三国志11の世界で他の場所に侵攻をする場合は、兵士数を減っているのを確認してから進行するのがセオリーです。特にレベルが上がってくるに連れて初期の兵士数に大きな開きが出てきます。状況によっては開始から数年は動ける状況にないこともザラです。「英雄乱舞」の曹操にいたっては内政が整わないうちから二方向から攻められるなんてこともあります。今回のリプレイに関して言えば侵攻を一回もしてこなかったという幸運がありました。これは盧江の袁術軍の視線の先がどこにも向いておらず、しかも建業の王朗軍が半ば自滅に近いかたちででその盧江に攻め込んでいるからで、こっちに視線を向いていないというのがあります。劉備軍も最初はたいていすぐ北にある大都市建業を見ていますし、韓玄軍は動かないまま攻められ続けるということもあります。今回に限って言えば運が非常に恵まれていると言えます。
ではそうでない場合はどうするのかというと、やはり防衛戦をするということになってきます。柴桑の場合は南から攻めてくる以外は港を経由しなければいけませんので、港を経由をした防衛戦を展開すればこっちの兵士の減少はかなり食い止められます。そのために兵器の強化が必要で「投石」までは研究する必要があります。投石は兵器そのものの強化につながるだけではなく、水軍の強化(ただし使用武将に水軍Sがいることが必須)にもつながるので、それまではチマチマと井蘭からの火矢や弓矢を当てていくことがメインになってきます。
自分の場合はあえてこういう戦術をとっています。
1、攻められたときには港の兵士をすべて都市に持って行き、港をがら空きにする。
2、CPU勢力が港を制圧する
3、その港に向かって大量の矢を浴びせかける
4、仕留め切れずに敵が出てきた場合は馬忠(呉)を入れた戟兵隊で撃破
5、港を落とす
ということを繰り返しています。メリットはある特定か以外での状況で敵の武将を確実に捕らえるができるので、状況次第ではこちらの望むような武将が配下になる可能性があります。デメリットは港を取られることによる相対的な収入の減少。なおかつ一時期的にせよ技術ポイントが取られてしまうこと。さらに複数同時進行があったときには、兵糧の心配をしなければいけないことがあげられます。しかも南からきた部隊には全くこれが通用しません。
なので、南から来た部隊に対しては全力でぶつかっていくことになります。特に黄忠・魏延という武将はツワモノぞろいの孫権軍の中でも、それと同じもしくはそれ以上の武将ですので、確実に捕まえるつもりです。もちろん馬忠を連れていきます。孫策による足止めはききません(*1)が、代わりに周瑜と陸遜の計略による足止めはききますので、何とかできると思います。
簡単に防衛戦のやり方をま求めると以下のとおりになります。
盧江(袁術)・建業(王朗)→九江港
港を取らせてから集中攻撃。
江陵(劉備)・長沙(韓玄)・武陵(金旋)→陸口港からの攻撃
上と同じ。ただし状況に応じて馬忠を優先的に出していく
長沙から直接柴桑へ攻撃
都市の境の近くに1マス分しか入れない場所があるので、それを利用する。黄忠・魏延・他の有力武将が来れば優先的に馬忠をまわす。
基本的にはこんな感じで防衛戦を進めていくことになります。ただ今回は上にも行った通り平穏無事に一年を越してしまいましたので、攻める準備ができてしまいました。次回はせめて来るのを多少気にしながらですが、侵攻を開始していきたいと思います。
(*1)孫策の特技「勇将」は相手の部隊の武将の武力が自分よりも低ければ、戦術発動さえすれば確実にクリティカルになるある意味生命線。ただし孫策の武力は92。魏延の武力も92、黄忠にいたっては93と効果の発動は期待できない。自分でクリティカルを出せば確実に泊まるのだが、それ以外は運次第。
(*2)馬忠(呉)の特技は捕縛。これは攻撃をして部隊を潰したときに、その舞台に所属する武将すべてを問答無用に捕虜にしてしまうという優れもの。ただし以下の特技やアイテムを持っているのもに関しては、捕縛の効果はなくなってしまうので要注意。
「強運」(劉禅・劉邦・宋江)
「血路」(関銀屏・廖化・曹昂)持ちが所属している部隊全員
名馬アイテムを持っている
人物紹介
孫堅
能力 93・90・74・73・91
適性 S・S・C・A・C・S
特技 駆逐(通常攻撃が強力)
このリプレイ記での主役。三国志9では彼が主役になったシナリオが存在するぐらい前半のキーマンの一人。海賊退治をきっかけに役所勤めが始まる。その期間の間ち性は評判が良く自身の勢力拡大にもつながっていく。黄巾の乱でもかつやく、さらに韓遂の乱でも従軍するが、ここでも進言が元で董卓に睨まれることに。
対董卓戦では、損害を恐れる諸侯が多い中で中心的な役割を曹操と共ににない、華雄を打ち取る(演義では関羽が討ち取ったことになっているが、実際は孫堅が討ち取っている)など、一番の功績を上げる。董卓の遷都強行で荒れてしまった洛陽に入りをする。このあと袁紹が孫堅の土地に武将を派遣をして、対董卓包囲網が解散。今度は地域の争いの中に身を投じるのだが、劉表との闘いの最中に黄祖の部下に射殺されてしまう。
孫家の長としては優秀な部類に入るのだが、なぜか総じて寿命が短い。孫堅は37で戦死だし、孫策も26で世を去っている。あとを継いだ孫権は長命(一族の中では最長の設定になっている)だったが、実質的なライバルが減っていく中、自らの猜疑心が原因で勢力を削ってしまい、これが呉の滅亡の遠因になったとされている。短く生きれば輝きを増す一族だが、長く生きると晩節をけがしまくる。ありがたくない一面を持つ側面が、評価に影を落としている。
能力からすれば主役級の一人なのだが、劉備・早々に比べるといまいちインパクトに欠ける。特技がぱっとしないせいもあるが、孫策・周瑜などの第2世代に比べると派手さに欠ける印象がする。特技を覇王に交換するのがベストだが。そのためには適性Cの弩兵をレベルアップさせるのが先決。出来れば適性Sにまで上げて対応していきたい。また知力・政治に若干の難あるので強化も忘れずに。その気になればオール100も夢じゃない?
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