか、確率は低いが姫の登場を待つしかない。

 (上杉討伐ルート)とにかくこのルートの場合は速攻になる可能性が高い。となると海津に城が建設されていることが前提になるし、ある程度の研究が終わっているのも前提になる。となると最低でもゲーム開始から2年ぐらいはたっていないと攻め込めないと言うことになる。なので、海津の城の建設、最低でも「馬上槍」の開発は終了。出来れば「良馬生産」には手をかけておきたい。海津には兵士25000以上。馬もそれと同じぐらい欲しい。謙信と信玄は渡り合えるので、そこに昌幸を入れて進攻開始。謙信には計略を浴びせて、動かせないようにしたい。騎馬隊中心なので時間がかかるかもしれないが、謙信さえ押さえれば何とかなる。
 その後は南越後を作り直しながら、越後統一を図る。とにかく謙信に出てこられると損害の計算が立たないので、それを封じ込めるために北越後の新発田へ進攻。その後に柏崎を落とせばいい。謙信を配下にするのであれば家督を信繁か信豊当たりに譲っておく。そうでなければ謙信を斬って、出てきたアイテムを景勝・兼続・柿崎・謙信父あたりに渡しておく。村上を配下にしたい場合も信玄では無理なので要注意。この後は東北を制圧していくのがいいだろう。人材が東海ルートに比べると集まらないのが難点。南蛮技術はオランダかイギリスを追いかけていくのがいいだろう。

 (東海制圧ルート)人材をかき集めるだけかき集めておこうというのがこのルートの目的。なので信濃の防衛というのが重要になってくる。頃合いを見て信濃を防衛拠点にする内政というのが必要になるだろう。最初の進攻は武蔵(太田道灌・三楽斎)他からの横槍が入らなければ、問題はないと思われるが太田道灌は知略が高いので計略が止められる可能性は高いと言うことを覚えておいた方がいい。その後は徳川を攻めるので武蔵は強固にしておくといい。支城建設×2はもちろん、南側の防衛を固めておくのも重要。出来ればこの段階で鉄砲櫓にしておきたい。徳川は計略が通じない可能性が高く、騎馬戦術もガードされる傾向があるが、押し込むことは可能。徳川を押さえ込んだら、天海・直政・光秀で鉄砲研究に従事。出来れば直政の鉄砲適性をSにしておきたい。と、同時に信濃の職人街を農村+鍛冶の山に。騎馬戦術と同時傾向になりやすいので時間がかかる。
 この後西進。今川→北条と攻めていって重要人材を確保。織田を取るかどうかは斉藤の動き次第。防衛の関係で行けば三河で止めておくのがいい。この段階で軍を東に向ければいい。このルートだと人材面で大きなアドバンテージが出来る反面、上杉の進行を止められないと一気に押し込まれる可能性も。鉄砲技術を鍛えるというのはそのための対策。このルートの南蛮技術はイスパニア中心になりそう。
 徳川家(相模)……北条家も同様だが人材の一部が入れ替わっていることに注意。結城とは同盟を結んではいるが、織田とは同盟を結んではいない。潜在的資金力はかなりあるので、それを生かした戦略が練れるのが強み。
 まずは井伊直政に姫をやって一門衆に。理由は築城Sの武将を作ること。これで資金が貯まれば興国寺に一夜城が建設できる。その後は資金だめを意識しながらの内政と人材捜し。政治力の高い連中は三河にとどまっているために少し時間がかかりそうだが、こっちも北条の家臣の政治力の高さを生かせば問題はない。同盟は進行方向次第。太田に進むなら武田との同盟は必須。逆に今川に進むなら今川よりも北条を一つの目標に。今川との相性は最悪だが、北条との相性は最高だし、何よりもスペシャリストが入ってくるので一気に研究が進む。それに同盟を気にしなくてもいいのがいい。ただし最初の今川家の攻めを工夫しないと武田に横取りされる可能性が高く、兵糧問題も解決しておかないとつらい戦いが待っている。資金力を生かして兵糧買いあさる手段が取れるのはいいのだが。今川に関しては一門衆+譜代で対応。雪斎は一門に出来ない。
 北条家(三河)……君主は氏康ではなく政治力120の早雲。三河の配置可能な施設の総数は10。これだけなら他の大名家に対しても張り合えるのだが、難易度は急激にアップしている。三河に支城が建てられる場所がないのでその分兵士を貯めることが出来なかったり、在野が一部入れ替わっているのもその影響かもしれない。しかし何よりも武田と織田という強豪に囲まれていることが最大の要因。しかも最初の相手はこのどちらかなので、かなりの準備が必要に。ここでは織田を攻める場合についてでやってみる。
 織田を相手にするとなると武田の存在が一番邪魔になるので、まず武田と同盟して疑似三国同盟(今川とは最初から同盟している)を作る。姫を一人渡すことになってしまうが背に腹は代えられない。出来れば日本武尊(やってきた場合は忠誠度が低いので姫は必須)をはじめ、徳川・織田の面々も抜いておきたい。経済的な面を犠牲にする攻略なので金山は必須。技術も黙ってあげて名声を上げていくしかない。(4つぐらいあげれば220に到達する)織田家の攻略は2段階で。まずは早雲・氏康・綱成(いれば武尊)で混乱を設定して出撃。相手は鉄砲隊を出してくるので、それを殲滅(一撃の高さが怖いので混乱をかけてその機会を減らすこと)して一回三河へ撤退。そのあとけが人の回復を待って今度は二部隊で出撃。斎藤の援軍の存在があるが、最初の野戦になったときは織田軍だけで来るので、それを殲滅。おそらく一回目の戦いの時に鉄砲は消費し尽くされているので、足軽隊での出撃になる。後は援軍を潰しながら城を攻略すればいい。信長たちを配下にしたら、秀長に姫を上げて一門衆+足軽適性Sに。信長と北条は相性がいいので、忠誠度は割合早く上がる。後は頃合いを見て美濃→伊勢→大和→南近江の順に進攻をして大和と南近江を要塞化。このぐらいになると一回延長した今川との同盟が切れるころなので、東へ転進すればいい。
 人材が豊富が故に金欠に陥りやすいのと、浜松の防備を固めないとすぐに徳川軍が攻めてくるので要注意。
 織田家(尾張)……尾張一国状態の信長軍は比較的つらいというのが相場だが、このシナリオに関してだけは比較的楽に進む。人材で言えば最初から秀吉がいて一益もいる。さらに村井・秀長が在野にいるので、人材は他のシナリオに比べれば豊富。確かに一カ国しかない序盤は難しいと思うのだが、斎藤と同盟を結んでいるので気にするのは北畠の存在だけで、北条との戦いに集中できる。もちろん武尊を引き抜きのは大前提。北条家の面々は相性がいいので、早い段階で早雲とかが手にはいると足軽と築城と内政でスペシャリスト集団が結成できる。あとはもらえるアイテム次第だが、早い段階で足軽研究が進むので、鉄砲の方はその次に回してもいい。譜代(小牧山を除く)は相性の悪い今川を中心にするといい。最優先は家康の軍団の吸収だが、武田の動向次第の面も……
 斉藤家(美濃)……光秀・半兵衛・義竜に道三と人材に関してはトップクラス。特に知略100以上が二人いるというのは大きなプラス。在野に玄以もいるので内政に関しては問題がない。ただ自慢の足軽研究に関しては適正Sの高政治力武将が道三しかおらず(他には可児才蔵がいるが……)しかも美濃と言う土地柄最初の段階で弾幕結界にするのは、ややきつい。ので、ここは幾つかの手段を考えながら行動に移ることになる。最初のうちは足軽技術は「草鞋」まででいいだろう。
 最初に侵攻するのは六角しかない。武田と向かい合うには戦力が弱すぎることと、質も一枚上手と言う状態。しっかり撃破をして最低でも蒲生氏郷(鉄砲A)はこっちに引き込んでおきたい。姫をやってもいいだろう。とにかく彼だけは流出を避けたい。この後は状況を見比べ手になるが織田と同盟を継続しつつ、浅井との同盟を終了させてその後攻め込んだ方がいい。ここでも浅井の戦力を確保しつつ、松永への牽制を忘れずに。
 この後は京都に攻め込んで、一気に「十文字槍」まで研究ここまでくれば強敵になっている松永家も、知略の攻撃に気を付けるだけでいい。ここまでの戦いの間に竹中さんが治療を覚えてくれるのが最高の展開。そうでなくとも「同討」までは確保しておきたいが……

 特にきついのは大和の松永家の存在。知力100の党首の力は凄まじく、下手すると晴明・楠木・武尊とSP武将3人も揃えている場合も。こうなると戦力が整うまでは侵攻先はかなり限定されてしまう。逆にそうでなければ観音寺の後に大和を攻める選択をとっても、問題はない。
 松永家(大和)……全シナリオで「ギリワン」松永久秀が唯一大名として登場する。本拠地は大和。が、状況次第というおまけは付くもののすぐに当主は交代せざるおえない状況に追い込まれる。大和には支城が建てれらるのだが、建てられるのも生かせる久秀しかおらず、彼を活用するしかないためこういう形になってしまう。
 しかし知略100を生かすとすればこれほど有効なシナリオもない(PS限定で言えば)安倍晴明・楠木正成が抜けるし、運が良ければ「もう一人のギリワン」藤堂高虎が抜ける。資金が足らなくなる可能性があるので堺商人衆との提携が絶対になりその分研究が立ち後れてしまうが、こっちには柳生がいるので序盤の間なら「金砕棒&草鞋」で問題がない。ただ防衛を犠牲にする部分もあるので、最初の進攻は堺港。もちろん貿易が目当てだが、その後に岸和田を取ってしまって補給基地にしてしまうのが最大の目的。兵糧は「割符」開発後の購入で確保。紀伊か伊勢(リスクを減らすのであれば紀伊)を確保すれば食糧問題は何とかなるだろう。貿易はオランダ・イギリスを先に。岸和田を取った直後に幸村と同盟を結べば、足利もそうそうには手を出してこない。
 真田家(摂津)……(西進ルート)主人公なのに三重苦を背負っている。「肉親一人」(昌幸・幸隆などは武田の武将)「政治力武将が少ない」「建てられる施設が少ない」……なので、経済力を少し犠牲にして軍事を整えていくしかない。最初の国をとってから経済重視に切り替えていけばいい。幸いにも大阪城の防御は40000もあるので、ちょっとそっとのことでは落ちない。ので摂津から救援部隊を出していけばいい。しかしノーマルでの最初のターゲットであった三好は今回水軍衆の存在があって攻めづらい。ので、最初のターゲットは播磨の赤松家。ここを倒して唯一相性の悪い黒田一家を誰にも抜かれなければ、ほとんどクリアーしたのも当然。あとは西に行って毛利をまで一気に飲み込んでしまえば、武将不足は一気に解決する。
 毛利家(安芸備後)……在野に福島正則(抜かれやすいので注意)がいるので、戦闘力不足は少しは解消できる。しかし慢性的な原因の一つとしての「足軽学舎」が作れないのは相変わらず。しかも周りは大内・宇喜多・尼子と強敵揃い。しかし取るべき戦略ははっきりしている。それは真田の吸収。通り道となる備前・播磨にもキーポイントとなる武将がいるので、九州進出よりもこっちを優先したい。
 なので、同盟は優先的に尼子と結んでおきたい。当主が経久なので組むことが不可能ではないし、供出する一門衆は在野で潜んでいる連中でことが足りる。銀山が二つ隠れているので経済的にも問題はないが、念のために職人町は一つにとどめておく。尼子から「足軽学舎」か「金砕棒」「草鞋」をゲットしたら攻める出番。大内に攻めるふりをして宇喜多軍を誘い出すのが、一番リスクの少ないやり方だろう。宇喜多を吸収したら、重要人物は安芸にやって三好からの人材抜きを押さえておきたい。
 その次は播磨攻め。目当てはもちろん官兵衛。吸収したらとにかく優先的に忠誠度を100にしておくこと。その間にも研究や技術交換を進めておく。そして準備が整い次第大坂城に攻め込むのだが、大坂城は耐久力が40000あるので攻略するだけでも時間がかかる。その上「真田丸」のおかげで、兵士の減りが早い。ここは元就・宇喜多・隆景を中心とした計略を前面に押し出していきたい。ガードされることもあるが幸村の知略は89。100パーセント通らないわけではないので、積極的に活用して発動を遅らせたい。
 このあとに摂津を要塞化して、九州進出をすることがおすすめ。三好兄弟と官兵衛で「十文字槍」まで研究(時間がかかる)をして、大内→龍造寺→有馬(出来れば大友)の順で吸収できれば、今度は「焙烙火矢」獲得が可能になる。これで港の防御が今まで以上に楽になるだろう。
 島津家(薩摩)攻略方針は「群雄集結」と一緒。家臣は替わらないのだが、一部の武将は出てこない=無理矢理でもしてきた足軽技術上昇は遅れるのを覚悟した方がいい。それ以外は島津のセオリー通りの攻め方・内政方針になる。足軽技術の明るいところと同盟を結ぶのが一番だが、相良から騎馬戦術をもらうというの手か。
 攻める順番もセオリー通り九州の東側から。ただし大友は飛び地の領地なので家臣団の質が上がらない。ここは種子島一家+商人衆+寺社衆を利用して、鉄砲技術を一気に上げていくのが展開とすれば楽か。

天下布武

 信長が斉藤家から美濃を奪取した段階からスタート。1567年8月。武田が家臣団的にトップになり、毛利が経済的にトップになる要素を秘めた状態。大友は領地3つがつながって状態からスタートするという状況でこのシナリオの初期国力ではNO1。また京都が三好家に占領されているため、将軍家関係者が越前に多数いる。この状況で信長はどこまで立ち向かえるのか。
 武田家(甲斐・信濃・上野)……領地は駿河が入っていないが、最初から学舎は40建設しても大丈夫。ただし「灰吹法」は入手していないので平行して内政学舎を建てておいてもいい。(優先は騎馬だが)人材の質はトップクラス(「義弟離反」とほとんど同じ)なのだが、数が不足している分内政には時間がかかる。しかも信濃・上野に在野として隠れている連中は家宝ブースト可能の小笠原貞慶を除くと、相性がいいのがいないというのが現状なので、抜かれる可能性も覚悟しておかなくてはいけない。ただ上野が領地として入っているので陥りやすい兵糧不足はないと言うことだけは覚えておいた方がいいだろう。
 研究は信玄を内政重視にしたいので、馬場・山県・高坂(PS版なら山県に変えて足利尊氏)で。騎馬Sの架空姫が出てくれば高坂に変えて彼女にも任せたい。信玄はどうしても騎馬Sが見つからなかったときだけにして戦闘にばんばん出して「挟撃」を覚えさせたい。もちろんセットとして昌幸は必須。そのためには牧場が必要になるが、金山は発見分を含めると3あるので、多少経済力を潰しても大丈夫。出来れば進攻の前までに「風林火山」を習得したい。

 進攻パターンはいくつか考えられるが、北条との同盟を堅持したいと考えるなら今川か上杉。逆にイベントはいいやと考えるなら同盟切れを待って北条。人材的に最初から有利に立ちたいとすれば信濃から徳川ないし織田。選択肢が多くある変わりに、選択次第では人材不足を助長したり、せっかく採った人材を抜かれるという事態が発生するので要注意。おすすめは今川→徳川→北条の相模で、駿河を忠誠度の低い人材を集めるのがいいのだが……

 (駿河パターン)今川に関してはシナリオの関係上最弱の部類にはいるので問題がない。問題になるのはそこから徳川対策は支城を建てることで大丈夫だが、北条方面ががらあきのまま。同盟期間を延長して徳川を潰すか、それとも先に北条を攻め込んで港まで奪取するかの選択肢になってくる。上杉と組ませたくない(上野に共同作戦を張られる)のなら前者。跳ね返す準備が出来ていれば後者。その場合は対謙信用に戦力をさかなくてはいけない。

 (美濃パターン)条件とすれば、信玄がフリーの状態で、なおかつ十分な兵力と騎馬があること。「良馬生産」の研究に手を付けていること。とにかく深志城に兵士25000、騎馬30000があること。その上で織田の方から攻めてきてもらうというのが条件。カウンターで取ってしまうという魂胆があるので、兵士を多く持てる信玄の存在は必須。その上で兵士を減らさないようにするのだから、かなり厳しいと言える。ただ逆に美濃を押さえれば、尾張の信長勢力に対しては大きな牽制にもなるし、そのあと尾張を獲得(条件は73年まで)することで、義経・正則・清正・飯田(築城S)という武将を手に入れることが可能。危険かもしれないが、その分メリットも大きい。

 (上杉パターン)とにかく北条から攻められないようにすることが肝心なので、同盟は延長。上野から攻めたいが、距離があるので海津から攻めたい。ので、攻められない限界の兵士を各地から持ってくる必要がある。あとは、セオリー通り。謙信は仲間にならないので、させるのであれば代替わり。勝頼でもいいが、大名は御輿のほうがいいので、信豊の方がいいと思う。
 織田家(美濃・尾張)……軍師は竹中さん。一見すると有利に思えるかもしれないが、実は優秀な武将が多いが故に経済的にはかなり緊迫財政という状況。なので使えない武将は見つけたも採用しないなどの処置が必要になる。経済力を確保したいのであれば商人衆と提携をしなくてはいけないので技術研究(「金砕棒」と「草鞋」は必須)は後回しになるし、美濃は岩村に支城が建っている関係上弾幕結界よりも兵糧地帯にした方が良い。。侵攻先は当然伊勢が最初。伊勢を取ったら3カ国で鉄砲学舎を40に。鉄砲適性Sの武将は信長だけだが、後から髪結いをする「五徳」を丹羽に上るか、姫の登場を待てばすぐに3人になる。その段階の前からでも「元込銃」は開発はしておくべきではあるが……(鉄砲技術コンプの後は足軽技術)
 北畠を制した後はセオリー通り。南近畿を固めてから徐々に畿内制圧に乗り出していけばいい。無理にお市を浅井にあげるよりか将来の主力の内政Aに上げてしまった方が良い。とにかく常に金銭不足が足を引っ張る事態だけは避けておくこと。
長篠の戦い
 1573年。三河に徳川家康を圧倒した武田信玄が上洛の夢を果たせずにこの世を去った。あとを継いだのは4男の勝頼。この若き武将は父譲りの武勇を持って徳川領にたびたび進攻をしてきた。これに対して信長は腰を上げる。決戦の地は長篠。信長の鉄砲3000丁(最もこれは嘘説が有力だが)が勝つか、武田騎馬軍団が勝つか、戦国の流れを変えたとされる戦いが始まろうとしている。(1575年2月開始)
 上杉家(北越後・南越後・越中)……謙信の死去は1578年なのでこの段階では健在。上杉景勝も直江兼続こと樋口兼続もいる。しかも設定の関係上「御館の乱」のイベントはおこらないとなれば陣営は充実している。が、やはりそれでも信長の圧力には勝てない。姉小路は壁にすらならないので越中の防備をしっかりとしていく必要がある。進攻ルートは信濃か上野という武田家を攻めるルートにもなるし、北陸制圧になってしまうかもしれない。いくら謙信でも鉄砲が開いてでは苦戦をしてしまうのは必至。織田の猛攻に耐えながら捕まえた有力武将&家宝持ち武将を「処断」することも必要だろう。攻撃に耐えながらその一方で他の大名家を飲み込むことになるので、序盤の謙信フル稼働は必至。理想は織田家の武将を潰しながら、武田→徳川とを飲み込むこと。北条と同盟を結んでいる(延長はしておくこと)ので後方的に言えばこっちが有利になる。これで経済的にも人材的にも対抗は出来るはず。謙信は防衛戦に使いたいので基本的には景勝と兼続、旧武田四天王が東北席巻をしておいて戦力を増大させていくことになる。謙信は富山と信濃の往復に時間を割かれてしまうことを考えると、やはり三河武士団の力も吸収しておくべきか。

 前のページに戻ります トップページに戻ります