オーナー生活開始
 いよいよゲーム開始です。最初に名前、本拠地、チーム名、ユニフォーム、フラッグ、秘書などを決めていきます。実は個人的にこの作業が一番楽しいとおもいます。自分でデザインした(といってもあらかじめ決められた模様に自分で色を付けるだけですが)ユニフォームに袖を通す選手の姿を想像しただけで、やってて良かったと感じてしまいます。
 どのユニフォームにするのか迷う人もいるかもしれませんが、迷ったときには海外のチームでも日本のチームでもいいですから好きなチームのユニフォームをお手本にするといいと思います。私自身はバティがいたときフィオレンティーナ(*1)とか、バレンシア(*2)とかが好きなのでそういうのを参考に作ったことがあります。今回のユニフォームはベティス(*3)風に緑と白の縦縞のセッティングにします。アウェーは赤一色。これは緑はつかえなくなることによるものです。
 紆余虚説すること15分ようやくチームの原型となる基礎部分が完成しました。
 オーナー名 自分で作るのがめんどくさいのでデフォルトの玲奈都久利(レナートクーリ*4)
 本拠地 東京都江東区
 チーム名 東京ヴェール
 ユニフォーム 前述の通り
 クラブのロゴ いじった
 フラッグとエンブレム いじってない
 これでチームの土台部分は完成です。次に監督を決めます。今回はそれまでの作品と違って監督を決めるとそのままチームのメンバーまで決まってしまいます。ので、監督選びは身長になってきます。ここは神野 流を監督としてチョイスします。で、自動的についてくる選手も決まります。通称神野セットといわれる選手編成は以下の通りです。
 GK 奥田哲三・内田悦志
 DF 飯島悦志・志水裕喜・尾野裕史 
 サイドDF(SDF) 蒼葉正浩・邦末純隆・上村歳朗
 守備的MF(DMF) 瀬尾孝作・内藤幸雄・島田征治
 攻撃的MF(SMF) 久里田大吉・友田数雄・和田典夫
 攻撃的MF(OMF) 結城貞広・氏家昌弘
 FW 荒井栄一郎・盛永秀一・和多塚忠男
 特徴といえば飯島・志水という堅い守備陣に、決定力のある荒井がいる典型的なカウンターチームです。また選手間の連携の良さもあり最初から連携ラインが白でつながっている状況です。この比較的仲が良いことがこのチームの最大の特徴で、パス回しの確率の良さに期待が持てます。反面その大事な中盤が比較的弱いのが難点になっています。またGKも守護神と呼ぶにはちょっと能力が低いような気がします。補強ポイントは基本的には全体。緊急度が高いのは中盤>前線>GK>守備の順。取るべき戦術はカウンターしかありません。
 次に決めるのはスカウトです。今回は宇崎さん・白川さん・ケンデスさんの3人に担当してもらいます。縛りの方針でよほどほしい選手が出てこない限りは、一年目での彼らの仕事は基本的に新人探索しかありませんので新人探索に強い人か、南米のスカウトにを選ぶべきでしょう
 最後に決めるのはチームの中心人物になる外国籍選手の補強です。ここではセンターバックのロビアーノを選びました。彼を選んだのは補強選手の中で唯一の連携「萩原」型と言うこと、それと全体的な守備力の向上を考えたときに、ボランチを補強する頼かは最終ラインをしっかりした方が良いというある種偏った考えで、彼を補強することにしました。
 これで基礎的な部分のチームは完成です。ライバルチームのオイリスはどうやら目黒を本拠地に構えたようです。会見の模様で、アン・タンシェン(*5)の補強を発表していました。うちのチーム以上に放り込みサッカー全開の予感……
 こういう形ですが、オーナー生活をいよいよスタートします。
 (*1)フィオレンティーナ……イタリアセリエAに所属しているチームで、本拠地はフィレンツェ。強豪クラブとしては一番新しい2002年設立。同名のクラブがあるではないかという人もいるかもしれないけれど、そのクラブは経営破綻したあげくにチームを消滅させてしまったので、結果的に設立年度が新しくなっている。経営破綻前はバティストゥータとかルイ・コスタとかがいた攻撃的に魅力的なチーム。
 復活後はルカ・トニ(現・バイエルン)が大ブレイクしてチームを大きく引き上げる要因に。昇格直後の大補強の失敗(しかしこれにはカルチョスキャンダルが大きく関わっている)から、現在は長期的視野でチームを作っている最中。
 (*2)バレンシア……スペイン1部に所属。本拠地はバレンシア。90年代後半から2000年代初頭にかけて高速カウンターを武器にチャンピョンズリーグ決勝に進出し世界を驚かせる。その後当時無名だったベニテスと監督に起用し、リーグ連覇とUEFAカップを奪取。黄金時代の到来を予感させたのだが、ここからチーム内のゴタゴタが表面化する。なかでも07−08シーズンは開幕から最悪の展開で、監督交代劇に選手離反問題、さらには会長自身の経営戦略に行き詰まり(新スタジアム建設による用地売却がうまくいかなかった)もありチームは恐ろしいほどの停滞。何とか一部に踏みとどまったが失ったイメージは大きすぎて、再建にはかなりの年月がかかるのではないかと言われている。
 (*3)ベティス……1909年にセビリアから離れた役員たちによって作られたチームとその2年前に作られた学生たちによって作られたチームが1914年に合流してできあがったチーム。リーグ優勝1回、カップ戦優勝2回。
 (*4)レナート・クーリ……ペルージャを支えた名司令塔。ユベントス戦でピッチで倒れ込んでしまいそのまま死亡。ペルージャのホームスタジアムに彼の名前が付いている。
 (*5)アン・タンシェン……前作「さかつく3」において、序盤で獲得すれば間違いなく戦力になる選手の一人で架空選手(中国出身)。特徴なのはその身長の高さで2メートルを超える。このゲーム特有の「(獲得が)早い・(移籍金と年俸が)安い、(こっちにとって)うまい」という3拍子そろった選手だが、今作ではそれらがすべてなくなってしまっている。アジアレベルで考えれば、トップクラスの選手。
1年目その2「スポンサーと選手補強」に続きます
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