冒険の基本
 今回は基本的な部分の説明ですので、説明なんかいらないという人は次回に飛んでください。
 ウィザードリーシリーズは基本的に一つの流れの繰り返しという単調な展開で進みます。
迷宮に潜る(街を出る)

冒険をする

街に戻る

街でいろんなことをする

宿屋に泊まる

現在のHPに不安があれば、街を出る→回復をする→僧侶だけ宿屋

迷宮に潜る(街を出る)
 シリーズによって誤差がありますが、基本的な流れとすればこうなります。
 迷宮に潜る→冒険をする。メイン部分はここ。このシリーズは無理して先を行くとあとで後悔するような仕組みになっているので、無理だと思ったらすぐに引き返すこと。引き返す基準は回復呪文が無くなりそうになったとき、僧侶がレベルアップを思想になったとき、魔法使い呪文が無くなりそうなとき。移動呪文を覚えているときは周りの状況にも注意。呪文がつかえない地域で呪文を使って涙目なんてことが良くある。もっともこのシリーズの場合火力が強いのがいるので、無くてもどうにかなってしまうのだが。
 あとはアイテム欄がいっぱいになた時も帰りどき。必要なアイテムや火力アップするアイテムなどが埋まっていて取れなくなると言う洒落にならないことを避ける意味で。ただし鑑定が出来る状態で鑑定をして、不必要なアイテムを捨ててしまうという手もあり。
 街に戻る→街でいろんなことをする 大きな流れで言えばアイテムの整理、仲間にステータス異常(毒・麻痺・恐怖・呪われている・そして死などがあれば)それの回復(代金はかなりかかります)、酒場でアイテムの整理をする。これが三本柱だと思います。エンパイアシリーズは町中で呪文がつかえます(基本的にはつかえないと思ってください。どうしても使いたい場合は街の外に出て使うことになります)ので、HPの回復をしてしまいます。宿屋があるから回復呪文を使わなくても良いのではと思う人がいるかもしれませんが、そういうわけににもいきません。理由は下で。
 宿屋に泊まる→HPや魔力を回復したり、経験値が一定の条件下にまでたってしていればレベルアップをします。しかし最大の目的はHPの回復ではなく、MPの回復とレベルアップです。HPを回復させることが出来ますが、このゲーム回復させるのに金とゲーム内時間が必要になってきます。どこのゲームにも金銭が必要ですが、このゲームの場合アイテム鑑定にその商品の定価の半額という途方もない代金がかかってきますので、金をあまり使いたくありません。(そのために最近のこのシリーズではデフォルトの段階で司教が用意されています)さらにこのゲームには年齢という概念があって宿屋に泊まると最低でも一日分年を取ってしまいます。ばつの悪いことにこの年齢の取り方は有料部屋にはいるとさらに加速する傾向があります。年齢を取りすぎると成長力が鈍化する上に、下がりやすくなっていきます。さらに寿命という概念もあるので、出来るだけ年を取らせたくありません。ので、基本的に利用するのは無料の馬小屋だけです。そのためにHPの回復は町中で僧侶の呪文で行うということになっていきます。
 以上のことをふまえるとやはり基本的には、無理は出来ない部分というのはかなり存在します。ので、基本的に死なないで行動するのには最低限のレベルアップは必須ですし、それに見合う装備というのも必要になってきます。よって何回か潜っておくことになるのですが、結構面倒くさくて投げてしまう人の方が多いと思います。この面倒くささがウィザードリーの魅力であるという人もいますので、感じ方は様々ですが、何回か繰り返していくと確実になれていってレベルアップによって行動範囲も確実に広がっていきますので、その当たりから冒険に出て行くのが楽しみになって来るという人が増えていくと思います。
 次回はいよいよ最初の迷宮であるカシナート近郊に潜り込みたいと思います
 次回「冒険開始」に進みます

 前の章に戻ります トップページに戻ります