独眼竜大地に伏す
 いよいよこの真田昌幸編における最後の戦いに向かいます。時間をおいてしまったので伊達家の方もそれなりに兵力をためているのかと言えば、南部に一回攻められてしまい撃退こそしているものの、兵力は2年前ほど増えてはいません。もし順調に増やしていたら15000近くは上がっていたために、安堵はしていますが、逆に言えば寂しさを感じてしまいます。しかしこの先を継続することを考えると感傷に浸っている暇はありません。おそらく岩出山城を取ってしまえば真田と伊達の相性はかなり良いので、勧告で落とすこと自体は楽でしょう。なのでさっさと取ってしまいます。
 で、今回の兵士の総数は支城にため込んだ兵士21000。事後処理を考えると少々少ないのですが、山形の方から持ってくるのには兵士が足りませんし、新発田城から兵士を全部持ってきているので、兵士はこれ以上補充が出来ません。ので、この段階で攻めていきます。
参加武将1 参加武将2 参加武将3 部隊采配 部隊武勇 部隊知略 兵士数 戦術
第1部隊 上杉謙信 最上義光 三好晴海 130 104 98 10000 籠絡→槍備→鼓舞
第2部隊 真田昌幸 真田幸村 保科正俊 106 110 99 10812 火牛→槍備→鼓舞
 *部隊兵科は両方とも足軽
 編成自体はオーソドックスですがちょっと苦戦をしそうな感じがします。一つは伊達は基本的に築城技術を伸ばしてくるのでその分で補強されると手が出しづらくなってしまうこと。もう一つが後期伊達家(政宗)と前期伊達家(輝宗以前)で得意科目が違うこと。政宗世代は鉄砲分野を確実に伸ばしてきますが、輝宗以前は築城分野を伸ばしてきますので、これがかみ合ってしまうと頭を抱えたくなってしまう事態になります。きっと南部を撃退できたのもこのおかげだと思います。さらにもう一つの原因として遙かに高い質を上げておきます。ここの能力を考えてみるとはっきり言って真田家の方が上です。しかし、戦闘の力だけを見れば伊達と真田は同じぐらいだと思います。おそらく昌幸と義光の計略は伊達稙宗(輝宗の祖父)にはじかれる可能性は高いでしょうし、城には成実がいるので城からの防衛攻撃もかなりの物だと思います。戦い方次第では全滅もありうるかもしれません。
 こっちの武器は「活版印刷」で誕生した驚異的な研究期間の早さがありますので、ある程度の技術はこちらにはあります。後はこれにどれだけ計略が通るのかを運次第になって来ます。
 いよいよ出陣です。途中出てきた5000の部隊をつぶして一気に城に張り付くことが出来ました。しかし城の防御は減っていくのですが、それ以上にこっちの減りの方が早い感じがします。3部隊にして無理して兵士を急速に溶かす(この場合は兵士を驚異的なスピードで減らしていくこと)してしまうのを避けたのでこういう編成にしたのですが、それが物の見事に裏に回ってしまっている感じがします。計略は毎回出すことが出来ても稙宗や小十郎、さらには政宗にまでに止められますし、足軽の戦術も成実に止められてしまう状態。何とかなりそうですが、損害も大きくなりそうです。
 ので、戦法を止められてもいいから足軽戦法連発でどんどん削っていく方法に切り替えました。地味ですが、まだ昌幸も保科さんも足軽系のトップ戦術である「槍車」を覚えていませんので、それを覚えさせたいという気持ちもあります。足軽の連鎖率を上げる「横槍」を習得していませんが、たまに連鎖をする「火牛」→「槍車」→「鼓舞」もしくは「槍衾」のコンポはかなり強力です。そのためには足軽適性S持ちの二人にがんばってもらいましょう。
 計略が通らなかった分時間はかかりましたが、何とか城を落としました。そのまま塩釜港に逃亡しようとする政宗に、勧告の使者を送ります。使者を送った直後に捕虜を一気に解放します。大名家に所属している捕虜を解放してやると一人につき名声が1上がります。ややせこいかもしれませんが、意外にこれは重要な要素になってくることもあります。一応名声が忠誠度アップの目安に近づいていたので、そのための解放だったのですが。
 で、勧告の結果は成功。これで鉄砲技術の研究がはかどることになるので、弓と同様に真田家の大きな柱になってくれると思います。
 1566年6月 真田家が伊達家を滅ぼす
 これで一応真田家のリプレイ記は終了です。続きを少しだけ申しますと、残った北東北を制して東北はほとんど統一。しかし最後の一つである磐城はすでに武田に手に落ちていて、同盟関係でありながら対立する状態に。向こうがこっちに手が出せない今、こっちも手が出せない状態で北陸に舵を取ろうとしているところ……までは進めました。おそらくこの後は包囲網がもう一回組まれて武田との直接対決になるでしょう。
 反省点とすれば武田との延長はしない方が良かったかもしれません。多少北関東や岩出山に集めている兵士の総数が少ないのでその当たりはかなりの問題になりそうですが、それは他の地域の兵士を持ってくればすむことだと思います。とはいえこれで侵攻が3年以上おくれるのは必至。もう少し考えてから行動するべきでした。
 これにて革新PKリプレイ記真田昌幸編を終了させていただきたいと思います。最後まで見てくださって本当にありがとうございます。

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