Training
(10年目・育成)
 どんなに高い素質を持っていてもそれを活かす環境がなければ話になりません。なので、選手を活かすために育成というのが必要になってきます。要は限界まで能力を引き出してチームとして活躍させるわけです。サカつくシリーズにはありがたいことに2つのバーとしてオフェンスとディフェンスという2つの目安があります。これがあればある程度の部門はわかるようになったいますが、細かい数字は当然わかるわけはありませんし、なおかつフィジカル面と戦術の頭の面に関してこっちから判別することが不可能です。04や3ではコメントからそれがわかるようになっていましたが、2002以前ではそれが表に出てくることはありません。大きなグラフで判断するしかないのが現状です。

 ましてや初期の段階から育成しようとするとどうしても育てる前に幾つか覚悟をしておかなくてはいけないことがあります。留学地が揃わないこと、練習施設が揃わないこと、それと完全には育たないということです。04ではそれがかなり謙虚に現れていて森崎が4回も神にならなかった理由の一つがリバプールに送れなかったことで上限が思った以上に上がらなかったことでした。今回も森崎に関したいエヴァ留学なしの使い倒しが確定しているので申し訳ありませんが、モルセン・岬が育った時にはいったん解雇して、また雇おうかと思っています。萩原系で実力があってそれでいてあまり文句を言わないという選手は貴重ですし。

 留学を込みして普通のサイクルというのはこんなかんじになります。

 獲得→基礎訓練→留学→あと育成→ピーク→(能力衰退→引退)(*1)

 獲得に関しては言わずもがなですが、基礎訓練はタイミングによって大きく異なります。モルセンの場合は入団時は松本およりもバーに伸びがありませんでしたので、ひたすら基礎体力と基礎能力を中心に上げました。逆に20で入ってきた岬の場合は、頭の面も同時に鍛える意味もありリベロの練習を多くさせました。更に行ってしまえばGKにはスタミナの練習は不要です。もし欲しいのであれば通常のフィジカルの練習で事足ります。あとはその人の成長に縁って留学のタイミングを考える必要があるぐらいです。幸いにも今のチームはピークが30代にあるトップクラスの連中が多いので、いきなり野毛が入ってきても対応が簡単にとれたのですが……

 一応現状の全体の練習は以下のとおりにしています
 
  前半 後半
1週目 プレス 連係
2週目 フィジカル 3−5−2
3週目 ポストプレイ 攻撃力上昇
4週目 ポジション別 連係

 まだ現状環境が完全に整っている状況ではないので、まだまだ手直しをしていきます。中盤のプレスは支配力を上げるのに必要で、これに関しては3以降も重要なファクトリーの一つだと思います。フィジカルも基本的に欠かせません。むしろ最初の段階ではフィジカルをむりやりに上げる必要がありますので、他の練習を差し置いて、8回中4回ぐらいフィジカル練習にしても、文句は言われないと思います。それぐらい初期メンバーにはスタミナが期待できません。スタミナさえ上げればあとは勝手に強くなるわけで、そのあたりは指導者の能力に大きく関わってきます。なので最初の監督セットの中でハリスコが出てこないセットが出てしまったのはある意味落胆をさせるものでした。(ハリスコは初期監督なのに試合育成がSSというとんでもないレベルの監督)そのかわりキャンプ地に向いて言われるというロサンゼルスの紹介力を持つアンダーソンを最初にチョイスしたわけですが……(人事については後に話します)

 で、留学をさせるためにはある程度の育成が必要です。余程のことがない限りその育成を怠ると留学は成功しません。もっと言えば新谷の1年育成→2年留学でも早すぎます。出来れば2年育成2年留学というのがデフォですが、状況によっては3年育成2年留学(晩成系&通常C限定)も考えなくてはいけません。海堂とモルセンの育成が若干遅れるのはこのためです。その前に書く技能を埋めてしまうことを優先的に育成をしますが、個人練習にはもうひとつの意味があります。それは苦手連係を避けるということ。今のチームで言えば野毛と岬が同じ岩城系ですので、確実に不満を漏らす連中が出てくると思いますので連係の練習以外はなるべく顔を合わさないような練習を組むことが必要になってきます。

 各ポジションの最適な留学地・それにつぐレベルの留学地は以下のとおりです。(2回目ですがちょっと説明を入れます・赤字はゲーム内10年目3月現在所有)
 GK アスンシオン→限界型でGKに必要な飛び出しとセービング技術がいちば伸びる。反応速度の伸びが弱いのが残念
 GK メキシコシティー→平均型なのが残念だが、GKの脳力として考えればかなり伸びる。試合に勝たなくてはいけないので、そこころには上の2つの留学地が波言っている可能性も
 GK アカプルコ→同じメキシコだが、こっちは限界脳力が伸びるのである意味次点の留学地。反応速度を重視したいのならこっち。監督紹介で手に入るのもいい。
 CDF ヤウンデ→とりあえず送っておけば間違いがない留学地。スイーパー・ストッパー関係の留学地としては最高。フィジカルの伸びは世界最高レベル。難点はここに連れていくとキャプテンをあきらめざるえないぐらい統率力の上限が下がること。
 CDF ブレーメン→ヤウンデに萩原が向かないと発覚してから一気に注目を浴びた留学地。平均タイプだが、リベロ適性に行くしていて統率力も上げてくれる。そこそこに能力を上げてくれるので全体的に見れば悪くない。取りやすいのも◎。守備ってきキャプテンが欲しければここに送っておけばいい。
 SDF→ヤウンデ 守備力を上げるのであればここ。すべてのサイドバックに必要な能力が伸びる。難点はここに送ると攻撃的要素を捨てなくてはいけないところと、キャプテン候補はいかせられないところ。
 SDF→ポルトアレグレ 04で言えばモンテビデオ。攻撃的サイドバックを育てるのであれば問題がないほどの留学地で攻撃的要素もしっかりと育つ。全体的に見れば悪くはないのだが、平均型というのがネック。
 DMF→リスボン ボランチの基本的な部分をまんべんなくあげたいのならここ。伸びは思っいるほど多くはないが、逆にマイナス面になることも少ない。バルサシステムを考えているのなら送らないほうがいいぐらい。
 DMF→ヤウンデ 体力に物言わるタイプだとこっち。パサーの能力が伸びるのでこっちのほうがいいという人結構いる。ただし精神力的にダメなのと、3−5−2を採用しているこっちにとってはやや厳しいマイナス適性があるのが問題。
 OMF→ポルト 必要な能力は確実に大きく伸びることから中盤の留学地としては最高なものを持っている。(11年目加入確定
 OMF→ラゴス アタッカータイプの攻撃を目指すのであればこちら。こっちもキャプテンには向かない
 FW→ラゴス FWに関しては個々一択。得点を決めるだけだったら最高の留学地になっている。ただし守備は死ぬので、そのあたりは周りのフォローを考えなくてはいけない。
 FW→ポルトアレグレ 地味に能力が大きく伸びるので個性化を目論むのであればこっちのほうがいいかもしれない。ただし伸びはラゴスほど伸びないという点は頭の中に入れておくべき。
 攻撃的キャプテン→ベオグラード 体力的要因にはあきらめざるおえないが、精神的要素が要素が極端に伸びる。特に統率力だけを上げるのであればここがずば抜けている。

 まとめますと 最低限ラゴス・ヤウンデ・アスンシオン・ポルト・ブレーメン・ベオグラードを持って、その補助的効果を狙ってリスボン・ポルトアレグレ・メキシコの2つを考慮に入れておく必要があります。もっとも補助的の場合はあまり気にする必要はないのですが、ヤウンデとポルトとメキシコシティーはどっかの試合で最低でも勝たなければいけません(*2)のでかなり辛いものがあります。

 帰国したらレギュラーで使いつつ足りないところを伸ばしていく形になってきます。これで選手は完成されていきますが、対戦チームを作るわけではないので究極を目指す必要はありません。ある程度伸ばせればいいやというテキトーな形になってくると思います。2002の場合はそれ以後と違って指標になるコメントがありません(*3)ので、ある程度は想像の範囲内でものを考える必要があると思います。

 単純に強化をするなら練習の回数を増やすことが重要です。しかし序盤ではそれがうまくいきません。ではどうすればいいのかというとクラブハウスに建てられる施設を疲れの取れる施設を強くするで最初の段階は決まってくると思います。立てていなかったマッサージルームをようやく建設。さらに戦略指導室と、データー分析室設置。この2つは取り壊す可能性があるので、レベル1のままにしておきます。それとスピードジムをレベル2にしておきます。さらに4月にはスタジアムにアミューズメントとコーヒショップを設置。5Bになっても収入がさほど上がっていないので、(最高3,8億。でレベル4の時と5000万円ぐらいしか変わっていない。理由は入場料と観客動員数の関係によるもの。こっちもVIPルームは設置するのですが、残りは何を設置するのかに迷いが出てきます。

 そういう意味で資金は貯まり次第飛んでいくのですが、それ以上にそろそろ一つの問題が首をもたげてくる頃になります。04の時は気にしなくても良かった世代交代です。今のチームは相当若い(*4)のですが、屋野が留学していないこともありそろそろチームの中では世代交代を考えがなくてはいけないかなあと思います。森崎はもうちょっと持つのでいいのですが、3年後を考えたほうがいいですし、星野がセンターバックができますのでどっちかを探すという形でもうちょっと待ちますが、中盤の右はそろそろ次を考えたほうがいいかもしれません。今、所属している選手数の16しかおらず、しかもその内3人は留学中ですので13人しか選手がいない状態ですが、このメンバーなら大丈夫と思って進めていきます。今年かタリストンに変えて野毛を先発に回していきます。

 それを踏まえてのファーストステージだが、ミスから間違って消してしまったりしていたので時間がかかるかかるという状態。04の場合は開幕戦に負けることが多かったが、なぜかこの2002のリプレイでは2戦目に負けが集中して順位を落とす格好に。今回も2戦目の清水戦には延長負け。次の大宮戦でも引き分け。4戦目の京都戦でようやく2勝目。野毛がここでようやく戦力になったという感じに。ここで出てきたソニー (*5)17歳はスルー。しかしこのスルーが後に大きな状況を引き出したのかもしれない。4月に入り苦戦しながらも勝利を重ね、リーグカップも無難に突破。5月に入ったらいきなり萩原 16歳が出てくる。森崎がいるのでどうかと思ったけれど、とりあえず3億円積んで獲得。これで国内FP集め4人というノルマをクリア。チームに萩原型が半分入るという状況になってしまいました。ファーストステージはそのまま優勝。したのはいいのですが、ここで爆撃機ことミューレン G(*6)が18歳で登場。阿見が25だったら後継者として獲得してもいいのですが、まだ22。野毛を昨年とって使っているのでストライカーとしても微妙。(ただし能力は野毛を上回る)16だったらとってもいいのですが、今回はスルーの方向で行きます。しかしソクラウスと言い、ミューレンGといい割合出やすいような気がします。一時期は20億円を切っていた資金が優勝賞金とあわせて40億を突破。しかしこれでもまだスタジアムマックスの建設料の4分の1だったりする。(確認したら割引付きで161億1546万円。帝国タワーリングの有効期限ギリギリに間に合うかどうかという感じか)それでも資金面の回復は思った以上に早く、駐車場・休憩所をレベルアップさせても9月には1月終了段階の資金44お育園を超えてしまうだろう。今の段階で施設をレベルアップするのにはちょっと考えなくてはいけないことがあるので、そのあたりは置いて行く事になりそうだが。

 後半戦は2トップがいい形で爆発……なんだけど得点力が思った以上に上がらない。平均2点もとっていれば普通はそれで十分なんだろうけど、シーズン通じて100点位上トルには3点ないし4点は確実に取らなくてはいけないのが辛いところ。得点力を上げるとすればサムソンのところの交代も視野に入れなくてはいけないんだけど。今のところそれに見合う右サイドの人材が見つからない状況。それだったらソニーをとっておけばよかったと後悔はしているが、21歳のフォーゴ(しかもフリー)をスルーしなくてはいけないほど、状況に関してはあまり良くない。8月スタート段階で河本兄弟(*7)が同時にリストアップされるという珍事も発生したが、このあとも獲得に迷う状況が続く。実は現状余程の戦力上げをしなければ戦力確保はあと3年はしなくていい(センターバックの森崎のところだけ。しかもその部分も萩原でどうになかってしまった。その3年後の対象はGK)だけに、外国籍ストライカーでもは16歳での取らないという方針を取る。そういう時に限って稲村 16歳(*8)が出てきたり、フォーリット 20歳が出てきたり、ブストス 18歳が出てくるとは思わなかったけど。

 しかしステージそのものは結構追いつかれまくって焦っていた。磐田戦の負けで2位に転落。先を走るのはリッチョ。阿見が2試合にわたって頑張って離れない展開をもって、さらに野毛がうまく動いて鹿島戦(2−0)で逆転首位に。そのままリッチョ戦は引き分けて、最終戦で阿見がゴールを決めて何とか勝ち残り。こういうステージ展開が増えてきたような気がする。リーグカップも決勝のリッチョ戦でPK戦に持ち込まれて(ともに一人目が喜山と三神というGK対決)辛くも勝利。さらにプレシーズンマッチでポルトが出てきたので、これに試合を申し込んで勝利。これでOMF優良留学地が来年入ることが確定。さらにワールドウィナーズカップも勝利をして一気に資金がアップ。(ニューイヤーカップは初戦敗退)終わってみれば昨年終了の段階から57億もの大幅なプラスになった。ただ、この資金来年には飛ぶことが確定している。おそらく来年は磐田工務店→磐田プレハブ建設とパワーアップした会社がさらにパワーアップをすることで5Bの建設条件がクリアーになるので先に建設をしてしまう予定。さらに年俸更改もあるのでスポンサー料がまず飛んでいきそうな感じ。建設を抑えていけば多分100億入っていたんだろうけど、今のうちに投資をしておかなくてはいけない場面もあるので、再起に投資しておけという感じでやっておきます。どうせ来年になればプレハブ建設がパワーアップするのでその間2資金をうまくたれればいいことだし。
 10年目終了段階
 資金 77億6594万円 (前年比 +57億4941万円)
 GP 6人 FP 4人(FP条件クリアー
 2月11月カップ戦 3 (アジアウィナーズカップ×2+ワールドウィナーズカップ)
 条件クリアー
 年間最小失点

 監督 ケッセ (ザグレブ紹介監督・半固有 ボロン・スカル・プロシキ)
 スカウト 富士 美喜男(半固有 森崎・海堂)
 クラブハウス レベル4
 スタジアム レベル 5B
 所属選手
 三神 尚紀 (*)
 岬 健二 (*)
 萩原 忠志 
(*)
 森崎 敬
 モルセン

 海堂 大
 松本 太郎
 須並 哲

 星野 光
 新谷 友樹
 屋野 功

 サムソン 吉田
 本村 和也
 高杉 和也

 タリストン
 野毛 秀樹 
(*)
 阿見 達哉

 (元々のポジション、海堂はOMFにポジションコンバート済み。見えない色があるので、DF=青・MF=オレンジで統一)(*)=FP
 編成に突っ込もどころはあるかもしれないけれど、ひとまずこんなもんで。

 (*1)稀に能力衰退前に引退をしてしまう選手がいるため能力衰退以後に( )をつけた
 (*2)ただしこれにも条件がある。一定の年数が経過していること、そのチームよりも上のランクの留学可能なチームとの試合にかっていないことが大きな条件になる
 (*3)細かく言えば各能力を鍛えた時に出てくるコメントで判断するしかない。
 (*4)現状チームのメンバーの年齢は以下のとおり
年齢 選手
28 屋野
27 森崎
26 三神
25 サムソン・本村
24 須並
23 タリストン・岬・海堂
22 新谷・阿見・松本
21 モルセン
19 高杉
18 星野・野毛
16 萩原
 (*5)トム・フィニーがモデル。イングランドで活躍したウイングで今では当たり前ではあった複数ポジションをこなせる選手だった。本来のポジションが右ウイングだったため、当時の世界最高ウイングだったスタンリー・マシューズとどっちがいいのかという論争になったこともあったのだが、彼が左ウイングに回ることでその問題を解決し。しかもこのコンビの出来はものすごいものがあった。戦争のためにプロデビューが遅れてしまったという不運はあったものの、イングランドの歴史の中にいなくてはいけない選手の一人になった。なお配管工で金銭を得ていたことからプレストンの配管工という二つ名がある。
 (*6)ゲルト・ミュラーがモデル。70年台のドイツを代表するストライカーで驚異的な得点力を発揮。さらにどんな体制からでも点がとれたことから爆撃機「デア・ボンバー」と呼ばれている。日本の高原が「スシボンバー」と呼ばれた時のボンバーの元祖は彼。地元のクラブに一年在籍(地方リーグながらあげたゴールは51)したあとにバイエルンのスカウトの目に止まりバイエルンへ。ここで15年で398というゴール数を上げて数々のクラブのタイトルに貢献。とくに72年から73年に上げたゴールがすべての試合を含めると67という驚異的な得点力を発揮。しかしベテランになると機会が減りアメリカへ。そこで3シーズンを過ごして引退をする。ワールドカップではロナウドが更新するまで、ワールドカップ通算得点記録を持ち、チームにおいての年間最多得点も2012年にメッシが更新するまで続くほどの驚異的な得点力を持っていた。代表出場し合い62試合で68ゴールという数字がそれをもの語る。アル中に苦しんでいた時期があったものの、現在はバイエルン・ミュンヘンのサテライトリーグのアシスタントコーチを務めている。
 (*7)鬼茂・龍将の二人。もちろん架空の話だが、特殊連係でつながっている。架空選手で兄弟設定なのは他に甲斐兄弟がいる(雅哉・純哉)。ただしこっちの兄弟は特殊連係がなくとも鬼=那智関係なのであまり意味が無いのと、3以降だと弟純哉が金くれ+早熟傾向が強いのでちょっと厳しいかなあというのが本音。
 (*8)現状ボランチが一番かぶりが多いポジション。新谷・星野のレギュラークラスに加えて、現レギュラーの屋野、ボランチ向きと言われる高杉、さらには海堂も岬もこなせるのであふれている状態。むしろ星野がサブポジとしてセンターバックを学んでいる現状を考えると、それ以上のユーリティー性を持つ稲村とはいえいらないという結論になる。おそらくあと10年は余程のことがない限り代わりを考えなくてもいいかも。いざとなれば岬か海堂か高杉を回せばいいだけだし。

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