
(技術について)
毛利家の技術ははっきり言って直接攻撃よりも、間接攻撃向きです。焙烙火矢というスペシャル攻撃も弓の力があればこそ初めて生きるものですし、元就・隆元・元春・隆景の4人にはイベントで乱射がつく(イベントのないシナリオでも鍛えてやれば乱射が覚えられる)わけで、はっきり言えばロングレンジキャノン(長弓)を習得すれば、後は順に鍛えていくだけで、弓矢は強力な武器になります。前の日記のリプレイ記(シナリオ1・今川家)でも大和武尊のクリティカル連発で10000以上の兵士が飛んでいくなんてことがよくありましたし。
しかしそれを支える立場の壁になるべく直接攻撃部隊が貧弱だと食い破られた時に、防御力の弱い弓矢の部隊では対応ができません。ワンチャンスでの逆転こそは元就がいるので可能ですが、その可能のラインで他の舞台が破壊されたら意味がありません。ので、とるべき方針は
二期作をとって足軽技術を獲得、さらに足軽技術を一気に習得
という形になります。ただ最初の段階で毛利家が所有している技能というのは、弓・水軍・兵器・内政の4部門です。直接攻撃部門である足軽と騎馬がありません。ので、どうしてもその技術確保でどっかから持ってくる必要があります。幸いにして、毛利家には追加幕末武将の高杉晋作・元々は英雄集結の宇喜多家様に用意していた宇喜多能家にその家臣の馬場元職・さらに尼子から抜いてきた野見宿禰がいるので研究さえ出来ればまったく問題がありません。むしろ先を考えると、季節替わりの僧侶が来た時の家宝取得の選択を足軽に限定したほうがよさそうです。
胴丸まで取得というのは周辺の状況も考えてのことです。本来であれば一気に十文字槍まで獲得したほうがいいのです(北条と徳川は十文字槍を確保した方がいい)が、実は周辺はそれほど足軽技術はそれほど上げません。大友は兵器を上げてくるのでかなり頭の痛い問題を抱えることになるのですが、それでもその上に水軍技術の安宅船ができるまではこっちから攻めていけば驚異的な攻撃力を発揮しません。浦上も兵器を伸ばしてきますが、足軽技術を伸ばすことはありません。尼子は足軽技術を伸ばしてきますが、驚異的なのは経久がいるシナリオなだけで、それ以外のシナリオは驚異的ではありません。
表向きはゆっくりやっても大丈夫なように感じますが、かなり急いでやらなくてはいけません。というのも、どこの勢力よりもその技術を開発した場合名声が10プラスされます。この名声の数値が220を超えた時に、民忠の月ごとの上がりが3から4に1増えます。実はこの1という数字が大きな意味を持ってくるわけで、夏期と冬期の花柄において大きな差が出てくることがあります。安全に寡兵をしたいとすれば、90以上の数値をキープすれば100パーセント一揆の発生がありません。一揆は起こされてしまいそのまま次の季節に持っていかれるとその場所の収入がなくなってしまいますので、なるべくなら起こしたくありません。確定的にそれができる数値というのは民忠の月の上昇がが4という数字になるわけで、いち早く持っていく必要があります。さらに追加で言えばこれに市場を建設すれば一気に民忠回復が6に上がりますので、かなりやりやすくなると思います。
ただ周防に関しては支城建設用地がないので、この一つの展開アップに繋がる民忠付き上昇度4に持っていくのは名声を上げるしかないわけで、そのあたりは確実に苦労すると思います。最初から弓だけを持っていけばいいのでしょうが、それだと長宗我部との同盟は必至です。できるかぎりは同盟は組まない方針で今回は行くので、今回は灰吹法・二期作を北条よりも先に開発するという手法を取ります。北条ほどではないですが、政治力が比較的高くしかも内政適性の高い武将が揃っているので、後は寺社衆との提携を組んで期間を短縮すればどうにかなるはずです。
以上から毛利家がとるべき技術は次のようになります。
足軽 足軽学舎・金砕棒・草鞋・三間槍・胴丸
水軍 水雷
内政 灰吹法・二期作・鉄砲櫓
鉄砲 鉄砲学舎・鉄砲鍛冶
内政の割符はとっても取らなくてもいいと思います。二期作をとってしまえば兵糧不足は解消出来ますし、何よりも10万程度あれば当座は持ちます。水軍は防衛のための水雷があれば十分です。この後攻めていくとすれば他の技術の必要になってきますが人まずはキープです。鉄砲学舎と鉄砲鍛冶は後のために。こっちも子孫がいますので成り立っていますが、特殊なしで行くならやはり僧侶まちということになります。ただ弓で行く計画なので鉄砲は余程の事ないと使わないかもしれません。
ついでに南蛮技術についても語りたいと思います。南蛮技術はどこの国をメインにするかで強化する方向性が一時的に違ってきます。最終的に同じところの技術を持ってくるので並びますが、序盤から中盤にかけては大きな差になります。英雄集結で武田が以外なほど伸びないことがあるのが技術差に押されてしまうという側面があるのはこういうことからです。貿易を開始するのには要求された特産物の量が必要で、日本刀のように生産数は少ないけれど比較的たまりやすいものから、魚介のようにたまりやすいんだけど、溜まりづらいものまでたくさんあります。これをどううまくやりくりして安定して貿易をするのがか代表としての手腕が問われます。とにかくノーマルと違って港の存在感がシャレにならないぐらい高くなったので、責められないようにすることも必要になっています。そのために水雷技術の獲得に行くのですが、大抵はその前に何回か大友に攻められます。ので、その対策もどうにしなくてはいけないところがかない辛いところです。
ついでに各国からゲットできる技術を簡単に書くと
ポルトガル→兵器優先。但し目玉は三番目の通称プレートメイル。先にとっておけば謙信にも対抗ができる
イスパニア→鉄砲オンリー。故に島津・織田・本願寺は確実にとっておきたい。フルチューンクリティカルで10000近く兵士が飛ぶことがある
オランダ→内政系援護。行軍時の食料消費を減らしたり、負傷兵の回復力を大幅に上げたり。最後の西洋建築はすべての建設日程が縮むという代物。これと寺社衆援護付き活版印刷が合わさると極悪になる。
イギリス→弓系中心。2番めのシールドだけは外れだが、弓系は全て揃うとロングレンジになるので使いやすさが一気にアップ。最後の活版印刷もひっくるめて最初に欲しい技術
明→直接攻撃中心。苗刀は通帳チート技術といわれるレベル。ただ毛利家にとっては騎馬技術は不要。
となります。毛利家が最初に目指すのはもちろんイギリスかオランダということになります。弓を強化するのは何も通常技術だけではないですし、活版印刷は出遅れを取り戻すのであれば重用です。オランダも似たような理由ですが、中国・四国・九州地方は水田建設用地があまり多くないので消費量を抑える意味が他の地域よりも強くなります。最後の西洋建築はあらゆる場面で顔を出してくる便利な技術ですが、とくに町並みや施設が壊された時の工匠館による回復が倍になるという優れものの技術です。ただ一気に4つを目指すのであれば現状の2つの特産物で賄うのにはかなりハードですので、どうにか考えなくてはいけません。
南蛮技術も運が良ければ最初にその技術を獲得した段階で名声が10上がります。なのでこっちも狙って行きたいところですが、増産体制に入るのにはかなりの時間が入りますので、その辺りは考えながらの補強になると思います。
次回は人材運用法とまさかに事態が発生したので、それについて。
吉川 元春
「秀吉嫌い」「太平記」元就の次男で、毛利家を代表する猛将。その一方で戦場で太平記を写したのが、後の吉川本として重要文化財になっている。(一番古い資料が14巻分ないので、現存する中ではその資料にもっとも近い部類で、ほぼ完璧に揃っているもので資料価値が高い)また子孫として歌手の吉川晃司がいることでも有名になっている。
尼子家が毛利家の居城に攻め入った吉田郡山城の戦いで元就の反対を押し切って出陣したことが、初陣になる。その後吉川家に養子に入り、元就が策謀をめぐらし則った形で吉川家宗家の家督を継ぐ。その後は毛利の主軸として各地の闘いに参加することとなると同時に、山陰地方の政治も見ることになる。厳島の合戦においては主力として勝利に大きく貢献。尼子氏との戦いになる第2次月山富田城の戦いではついに尼子家から降伏をもぎ取る。大内家の跡継ぎが起こした反乱は中心として鎮圧。山中鹿之助を中心とした尼子復興軍の闘いでも、大勝するなど毛利の中心として活躍した。
しかし元就亡き後は毛利家は信長に実質的に押され始める。特に秀吉による各地の城攻めは吉川一門である経家を自刃させてしまう。(鳥取城の兵糧攻めによるもの)これにより元春は秀吉に対して大きな恨みを抱くようになる。しかし状況はどう動くかわからないもので本能寺の変の後を無事に乗り切ると、元春は隠居を決断。秀吉の四国遠征にも従軍をしなかった。しかし九州征伐においては秀吉の強い要請と輝元らの説得によって出陣をするもその陣中で人生を終えてしまう。
実績の割りには若干能力が抑えられている印象。訳のわらない騎馬S評価もその一つ。やはり毛利家なので弓が中心になるんだけど、基本的には前線にどんどん出して行きたい。強化さえしていけば采配110オーバー、武勇も110近いハイパー武将が出来上がるので、積極的に強化をして行きたいところ。優先的に持たせるべき家宝はもちろん「太平記」で。
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