リニューアル前の真田から大幅に基礎の部分が変わりましたので、その解説を入れながら新規の初期方針としてみます。
1、町並みは商業(武士)4・防衛(門前町)1・兵舎および水田(農村)3・学舎(職人)2。
最初の段階では真田の俸禄支払いが一人しかいないこと。金山を発見できれば一つ町並みが増えるという計算ができますので、前は武士5だったのを4に減らします。その代わり職人街を用意して技術開発を促進させます。
2、兵舎の数は11。技術は三間槍までは開発。出来れば鉄砲学舎も。
胴丸まで開発していると、開発中に上杉が動いてしまい、さらに輪島まで取ってしまう可能性が大きいので、三間槍までを開発。余裕があれば胴丸を開発するも、その時のメンバーに昌幸は外す方針。(信幸+由利+三好兄弟のどっちかになりそう)鉄砲学者は先のことを考えて。
3、早い段階で海津に一夜城を建設。幸隆を譜代に。
これも大きな意味あり。海津に城を建設すれば春日山までの距離が一気に縮む。(これは後の章で解説)さらにその譜代に幸隆を任命すれば、幸隆が知力100になり助言にはずれがなくなる。幸隆の采配は84なので、深志城で寡兵した兵士の半分が追加として海津に足される。
とりあえずはこの3つが軸になると思います。もちろん人材発掘をして十勇士や政治力の高いメンバーを確保するのも忘れません。このあたりの役目は昌幸になると思います。稲姫と義仲も当然確保をしますので、政治的には難があると思いますが人数的にはどうにか確保できると思います。
町並み一つに対して施設は8つ置けますので、武士街一つに関しての収入は最大4000になります。4つそういう街並みを置きますが、一つの町並みだけ7つしか置けない場所が出てきます。さらに施設として商館と奉行所を2つずつ確保しなくてはいけませんので、市が置ける数は町並み4×おける施設数8−市以外施設の数4−最初から置けない場所1ということになり27という数字が出てきます。これに金山分の8を加えると、市による収入は35か所分になって35×500で17500。さらに商館にも300の収入がありますので2箇所で600のしゅうにゅうになり、最終的には18100が基礎的な収入になります。ここから人件費が出ていくので、できれば余計な人材の確保をしないうちに必要な人材の確保をしたいところです。
兵糧の収入は最初から畑の収入がありますが、やはり水田の収入が大きいので水田を立てることになります。しかしここで問題が兵舎で兵士を多く集めることを考えると水田を作るのは3か所しかありません。なので、それを補うために商館を立てていざとなった時に兵糧を買うようにします。ただし内政技術を最初から持っていないので、金銭はかなりかさむという結果が待っていますが、幸いにして同盟相手の武田家が最初から「割符」を持っていますので、技術くれといった段階での交換条件にもっていきたいと思います。こっちには武田の欲しがる技術が二つありますし。
兵舎に関してはセオリーをそのまま活用して、一回の寡兵で最低でも2000人(采配70以上)集めることができる、兵舎11を用意します。防衛に関しては斎藤からの方面に関してだけやぐらをしかけておきます。ただし
櫓櫓櫓
空門櫓
空空空
というような配置にしておきます。これは攻められたときに斎藤もしくは徳川の軍勢を挟み撃ちにするためです。反対側から来る長野に関しては効果がありませんが、長野に関しては直接事に当たればいいだけですし、いざとなったら武田の援軍も利用しますので問題はありません。むしろ下手にこっちに攻め込んでくると上杉や太田につぶされる可能性が大きいのですが……
人材に関しては十勇士・木曽義有などが優先的に確保するという形になります。相性の悪い犬甘親子はスルーする方向で、能力は平均並みよりちょっとした長柄、持っている適正にSが二つありさらに強力な下方二つを持っている小笠原定慶も確保したいところです。(ただこの二つの適正というのが騎馬と弓だったりする)
あえて優先順位をつけるとしたら(SP武将・木曽義仲を除く)
1、木曽義在。貴重な内政適正Aの上に政治力が品の在野の中では断トツの82。ただ相性はいいとはいえ抜かれる危険性がある。
2、猿飛佐助。忍者として致命的なぐらい知略が低いのだが、その特技の計略を鍛えると火牛を覚えることができる。後に長野か頼廉のパートナ(ふたりとも知略90以上)ーとして、常に前線に置いておきたい存在。
3、筧・根津甚八この3人は鉄砲適正A以上を持っている。政治力も十勇士の中では高いほうなので、絶対に確保しておくべき3人。
4、三好兄弟、保科正俊、足軽適正S。足軽技術を高めるのには外せないのだが、三好兄弟の政治力は40台、保科に至っては18と壊滅的なのが大きなマイナス。ただしこの3人の力も戦闘上では重要
5、山村 政治力71。在野の中では2番目の政治力を持つ。適性はそれほど高くはないが縁の下の力持ち的な存在
6 小笠原定慶 何といっても適性の高さが光る。本来であれば弓を使わせるために鍛えるのが一番だが、縛りの関係で今回はやや使えない部類に。それでも政治力61あるので貴重な戦力にはなる。
という順番になります。
外征面に関してはハッキリ言えば一長一短です。各勢力の特徴とか攻めやすさを書くと以下のとおりになります。
南越後・上杉家(最初のターゲット)
メリット
1,柏崎港があるので交易が可能
2,上杉謙信・直江兼続・上杉景勝・宇佐美定満など武将の質が高い
3,金山・銀山を所有。これに灰吹法を絡めると金銭面での心配は消える
デメリット
1,開発用地が少ない(7しか無い)
2,上杉謙信が強すぎて、幸村でも「溶けてしまう」危険性あり
3,相性が最悪なので思った以上に金銭がかかる
上野・長野家
メリット
1.水田建設場所が多いので、兵糧不足解消につながる
2,支城建設用地が2箇所もあるので防衛面においては万全の場所
3,当主・長野業正。SP武将二人が強力。さらに上泉信綱がいるのでパートナーとして適切。
デメリット
1,政治力武将が不足しているので再開発に時間がかかる
2,金銭面的に言えば金山等がないので、収支がぎりぎりプラスになってしまう
3,太田・上杉と接することになるので人材が抜かれる危険性が高くなる
甲斐・武田家
メリット
1,武将の質はピカ一。信玄を始めとして平均点以上の武将がたくさんいる
2,金山が二つあるので金銭面に困ることはない
3,相性が良すぎるので過剰に俸禄を渡す必要がない
デメリット
1,10年の同盟期間があるので攻められない
2,金山二つを確保しても全て人件費で消えて行く可能性
3,食料不足が本格化。下手すると技術開発にも支障が。
三河・徳川家
メリット
1,武将の質はかなり高く、家康・忠勝が特殊戦術持ちと恵まれている。
2,金山・港があるので経済力に関しても悪くない。
3,開発用地が広く、さらに置ける街並みの数が10と思うように強化ができるのがいい
デメリット
1,とにかく距離が遠すぎる。2ヶ月近くの距離を移動しなくてはいけない。
2,途中にある東海国人衆の存在。PC版では回避可能だが、PS盤では無理。
3,織田が援軍に来る可能性鉄砲隊で来られると全滅を覚悟しなくてはいけない
美濃・斉藤家
メリット
1,ゲーム内屈指の水田地帯を抱えているので、兵糧部速は一気に解消
2,斎藤道三・義龍親子が強力。他の武将の質も悪くはない
3,支城建設可能場所は二つもあるので、譜代次第では強力な防衛拠点になる
デメリット
1,水田重視にすると金銭が一気に不足する可能性
2,同様に技術開発の遅れがでる可能性
3,援軍として織田がやってくる可能性
以上のこと+縛りを考えるとやはり最初に責めるのは長野よりも上杉という方向になってきます。デメリットのほうを考えると先に長野を責めるという方向がいいと思うのですが、やはり周辺が怖すぎます。ので先に周辺がそれほど危なくない(それでも最上・長野は怖いが)上杉を攻めます。多少距離はかかるのですが、それを解消するのが海津城の存在で、一気に距離を三分の1程度に減らしてくれます。あとは特定のタイミングを待って攻撃をすれば、いくら謙信とて、怖がる必要がありません。それに金銭面の問題は生じますが、上杉を確保した段階で灰吹法をマスターすればだいぶ違います。(金山×3+銀山×1)の倍ですから、28000を確保できます。これはかなり大きいと思います。
これを基本としておきながら(上杉確保以後にまた方針を考えます)初期内政と、兵士の確保をベースにしていきたいと思います。
真田幸村
「日本一の兵の者」「ギャップ」「あの世で酒を酌み交わしたい人物」(家康)
本名「信繁」(信玄の弟から名前をもらった)。のちの講談師によって「幸村」と名付けられる。昌幸の次男となっているが、長男説もある。生れが遅かったせいで天下の趨勢が定まったときには、既に真田家自体は織田家の配下になっていた。のちの豊臣の天下になると秀吉のもとに人質としておくられる。この時に大谷吉継の娘を制裁として迎えている。
関ヶ原のときには父についていき、兄信幸とはたもとを分かつ。関ヶ原の戦いのときには秀忠の本隊を足止めにして戦場に遅参するという大功をあげる者の、西軍自体は破れてしまったために命の危機に。しかし兄信幸と信幸の妻(小松姫=稲姫)の父である本多忠勝の命を張った請願により、九度山への流罪になる。この流罪の最中に父・昌幸はなくなるのだが、大坂の陣のときに幸村は山を下りて大坂方に。
この時に大阪城の弱点を見抜きそこに巨大な「真田丸」を作り対抗。家康からの守りを跳ね返すが、講和のときに真っ先に壊されてしまう。続く夏の陣のときには戦死を覚悟して、突撃を敢行。あと一歩のところまで家康を追いつめるも、そこまで。休憩中に襲われ越前松平家(この時は秀康の息子が当主だった)の家臣によって討たれる。
コーエー査定では過大評価の典型といわれる人物の一人だが、家康を2度追いつめていること、さらに関ヶ原や大坂の陣(毛利勝永の活躍も入っているという指摘も)での一連の行動を考えるとこれぐらいの数値は当たり前なんだろうと思う。何せ武将風雲録では特殊シナリオ「本能寺の変」では最強の武力(98)を誇り、謙信と同レベルの活躍をしている。
ただ伝えられているイメージとはかなり違うという話も。普段の彼は非常におとなしく、さらに風体は大坂の陣のときにはかなりみすぼらしかったという話が伝わっている。それによると小男で44・5に見えると書かれている。それでいながら十文字槍を自分の武器としていることから、相当の実力を持っていると考えたほうがいいのかもしれない。
とにかく本来であれば乗崩も覚えるし、騎馬適正はSなので騎馬運用のほうが優れているのだが、足軽適正もAあるので足軽運用でも悪くはない。最後までどこの軍にいても主力として使えるし、一夜城建設も出来るのが強み。足軽・計略を補強してもっと強くさせることも可能だが、計略を強化する場合は知略の強化もセットとして忘れずに。89だったら、いきなり家宝で10アップさせてもいいと思う。
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