防衛のために最初から職人町をつぶして言った真田家にとって各地に残っている学舎というのは貴重な存在です。本来であれば築城がベストなのですが、それ以外の技術もかなり機長です。特に騎馬系は幸村と謙信(状況によっては直江と景勝も)を生かすのであれば絶対に取っておきたいですし、内政系は最後の兵農分離まで持って行くことが出来れば、不利な状況をひっくり返すことが可能です。同時にどこの大名家でも起こりやすい兵糧不足を解決することも可能です。足軽であれば今度は昌幸と保科さんが生きることになります。
で、次の目標をどこに置こうと時間を止めてみてみましたら黒川城の周辺に結構な数のない正と騎馬の学舎があります。越後と上野を持っているとはいえ、学舎の数は40に近ければ近いほどいいので、次の目標を岩代の黒川城にします。当主の蘆名盛氏は強力な相手ですが、部下はそれほど強いというわけではないので、連れて行く兵士の総数は黒川城にいる兵士の数よりも少ないのですが、マンパワーで押し切りたいと思います。
で、黒川城を攻めるメンバーは以下の通りです
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参加武将1 |
参加武将2 |
参加武将3 |
部隊采配 |
部隊武勇 |
部隊知略 |
兵士数 |
戦術 |
第1部隊(騎馬隊) |
上杉謙信 |
由利鎌之助 |
真田幸村 |
128 |
107 |
89 |
8000 |
突進→突撃→鼓舞 |
第2部隊(騎馬隊) |
長尾為景 |
宇佐美定満 |
猿飛佐助 |
104 |
104 |
97 |
8000 |
籠絡→突進→鼓舞 |
第3部隊(足軽隊) |
真田昌幸 |
小島貞興 |
保科正俊 |
102 |
94 |
99 |
6231 |
火牛→槍備→鼓舞 |
編成に関してはほとんどいつもの通りです。騎馬隊が増えたのは謙信・幸村・為景の3人の騎馬適性がSであることからいち早く上位戦術を覚えてほしいという思いがあるからで、あとはほとんどが計略要員です。第3部隊は極端なメンバーが集まってしまいましたが、采配・知略+計略要員として昌幸。槍備で正俊、小島(本名じゃわからないと思うので、通称名で言うと「鬼小島弥太郎」)は武勇要員です。この3人の集まりでも他の大名家に行けば立派なトップクラスなのですが、上2部隊が恐ろしすぎるので目立ちません。作戦は騎馬隊で先にたたいておいて足軽隊が合流した直後に鼓舞。そのまま昌幸の「火牛」を発動させて一気にたたくという戦法です。多少城への攻撃に不安(騎馬隊は野戦向きの部隊であって、城の攻撃に使う部隊ではない)がありますが、その当たりはマンパワーで。
黒川城周辺には櫓のような防御施設が少ないので、おそらく野戦は楽勝だと思います。むしろ考えなくてはいけないのはいかにして施設を壊す数を抑えなくてはいけないかと言うことです。オランダの技術である「西洋建築」を覚えているならまだしも、それを覚えるのには非常に時間がかかりますので、出来るだけ施設を壊したくありません。壊すとしても必要最低限にしたいと思いますが、こればっかしはふたを開けてみなければわかりません。
葦名側の迎撃もこっちの意図を見抜いているのか城に近くなった段階で出撃してきました。城の真東には大量の騎馬学舎があるのでこれは非常にやばい選択肢です。理想であればこのまま国境近くまで下がって迎撃してから、再び城へというやり方がいいのですが、食料に難のある以上そのまま押し切った方がいいという判断で、そのままにしておきました。迎撃部隊は16000以上でていましたが、そこは謙信親子。あっさりと消滅させてしまい城に張り付きました。後続の昌幸隊も到着して、あとは城を落とすだけです。
落とすこと自体もら比較的楽です。確かに騎馬隊では落としづらいですが、謙信の戦術は下手な足軽の部隊よりかは強力ですので、何とかなってしまいます。それに城の防御さえ落としてしまえばあとは野戦と一緒です。結局今回のとどめも謙信隊の「突撃」。このまま行けば「車懸」まで一気にいけそうです。
1562年9月 真田家が蘆名家を滅ぼす
一応この時点で真田家のゴールが見えてきました。このリプレイ記での最終目標は伊達家の制圧。そして内政分野の最高研究内容である「兵農分離」の研究終了。この二つをメインにしていきたいと思います。研究の方は草鞋・三間槍・内政学舎の研究・灰吹法が終了して二期作の方も終了が近くなってきています。次は品種改良(水田からの収入を上げる)の予定です。これが研究終了次第、いよいよ兵農分離の研究に入りたいと思います。運がいいのか悪いのか内政適性上昇の巻物が手元に二つあるので、これを利用しない手はありません。ただ、学舎の数が少ないので、比較的多く存在している最上を責めたいと思います。
追記……取ったばかりの蘆名盛氏が速攻伊達に抜かれました……orz
次回「最上攻め」に続きます
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