初期内政と周辺に対する警戒
 いよいよゲームスタートですが、まずは稲姫(小松姫のこと)・木曽義仲を含めた初期のメンバーを見ていきたいと思います。
 1段目 采配  武勇  知略   政治 足軽  騎馬 弓  鉄砲 計略 兵器 水軍 築城 内政
 2段目 所有戦術
真田昌幸  97 76  98  91  S 
槍衾・槍備・先駆・早撃・鼓舞・威圧・混乱・同討・「火牛」習得可能
真田幸村 105  110  89  36   A
槍衾・先駆・突進・早撃・罵声・鼓舞・「乗崩」習得可能
真田幸隆  83 60  99  84  B 
槍衾・槍備・斉射・火矢・罵声・威圧・混乱・篭絡
真田信幸  76 69   70 86 
槍衾・先駆・早撃
真田信綱 69  78   50 33   B
槍衾・先駆
真田幸昌 64  71  29  16   C
槍衾・先駆
矢沢頼綱  74 70  71  68  B 
斉射
矢沢頼康  71 75   48 49  B 
槍衾
鈴木重則  64 75  23  15  C 
槍衾・早撃
本多小松 72 88  64 32  C  D
槍衾・先駆・斉射・火矢・連射・「乱射」・早撃・鼓舞・威圧
木曽義仲 77  95  24  43   B
槍衾・先駆・突進・突撃・「挟撃」・斎射・鼓舞・威圧・SP武将
 真田家と矢沢家は血縁関係にありますので一門衆扱いです。小松姫と義仲を除くと、血縁関係にない武将は鈴木一人しかいませんので、実はわずかにですが周辺勢力に比べると経済的な負担は軽い状態からスタートします。一見すると強豪に囲まれている状況で有利ではないのかと思ってしまいますが、まともに政治力の高い武将が少ないので、どうしても開発に関しては時間がかかってしまいます。在野にいる武将を合わせても政治力70を超えているのは5人しかいません。60台の武将も多いというわけではなく、その分だけ周辺に比べると内政開発に関しては遅いと言えます。しかしそれを補うように高適正の十勇士がいますので、時間がかかるという点だけを除けば本当に恵まれているというかんじですが。

 昌幸はどうしても人材発掘の方に行ってしまうので、内政の中心は幸隆と信幸の二人になります。木曾義在が出てくれば3人になりますが、この3人をフルで活用するため内政学舎の研究は自動的に後回しになってしまいます。実は最初の段階ではこれが両天秤になっていて、食糧不足+金銭不足になりがちな真田を少しでも有利に持っていくためには、灰吹法と二期作が必要なのですが、これをやってしまうと侵攻面で大きく遅れをとってしまいます。差なだけは内政学舎を持っていませんので、そこからの研究からい開始することになります。ので、かなりの時間を要してしまうわけです。なので、ここは足軽研究を重視するために内省に重視してもらうことにします。

 いよいよスタートをしますが、その前に信濃の領地を見てみたいと思います。信濃おける街並みは武士町・農村・職人町・そして門前町(善光寺がある関係か)この配分を4:3:2:1にしたいと思います。門前町については前の章で書いたことをそのままやりますので省略をします。さらに武士町についても省略。職人町については学舎の数が16必要になってくるので2つは必須。残りは農村ということになります。農村は2つとも上野との国境付近に建設して水田と兵舎+工匠館の確保をしたいと思います。最初の相手が上杉になることから騎馬戦術対策として「当世具足」まで持たせるという手がありますが、たいてい「三間槍」を研究するかしないか、遅くとも研究中に上杉は輪島港に向かって軍を動かしてしまうので、そこまですることはないと思います。上杉さえ除去できれば騎馬メインで攻撃してくるのは周辺にはいなくなりますし。

 とはいえ優先させるのは金銭収入の確保です。これはどの大名家でもそうなのですが、金銭を確保しておかないと何も出来ないのは一緒です。なので、昌幸と一人以外は全員で市の建設に貼ります。ただし政治力の高い3人はさきに武士町の建設の方を優先させます。昌幸は人材探し。残った一人で木曽義仲を迎えに行きます。徳川に絶対的な軍師(本多正信・知略101)がいますが、序盤はちょっかいを出しませんしこっちも初期資金は少し余っている状態なので、ある程度俸禄をあげることでこれに対処します。武士街を比較的多く立てるのは資金面を多く確保したいという面もああります。
 ただ政治的にいってしまえば高い武将とそうでない武将の差が激しく、しかも高い武将画材屋を含めて早々高くないので、時間は少しかかります。出来ればこの間に足軽分野の研究科内政分野の研究をやっておきたいのですが、恐らくこれは中途半端な段階で信濃脱出ということになると思います。なので、研究に関しては状況を見ながらということになります。可能ならばこの間に鉄砲学者の研究もやっておきたいですし。
 とりあえず最初の一年ですが、大雑把に流れというのをまとめて見ましたので、それをここに表示しながらまとめてみたいと思います。
 1557年3月 ゲームスタート
 昌幸→人材発掘
 頼綱→木曾義仲を確保しに
 幸隆・信幸→武士街建設
 鈴木→門前町建設
 残りのメンバー→市建設
 (木曾義仲確保後)
 頼康→武士街建設
 義仲→足軽学舎建設

 4月
 昌幸・木曾義利発掘→スルー→人材発掘
 幸隆・信幸→武士街完成→市建設
 頼綱→市完成→市建設

 5月
 昌幸→二木を発見→スルー→人材発掘
 小松・幸昌・幸村→市完成→幸村以外の二人は市建設→幸村は待機
 幸隆・信幸→市完成→市建設

 6月
 突入段階での金銭収入→3200
 昌幸→霧隠才蔵を発見→雇用→人材発掘
 才蔵→市建設
 幸村→寡兵→兵士12204に増加→農村建設
 鈴木→門前町建設完了→市建設

 (ここからは市の建設に関しては省略)
 7月
 昌幸→木曽義康を発見→雇用→人材発掘
 市の建設がだいぶ終わったので、奉行所と商館の建設を開始

 8月
 昌幸→山村良勝発見→雇用→人材発掘
 兵舎建設を開始。その前に幸村を一旦戻して、帰ってきた連中数人で急いで農村を一つ完成させる

 9月
 昌幸→穴山小助を発見→雇用→人材発掘
 兵舎建設。小松だけ水田一つ建設。残った人材は足軽学舎及び兵舎や水田の建設に

 10月
 木曽義在を発見→雇用

 11月
 学舎以外の建設・配置はほぼ終わり 金山発見

 12月
 予定より早く金銭が溜まったので海津に向かって一夜城を建設に→翌月に建設。寡兵もして兵士は6595+7000に。一夜城の譜代幸隆に。

 1月
 寡兵で9231+8133 人材発掘は一回中止。
 金砕き棒の研究を開始 信幸+幸隆+矢沢頼康の3人で97日

 3月
 三好清海を発見
 3月の段階である程度終わってしまうのであとは後略です。人材に関して言えば
 三好清海→根津甚八→由利鎌之助→犬甘政徳→猿飛佐助→海野六郎→保科正俊→小笠原親子→犬甘久知の順番で発見をしています(人件費の関係上ここで打ち止め)兵士数は支城のお陰で季節毎で2回寡兵ができますので、一夜城建設の時に分割した兵力があっという間に回復していきます。59年の夏の寡兵が終わったときにはトータルで40000近い兵力が集まっています。
 技術の方も善光寺との提携もあり、かなり早いスピードで進んでいます。本来だったらするかどうか分からない胴丸の研究も無事に終わり、内政学舎の研究を始めています。このタイミングで上杉も輪島に出兵をしたらしく、春日山には11000の兵士しかいません。こっちは30000の兵力を動かすことができますので、すぐに海津城に兵士を集めておきます。もちろん本拠である深志城は最低限の人数での防衛をしておきます。おそらくこの人数であれば勝敗は動きません。いよいよ本格的に領土を広げる戦いが幕を開けます。

 真田信幸

 「温厚な戦術家」「秀忠の恨み」「大河主人公」「稲姫の夫」
 昌幸の長男で、最初武田家に人質としていたのだが、その武田家の滅亡により真田家に戻る。その後は織田→北条を仕える家を変えて、上杉領の海津城に対して攻撃を仕掛けていったが、今度は徳川家に仕える形に。そこで北条との対立が激化することになる。関が原の合戦の時には東軍について戸石城を攻めるが、真田同時の戦い(守備をしていた武将が幸村だった)で兵の消耗を嫌った幸村が無血開城をする。(これがきっかけで秀忠の本隊遅参が決定的になる)
 関ヶ原の戦いの後には父の助命をしながらも、功績が認められ父の領地+30000石の加増になる。父に対しては陰ながら援助をするが大阪の陣において自身が病気倒れてしまい参加できず。その後秀忠の時代になり上田から松代への加増移封されるが、(これはそういう名のものとの秀忠の真田家に対する恨みとも言われていている。ちなみにそのあと上田に入ったのが仙石の子供)その後は平穏に過ごすものの、晩年になり後継者絡みの騒動が勃発。この騒動のせいで引退をしていた信幸は2歳の藩主の後継として政治をとることになるのだが、半年後になくなってしまう。享年93。
 あれだけの過酷なことをしていながら、性格は温厚でそのためかなりの大名や領民から多くの尊敬を受けていたのだが、秀忠の半ば恨みを晴らす様な移封の時にはさすがにブチギレて重要な書類を全て破棄、さらには城にあるものをすべて抜いてしまい、松代に運んだとの話がある。また戦闘面においても父譲りの所があり、少数の敵兵で敵を破る実力を持っていた。その為家康も忠勝の娘である稲姫を自分の養子にして信幸に与えたことで、自分の陣営に取り込んでいったのと推測される。(ただ信幸の系統は途中で養子が入ることで途絶えてしまう)

 幸村が過大評価というのなら信幸はその逆のような気がする。もうちょっと采配知略が高くても文句をいう人はいないと思う。政治力が高いので基本的に内政役だが、地味に各種適正にCが多いので、基礎部分の研究には重宝する存在。政治力を強化して内政重視に持っていくか、築城適正を上げて巨大城建設に持っていくか、いずれにしてもその2つの方向を重ねた形に持っていくのがいいと思う。また采配も70代なので、寡兵役としてずっと信濃に残しておくのもいい。

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