Conscription
(29年目・J1昇格後について。今回は投げっぱなし)
 とりあえずの目標となるのはJ1残留とできるだけ上位に残ることが前提となります。現状残留だけであれば初期メンを鍛えていけばなんとかなりますがそれ以上になると、やはり新戦力を加えていくということになります。攻略本を見ていればどういう人材を入れていけばいいのかというのはわかりますが、実は連携型に関してだけはどこの攻略本にも書いていないので、自力で調べる必要があります。幸いにも攻略サイトがいくつか残っているのと、さらにはインターネットオルタナティブ(インターネット図書館)上に残っているサイトなどがありますので、調べてみるといいと思います。特に連係に苦しめられている場合は少なくとも連係が白までにしかならない高梨型の選手なんかをマークしておかなくてはいけないと思いますし。

 一番確実なのはOB選手を捕まえることです。OB選手の一部は選手紹介の時に特殊なコメントが出ますので獲得出来れば問題なく戦力の底上げができます。特定のスカウトと契約しておくと、2年目にしてGP・FPと契約ができます。このリプレイ記では富士スカウトが森崎を新人で連れてきます(*1)。荒巻スカウトも実は与田を新人の段階で連れてきます。他にも結構な数のスカウトが新人を新人獲得の1月に連れてくることがありますので、この辺りもチェックしておく必要があると思います。そのかわり2年目で獲得とかになると競争率はかなり激しいので、取れなかったリセットということは考えなくてはいけませんが。

 いかなる時でも、新人獲得は途中では飛ばさないでください。でないと各チームにとんでもないレベルの戦力が高い確率で補充されます。また各チームが選手をとることによって強力な戦力が押し出されるという効果もあります。、そういう意味で考えると、途中で選手がいなくなるという状況であってもちゃんと最後まで選手獲得の1月を飛ばさないでください。

 で、キャンプ地ですが、これは実のところかなり迷います。初期しかない場合はポルトアレグレが最適になるのですが、今回のリプレイ機のように最初からロスが入った場合は2年目以降はロスになります。基本的には留学地と同じく実能力型よりも平均型、平均型よりも限界能力型のほうがいいと言われていますが、キャンプは04よりも威力が少なく、効果は留学の効果そのままが極端にミニマム化しますので、場所によってはやや危険かなあと思う場所があります。慣れればヤウンデとラゴスの往復という手段もありですが、なれないうちは平均型のキャンプ地を回るという手もありだと思います。ブレーメン・ベオグラード・ロサンゼルスあたりがお勧めです。

 監督は早いうちに交代を繰り返して、留学地を揃えたいところですが、回数は最低限に留めるべきです。というのも選手を集めるときにチームの格というのがあって、これが低いと選手が集まらないことがあります。いくらJ2を優勝してもこの格のせいで入団を断られることがあります。なので、最低限欲しい留学地だけを確保して回数をできるだけ少なくするという形がベストだと思います。

 この段階でのJ1の強豪チームはジュビロ・アントラーズのステージ優勝チーム、この2チームが強力すぎて他のチーム(*2)に関してはほぼ横一直線の感じがします。2番手としてあげられるのはレッズ・Fマリノス・エスパレスあたり。強力フォワードを擁するチームは結構苦戦する傾向がありますが、上位に上げたチーム以外は割合守備に難点があるチームが多いので、なんとかなる可能性はあります。

 とにかく落ちないようにするのが収入面からも優先的になりますので、いざとなった時にはリセットの大量繰り返しもする必要があるでしょう。リセット縛りをしているのならしょうがないですが、選手補強がうまくいかないと落ちる危険性は大です。なので状況次第ですが有力選手が出てきた段階で補強を常時考えるという形になると思います。

 そういう意味ではエディットはかなり重要です。このリプレイ記では高杉を作っては年末に解雇を繰り返していましたが、それには理由があります。まず年俸が高すぎるということ。普通のエディットは最初の年俸は1年1億ですが、特殊エディットは1年2億という数字からスタートします。さらにはこの段階で留学を揃えていないの育成面に大きん不安が残ること。さらに一定の能力と連携が解雇しても受け継がれることなどが理由としてあげられます。なので、邪道ですが財政が安定する数年間はエディットは1年使い捨てにしておくために、萩原型の高杉を毎年作っていたわけです。他のキャラクターでも同じ事ができますが、同じ萩原型成長型普通Cの椎名はオススメ出来ますが、あとはこの手はかなり使いづらいような気がします。萩原型であっても成長型が超早熟だったり、連携型が鬼茂だったりするためです。この辺りもここではない攻略サイトなどをみてみる事をおすすめします。

 おそらく2年目は耐える2年目になるでしょう。普通に戦っていてちゃんとした条件さえ揃っていれば残留はなんとかなるはずです。さらに3年目には戦力を整えてステップアップもできるでしょうし、この頃になるとスタメンの8割方は入れ替わってもおかしくないと思います。残すとすればキャプテンと萩原型の選手、それともともと評価点の高い活躍が出来る選手ぐらいでしょうか。それでも萩原型の選手はベンチウォーマーになっている可能性が非常に高いと思います。補強に関しては取り過ぎないぐらいの計画性が必要になってくるかもしれません。

 (次回は3年目以降のクラブの作り方)
 (ここから実戦)一昨年のルンゲ・去年の山土巣の引退という超大波乱が起きてピクシー1人に得点力がかかってしまったシーズ人になってしまった。とはいえ成長はしていないとはいえ柳沢と成長途中のワルサーがいるので量的には心配はしていない状態。しかし改めてチームを見なおしてみると、余裕が有ると思われていた御厨の年が32歳。このままで行くとあと2・3年で危険水域に突入しそうな感じになってきたので、そこの部分の補強の禁銃声が急激に高くなってきた。それと同時に玖珂に対してもそろそろ世代交代の部分を用意しなくてはいけない事態に。しかしここ数年荒巻スカウトのあたりがかなり悪くなっているの事実でDFのGPをなかなか引っ掛けて来ない。ここは乱数調整をフル活動してなんとか有力選手を引っ張ってくるしかないとうい状態になってきた。もちろん目標ポイントは御厨の位置が最重要ポイント。その次が玖珂。先を考えるならここに新しい象徴を持って行きたいところ。それと御厨の位置とは別にセンターバックをもう一枚。荒巻スカウトはもうちょっと使えると思ったのだが、ここに来て交代の可能性も。

 さらに、ここで大胆な改革をもう一つ。戦術をそれまでのポストプレーからカウンターにチェンジ。全体的に得点力が落ちている状況もあるのだが、守備力もかなり厳しい場面に来ているので、それに対処するため。萩原・星野の能力低下は激しいし、御厨もいつまでも分からない。そのための守備を固めるという意味でカウンターを採用。ただ最低でも岬が出てくるには1年またなくてはいけないので、最悪の場合はボランチを用意して玖珂を下げるという可能性も考えなくてはいけない。中盤はラゴスをソウルに売ったため一枚少なくなっているが、現状では特に動かす必要はない。ただそろそろ立浪に不安が発生するころなので気になるところ。FWは現状では意外に問題なし。柳沢が留学予定だけど、その前に野田が帰ってくるので問題はないだろう。となると補強エリアは全体的な若返りを考えるということになる。

 一応スタメン

     ワルサー       ピクシー
            柳沢
     高杉            立浪
       玖珂        与田
       森崎        御厨
           マリウス
            屋村

 乱数調整が上手くはまって一気に2人ぐらい補強出来ればいいんだけど。

 しかしその3月の乱数調整(*3)は失敗。16歳で出てきた有力選手がバング(GK)・17歳で多古(立浪がいなかったらとってたかも)(*4)でほかは20代以上。これじゃあ食指が動かない。ただこの時は柳沢が思った以上の攻撃力を発揮したこともあり、最初4試合を3勝1分けで切り抜ける。ここでメイン戦術も切り替えてさあこれからだというところで、得点力が全く上がっていないことに気がつく。さすがに流しっぱなしなので、うまく展開にはまらないとこういう感じになるんだよなあということなんだろうけど、大黒柱が2年連続で引退。FWの控えが存在せず、更には1人留学前育成。もう一人も育成中とくればこればっかしはかなりきついと言わざるおえない。

 で、4月の乱数調整。今度の相手はダービット率いる大宮。やはり将来的に考えればボランチかセンターバックなんだけど、なかなかセンターバックが出てきてくれない。出てきた中で有力選手といえるのは、自ら売り込みに来た佐和(まだまだ引退するには早すぎる屋村がいるのに、まだまだ獲得するという訳にはいかない)。西方(グランパス所属)・阿見(16歳で出てきたのはいいけれど、「オメーの席ね〜から」状態)ぐらいで、ディフェンダーも水原優一・ファッケットー・デュキャナンぐらい。本当の意味でマイナーズの確保も必要になりつつあるかもしれないと思い始めている。何せ御厨が30代に突入している今、代わりのDFは玖珂しかいないわけで……監督かスカウト(*5)の交代の視野に入れておくべき状況になってきた。そんな中で通常枠ではなくテキトーにいじった特別枠から念願のDFが登場。CDF辻元(*6)18歳。連携岩機型、成長型持続A、知力成長早熟Cというかなり変わった成長型だがこればっかしは仕方ない。センターバックは二枚欲しかったので獲得。これで御厨引退後の穴は埋まると思うけど、しばらくは玖珂を落として使うことも視野に入れや方が良さそう。

 この乱数調整のせいではないのだが、なぜがセレッソが絶好調。14節で優勝を決めたということはおそらくすべての試合において90分勝ちを演じたということなんだろう。直接対決は首位攻防戦とはいえ消化試合なのでファーストステージはそのまま0−3で通した。リーグカップも凶悪化状態の磐田に延長戦まで持っていかれての負け。今年は改革をしている途中とはいえかなり不安の残る一年になりそうだ。この段階で屋村にリオか留学オファーが来て承諾。久しぶりに楢崎がスタメンのGKに起用。ただいくら晩成型だとはいえ年齢的に言えばそろそろ衰えの声も聞こえてきそうなだけに、どこまで頑張れるのかが見もの。

 そんなさなかにセカンドステージ開幕。前半戦が割合不信だったのはピクシーの得点力が集まらなかったことだったゆえに、今度は柳沢をスタメンから外した高杉。開いた左サイドハーフには雅哉を復活。時々期待を裏切る与田にはFKの役目があるだけに外す訳にはいかないが、それでも計算外のことを考えると最悪の場合は松並と交代も視野に入れておくことも必要かと。そんな状態で8月を迎えたのだが、いきなり超大物が現れる。ニュートン19歳。成長型通常E・さらに連係はFPのDFでは三人しかいない(*)萩原型。とくれば獲得したいところなんだけど、年齢的に言えばギリギリ。さらに先を考える留学の予定がかなり厳しくなると思いスルー。ただこっちにもかなりの風が吹いてきた。その証拠に翌月にはついに

 
鬼茂17歳降臨

 という荒巻さんの意地が超大物を引き当てた形に。FWの枠は4あって年齢がかなり近いし、柳沢と年齢がかぶるし、玖珂(04だと特殊不仲)とはかなり関係が悪いんだけど、獲得しない手はない。ので、こっちは文句なく獲得。柳沢と同じ年で野田とかぶる危険性はあるが、ピクシーの後継として考えれば十分だし何よりも野田をサイドハーフに回すことができる。これだけでもかなり大きいと思うんだけど。(最も背景にはいつ衰えも問題がないワルサーの存在があるんだけど)鬼茂とはもちろん契約。これで年齢の近いところにFWが固まってしまったが、これどうしようかと考え中。連係に難のある野田とおそらく鬼茂が育つ段階では衰えが始まる可能性のあるワルサーを外して、ピクシー・柳沢・鬼茂の3トップで行くのが妥当かなあと思うが……

 ステージ進行は相変わらずセレッソが飛ばしている状態。それを負けとVゴール勝ちの差で追うブリッツ。3位のジェフを振り切るにも苦労をしたのだが、なんとか最終節の直前で勝ち点差1にまで持っていくことに成功。最終節のセレッソ戦(*7)では優勝を逃す直前にワルサーが価千金以上のゴールを上げてぎりぎり逃げ切り。1−0・2−0の試合ばっかりで連勝を繰り広げる胃がいたくなるよう状況が連発しながらもなんとか滑り込んだ。リーグチャンピョンシップは2試合合計で3−0の快勝。なんとか面目は保ったが、ニューイヤーカップでは初戦が磐田戦だったが、そこは圧勝でなんとかなったのだが、次の福岡戦であっさりと破れてしまい、2回戦敗退。相変わらず状況はよろしくないようで。

 来年は久しぶりのグレートクラブカップ本戦。この段階で先のことを行っておきますと、予選リーグから前回以上に胃が荒れるかもしれない状況になってきそうです。同じグループの入った相手はテーグ・ロッテルダム(フェイエノールト)・リマ・マンチェスター(マンU)・アンカの5チーム。これは状況次第では予選落ちがありえるというよりもむしろこっちはチーム改造中なので、かなりきつい展開が待ったいると思っと方がいいかもしれません。まだ人事的に言ってもラストピース的な超大物外国籍選手が来ていませんので乱数調整はまだ続きますし、おそらく純粋な戦力値に関しても来年の高杉・松並の留学で少し落ちる可能性があります。なので、現状は順調といってもいいかもしれませんが、まだまだ安定という意味では遠いのかもしれません。

 (*1)同じ半固有でも海堂は新人入団交渉では連れてこない
 (*2)この時の現実世界の総合順位。
 磐田・鹿島・市原・清水・名古屋・柏・G大阪・FC東京・広島・浦和・札幌・神戸・横浜・東京Vで福岡とC大阪が降格。この年ジュビロの強さが際立っていてもしワンシーズンだったら、早い段階で優勝が決まってしまっていた。でも年間王者はジュビロではなくチャンピョンシップは同点延長の末に鹿島が磐田を下して優勝。年間ベストイレブンは、得点王のウィル(札幌)以外全部が磐田と鹿島の選手で埋まるという事態にもなった。
 一方J2の方は横浜FCが新加入。リーグの方は京都と仙台がトップ2。6チームの昇格争いになったという物凄いシーズンだった。
 京都・仙台・山形・新潟・大宮・大分・川崎・湘南・横浜FC・鳥栖・水戸・甲府の順番
 (そういえばこの12チームの中で水戸だけが唯一J1昇格をしていない……)
 (*3)乱数調整は有限ではあるが、やればやるほど成果が変わってくるのでそこから補強候補を見つけるのがいいんだけど、このリプレイ記ではそうすると全く進まなくなるので多くても20回程度で済ませている。この20回程度の中で有力選手を見つけることが鍵になってくるのだが、ここ数年はうまくいっていない。去年はたまたま松並と柳沢が引っかかってくれたが……
 (*4)多古と立浪は特殊不仲関係になっていて、2002でも連係が全くつながらない。しかも多古は反則で退場する確率が非常に高いとくれば、この段階では取るべきではない選手の一人になってしまう。ただそれに目をつぶれば超晩成の成長型なので、長い期間活躍は期待できる。ちなみに鬼茂と玖珂も04では特殊不仲。
 (*5)人事的に言えばお払い箱状態。ゼルベルガーの半固有選手はワルサー1人だし、荒巻スカウトの半固有は与田1人。そういう意味で言えばいつ変えてもおかしくはないんだけど。
 (*6)<重要事項>GP辻本ですが、使っているグーグル日本語入力の仕様のせい(でも、ないんだけど)でしんにょうに一つの点という形が出て来ません。(プロ野球の西武の辻発彦氏の辻がこの文字)ので、このリプレイ記においては、点2つの辻本というので通したいと思います。
 (*7)ジジール・長沼健太・上田の3人の攻撃的ユニットが以上すぎる活躍を見せ、長沼はこの年に2位以下に圧倒的大差をつけての得点王に輝く。

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