最初に毛利の特徴を上げていきますと以下のとおりになります。
1,知略105の元就がいるのでアドイバスは100%的中する。
2,PKになって貿易ができる容易なった+弓技術が大きくパワーアップした結果結果、特殊技術焙烙火矢が公式チート級の反則技に進化した。ので、港防衛戦には極端に強くなった。
3,水軍適正A以上で最高の政治力を持っている小早川隆景の存在。
4,イベント三矢訓で元就・隆元・小早川・吉川の4人に乱射がつくこと。
5,シナリオ2の関係上、この仕様ではいきなり幕末の志士4人(高杉・桂・大村・吉田松陰)が確保できる。
6,さらに宇喜多家関連の二人が周防に、安芸にも三人の追加武将がいるので(別にSチートしていない)武将の質には困らない。
7,最初から4種の技術が仕える。ただし直接攻撃系の技術や鉄砲の開発はできない
8,安芸に門前町・周防に南蛮街と公家町が建設可能なので12月の段階で
9、開発用地は比較的ある方。ただし建設可能町並み総数は17なので平均ちょっと上の程度という認識で。
10、銀山は最終的に3つ確保ができる。つまり最初から6000の現金収入はできるということ。
11,周辺国には不満が溜まっている武将が多いので引っこ抜きはやりすい。
と簡単に上げただけでもこれだけあります。なので、他の大名家に比べれば有利なのかもしれませんが、実のところかなり不安な状況になっています。例えばSP武将なし・追加武将なしの状況だとすると実は直接攻撃関係と鉄砲関係の基礎研究すら無理な状況になってしまいます。ただそれでも足軽学者を確保する手段というのは大きいのですが、Aが三人以内となると揃うまでは攻撃力が抑えられる状態になってしまうので、補強の方向性が迷うという形になってしまいます。なので、もしSP武将を使わないとすれば、初手はどう考えても長宗我部と同盟という選択肢になります。大友は河野・阿蘇と同盟を結んでいますし。島津は直接攻撃力がありません。(SP付きだと一応クリアーできるが)なので、足軽系を中心に伸ばしてくれる長宗我部と同盟という選択肢が自然と入ってきます。三好という選択肢もありますが、この段階では学者があるだけで足軽方向の開発には手を出してくれませんので、 防御中心で考えた場合のみでいいでしょう。
毛利家の特殊技術というのは条件がややきびしい部類に入るのですが、それに見合うだけの強力さを持っています。
鉄甲船以外の船を一定の確率で沈めてしまう
という能力で、毛利家の他には隣国東伊予の河野家も持っていますが、河野家はそれを活かす前に滅んでしまう傾向が強く、それゆえにほぼ毛利家の独占状態の技術と言えます。この焙烙火矢というのは火矢という文字が入る通り弓の技術があればもっと強力になるのですが、革新ノーマルでは弓はすべての攻撃技術の中で一番弱く、活躍できるのかといえばそうではありませんでした。むしろ名声を上げるだけだと割り切る必要がありました。しかし革新PKになって各戦術間の調節と南蛮技術の結果、超長距離からの攻撃が可能になって、さらに単独の戦術でも強力化。弓戦術がなくとも南蛮戦術としてイギリスを追いかけていけば確実に焙烙火矢が生きる状況が生まれてきます。どれぐらい強力かといえば防御能力が少ない港の集まってきた6万の軍(こっちの防衛軍はその半分。水雷をもってしても確実に負ける)を1月たたないで、全開させるという恐ろしいポテンシャルがあります。それ故に一つの技術の方向性として、弓を先に連射砲まで鍛えて、その後水軍技術で焙烙火矢まで専念。その後弓矢技術とイギリス系の南蛮貿易ををマックスにという選択肢が浮かんできます。
一応最初の方針として学舎は32を建設しますのでいきなり焙烙火矢を狙えますが、そのためには水軍学舎32で研究できる竜骨の他に水軍学舎20で研究ができる安宅船が必要になります。なので、二段階の開発が必要になってくるのですが、そこまで資金が持ちませんし、閉じこもっているわけには行きませんので実際のところは上の方法は使いません。じゃあどういうふうにやるのかというと、まずは伊達編と同じく資金力確保と名声の上昇を目指します。なので最初は16を内政学舎に残りの16を弓か水軍に割り振ります。これはいちいちバラバラにすると官人が面倒くさいので、安芸に内政学舎を、水軍学舎を周防の方に分けて建設をします。狙いは最初に灰吹法、さらに二期作もゲットして名声を200オーバーにまで持っていきます。恐らくそこから水軍開発しても余裕で名声220に到達するのには問題がありません。しかも灰吹法をゲットすることによって銀山からの収入が12000に上がります。二期作の存在は兵糧収入が不足気味にになる毛利家にとっては救世主的存在です。なので最初から商館を立てる必要がありません。これらの技術を開発した後には、足軽技術の開発に入るので最低でも1年半+2年半ぐらいはまともに外征は出来ないと思いますし。
故に貿易の方向性も余程のことがない限りは一定です。とにかく優先はイギリスですが、その次に優先したいはオランダ。イギリスに関しては言わずもがなですが、オランダの内政にアシストする能力もかなり捨てがたいものがあります。食料不足になるのを防ぐ携帯食や、けが人の休息回復につながり温泉ばいらずになる蘭方医、戦闘部隊以外の兵糧の消費量が減る馬車に建設期間が短縮できる西洋建築とどれもがどれも魅力的な技術が揃っています。なのでこの辺りは様子をして行きたいところですが、今回は常に大友の陰を考えなくてはいけませんので、この辺りは考える必要が出てくると思います。フルカスタムの大筒がくれば、焙烙火矢があっても5分5分以下の確率に落ちてしまいますし。
とはいえ、毛利家と言うよりも初期はどこでも人材不足という状況に頭を抱えることになります。毛利も例外ではなく最初のメンバーを覗くと在野にいるのは安国寺恵瓊1人だけ。一門衆が入ってくるぶんマシだといえるのですが、それでも足りません。ので、最初は英雄集結羽柴同様人材を外から求めるという形になります。幸い元就の知略はその周辺の極悪メンバーに比べても際立っている105もありますので、人材抜きに関しては文句はないと思います。しかも浦上と宇喜多直家の相性は最悪で、宇喜多直家の義理の数値は3。これは抜いてくださいと言っているようなものです。なので、最初はそれ以外の人材も探しつつ彼を抜くことが最初の目標とい事になります。
具体的な初期方針は以下のようになります。
1,全体を町並み配置17と考えると初期配置は武士町7・農村4・職人町2・公家町2・南蛮町1・門前町1。(内訳は下図の通り。0=配置ができない)2、商館の建設はなし。内政技術二期作・灰吹法を先に取るので兵糧不足の案件が解消ができる。
武士町 農村 職人町 公家町 南蛮町 門前町 安芸備後 3 2 2 0 0 1 周防長門 4 2 0 2 2 0
3、技術の優先順位は内政技術・二期作と灰吹法>水軍技術・水雷>足軽技術・鉄砲技術の順。弓技術は後回し
4、外交はイギリスをメインに追っかけるがケースバイケースでオランダも。
5、対大友のため高嶺城の兵士すべてを下関へ。尼子は以外に攻めてこない。
6、人材は基本的に来る者拒まず。ただし元就のスカウト技術をフルに活かす。
7、維新組は安芸組で確保。これは安芸方面の開発をてっとり早く終わらせるため。
8、外部からの人材スカウトは宇喜多直が最優先。義理3なのは仕方ないにせよ、知略99は脅威だし、こっちにくれば戦力になる。
9、外政はとにかく光照寺だけと提携。状況次第だが、四国に進出を考えない限りは世羅の忍者衆とは結んでもあまり意味が無いかと。
10、領地拡大はそれでこそ状況に応じて臨機応変に
11、大友対策として吉川を最初は下関に在留させる
12,秋の開発が終わった段階で研究要員と寡兵要員と奉行以外を周防へ移動して残りの回月を一気にやってしまう。
という形になると思います。武将の政治力は平均よりもかなり高いので、勝負となるのは北条との内政技術の灰白速度を比べということになります。平均値だけで言えば北条のほうが圧倒的に高いので、負けてしまう可能性があると思います。なので寺社衆との定形は必須です。
収入は普通にやれば16000程度は行きますが、これでも足りないと感じるので灰吹法の研究もやってしまいます。これが成功すると収入は20000を超えるのである程度光明として見てくると思います。
内政の仕方とかの紹介は飛ばしますがとくに不都合がなければ大抵はこのような数になるとおもいます。
補足。武士町の建設場所はどうしても8面全面にできない場所があるので、総数はそれぞれ一つ少ない。同じ理由で安芸の門前町周りの畑の数も一つ少ない。さらに初期の周防に配置された農村も設置は最大よりも一つ少ない。その他はこの段階では国建設する予定がないもの。恐らく将来的には鍛冶で埋めることにはなる。港の関船建造所は破壊済み。安宅船ができた段階で改めて作り直し。空白=0
場所 市 奉行所 兵舎 水田 漁戸 畑 水軍学舎 内政学舎 工匠館 櫓 その他 安芸備後 20 3 8 6 7 16 1 周防長門 28 3 11 7 16 1 3 港2つ 14 1×2 総数 62 6 18 6 7 7 16 16 2 2 3
技術に関しては初期に配置した武将たちでかなりの部分まかなえます。毛利的に考えると各技術に対しての考え方が以下の様な図式が出来上がってきます。
足軽=重用なものの一つ。このシナリオではそうではないが英雄集結関連だと尼子の足軽を伸ばしてくるので非常に危険。
騎馬=現段階では不要。吉川がSなのだが、基本的に開発スペースの関係上牧場の保有すら無理
弓=焙烙火矢を活かすのだから絶対重用なもの。とくに相手が関船以下の船で来る場合は、強化しておくだけでも違うし、攻撃能力ならフルカスタム化すれば極悪になる。
鉄砲=港攻めをするのならこっちのほうが有用だが、今回は役目とすれば若干弱いかも
兵器=大友が大筒を開発していればそれを有効活用する意味で鍛えるかも。大筒も海からの攻撃に進化をはっきりするので。こっちもあればありがたい
水軍=毛利にとっては一番の必要物。焙烙火矢をいかすというよりも安宅舟の存在のほうが大きかったりする。
築城=スタートの段階では無視。中後半になってから考える
内政=最初の段階では最優先。ただでさえ開発用地が少ないのだから、収入の底上げを最優先に。
なので、最初は内政の技術灰吹法と二期作を目指すことになります。その後に足軽技術を習得して、胴丸まで一気に習得。その後は状況を見比べて、尼子か浦上に喧嘩を売るということになります。最初から大友や河野相手にやってもいいのですが、武将が増えないという点を考えるときついですし、河野の場合は西園寺や一条はともかくとして、足軽技術の高い長宗我部や鬼武将が二人もいる三好を相手にするほど、悠長な状況ではありませんし。その3地域を占領しても経営方針を考えないといけませんし。
次回は「じぶんのかんがえた初期内政論」になるとおもいます。
毛利家の初期人材のうち有力武将+これから出てくる有力武将(1560年代限定)と4人の幕臣SP武将及びこっちで加えた新武将+他から引っこ抜いた有力武将の能力紹介
名前の太字は最初から毛利家にいる武将(除く・SP+加入武将)武将数値に関してはここから。
名前 采配 武勇 知略 政治 合計 特殊戦術 足軽 騎馬 弓 鉄砲 計略 兵器 水軍 築城 内政 武将数値 毛利 元就 98 69 105 104 376 乱射 B C S C S B C C S 43 毛利 隆元 76 74 72 85 307 乱射 C D B D B C C D A 19 吉川 元春 95 94 78 61 328 乱射 B S A C B A C D B 28 小早川 隆景 87 76 92 94 349 乱射 B C S B A B A B A 35 安国寺 恵瓊 14 6 85 91 196 D D D D A D D C A 10 口羽 通良 49 37 75 81 242 D D C D B C D C A 8 国司 元相 70 78 49 45 242 B C D D D B B D D 5 福原 貞俊 50 48 80 79 257 C D C D A D D B A 9 吉川 元長 75 81 51 49 256 D B D C D D C D D 7 毛利 輝元 60 51 26 62 199 C D C D D D C C D 1 毛利 元清 71 66 53 56 246 D B D D D C C D C 2 大村 益次郎 96 28 98 81 303 治療・烈火 B C D A S A B C B 41 高杉 晋作 94 74 87 85 340 組撃 A C C A B S A D B 35 桂 小五郎 82 86 83 91 340 B B B B A C C C S 31 吉田 松陰 44 45 87 97 283 D D C B A B B D S 22 宇喜多 能家 97 86 92 80 355 A A B D A B A C B 29 平 清盛 70 71 85 105 331 B A S D A B S D A 31 毛利 敬親 32 51 66 89 232 C C C A B S C C A 9 馬場 職家 84 88 54 66 292 A B C B B C D D B 18 熊谷 信直 89 85 52 44 280 C S B C B D C S D 19 宇喜多 直家 77 71 99 93 340 C C B C S A C B A 29 野見 宿禰 78 98 55 78 309 S B B D C B C B A 23
元就は最初の段階で右馬頭を襲名済み。(その修正の数字を含んでいるので合計の数値とは数字が合いません)毛利一門の4人はイベントで乱射がつくので習得済みとして表記。安国寺恵瓊はこの段階では安芸の在野。太字はSP及びこっちで加えた武将。宇喜多直家は浦上から、野見宿禰は尼子から抜いた。吉川元長は1563年に登場。毛利輝元はデフォではこの数値だが、こっちの修正で知略82になっている。1568年登場。毛利元清=のちの穂井田元清。1566年登場。
まるでSチートじゃないのかと思うほど外部の強力人材が多いところなんだけど、人材が多いのだが、これでも勝てる気がしないのが毛利のひどいところ。有力武将一人がなくなっているのもあるんだけどこれでもこれぐらい補強しなけばいけないというほど強さに関しては保証ができないというところなんだけど。それらのメンバーを差し置いてもやはり毛利元就のアドバイス的中というのは恐ろしい。能力総合も8位(補強なし)と総合力の高さを魅せつける。武の中心は吉川。それを小早川でフォローしていけば、元就が前線に出るのは中国制圧まででそこからは弓を中心にアタックをすればもんだいはないだろう。状況によっては隆元も出陣させるが、隆元はどちらかと言えばバックアッパー向き。これから成人してくる一門が頼りないのでその辺りも考えなくてはいけない。これ以外の配下で言えば比較的政治力の高いメンバーが揃っているのが強みだが、武に関してはやや中途半端。90以上の武勇持ちが中国地方には少ないのも要因になるのだが、願わくば堀部あたりが流れてきてくれればそれもよしなんだけど。なので人材的にはとにかくどういうレベルの武将でもいいから周辺からかき集めること。これが必須になってくると思います。
戦闘面の基礎戦略に関してはまさに鬼畜モード。公式チートの大村を筆頭に、最初から3種の足軽能力を持っている高杉晋作に桂小五郎。吉田松陰と元就は最初から「同討」を所有しているなど、まさに強力な布陣を持っています。それを活かす直接攻撃の技術がないというのが一番の問題点ですが、元就と毛利三兄弟には弓の特殊戦術の乱射が付きますので気にする必要がないぐらいです。バグのせいでチートに磨きがかかった大村益次郎に武将ポイントの高い練習がたくさんいて、さらに義理3故に取りやすい知略99の宇喜多直家がいるのだからどうしようもない。坊さんが持ってくるアイテム次第では超がつくほどの優秀なアドバイス役がふたりも出来る状況になるわけで、それだけでも中国地方ぐらいだったらどうになってしまいそうだと感じてしまう。しかし下関が最初から責められやすいのと以外に開発しづらいことを考えると、ちょっと待ったほうがいいという結論になっているので、とりあえずはじっくりと構えるところ。
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