FP
(33年目・FPの特徴紹介・攻略本がない人用&2002・3・4共通)
 攻略情報とかを前半部では語っていましたが、そろそろ本格的に語ることが少なくなってきました。ので、残り数年分として国内FP・GP・このシリーズではGPだったのに他のシリーズナンバーではFPに昇格したメンバー。更には3以降に出てきた新戦力などの紹介をしたいと思います。実際のモデルがいる、鬼茂・奥村・杉下・平塚は省略させていただきます。

 FPは獲得すればその間は主力選手としてチームに貢献してくれる選手たちです。しかしいずれの選手も癖が強い選手たちですので、育成するにはちょっとしたコツが必要になる選手が多くいます。選手の総数はGK2人・DF3人・MF4人・FW4人の計13人です。彼等を2002・3以降の2つに分けて紹介したいと思います。いちおう個人的な感想が入っていますので、多少イメージと違っても責任は負いません。ここでは、ブリッツの選手になっていないFPと他の作品ではFP(規準はDS版の1でコスト6になっている選手)に昇格しているものの紹介をしたいと思います。なので、ちょっと3以降の要素も含んでいます。3・04の選手の特徴には(3・04)と表しておきます。

 GK
 河本龍将 連携 鬼茂型
 架空選手で、鬼茂の弟という設定。そのため特殊連携が鬼茂との間に存在する。GKとしての能力はすべての国内選手の中でナンバーワン。プレイスキッカーも任せることができるのが強みで屋村とは違う意味でも得点源にもなる。フィジカルも強く攻撃的意識も高いのだが、精神系に対しては若干三神に引けをとってしまうのが難点。
 (3以降)相対的な評価はGP東条組2人が急成長したこともありトップの座を譲ることに。それでも攻撃的要素を持ったGKということには変化がない。

 MF
 岩城聡史 連携 岩鬼型
 ボランチとしてはひと通りの実力は持っているものの、実の所を言うとGPより若干強め程度の実力程度しかない。そのためサカつく2002の弱点はいいボランチに巡り会えないことと言われるほどの象徴な部分になっている。岩城型なので連携がくっつかないことも覚悟しなくてはいけない。センターバックの人員が余っているのなら無理に彼を加入させるよりもそっちの方で使ったほうがましとも言えるかもしれない。ただし基礎的能力はかなり高いので活躍の場をOMFに持っていくというのも手。
 (3以降)クラッシャー特化型になってしまっている。そのため力などが強いのだがスピードに関しては他のメンバーに比べると遅い感じになってしまっている。センターバックにコンバートしても十分に耐えられる形になっているのでむしろそっちのほうがいいかも。欠点とすれば積極性にかけるところと、精神力が普通並みになっているところ。

 源 京一 連携 那智型
 ボランチといえば彼という代名詞になるんだけど国内最高の能力持ちと言っても岩城を一回り上回る程度で玖珂の下という位置になってしまう。お坊っちゃんな育ちというイメージがあるのか、やや精神面には不安があるものの、FPの面目を守っている。ただしユーテリティー的な能力は岩鬼に比べると劣っているので使うとすればボランチかセンターハーフのどっちか。
 (3以降)国内架空選手No.1の地位を維持。守備専門に変化した岩鬼と違い万能型のまま能力もさほど落とされていない。それゆえにOMFに転向して司令塔をやらせてもいいという形になっている。4だとJリーガーに強烈な補正がかかっているので補正がかかりまくるので30年ぐらいまでの選手になっているところが残念。

 中 孝介 連携 御厨型
 同姓同名の歌手が出てきてしまったため後のタイトルナンバーでは使えないかと思ったのだが、現状では出てきている模様。典型的な動きそうにない司令塔のイメージ。パス一本で相手を切り裂くスタイルのパサー。そのためOMF適正評価が最高のSS。イメージでは動かないとは書いているが全てにおいて高いポテンシャルを持っている。一番の魅力はプレイスキックの能力。世界トップクラスに君臨するその能力はチームにとって大きな得点力になる。欠点は早熟傾向が強い選手だということ。
 (3以降)余計に動かない司令塔のイメージが付いてしまっている。とくにパワーとスタミナのなさがこれを後押ししている感じに。プレイスキックの制度も一段回落ちるなど、相対的な弱体化をしている。救いなのは決定力が残っているのでアタッカー的な使い方ができるのが唯一の救い。

 FW
 東条 英虎 連携 東条型
 世界屈指の能力を持つストライカー。192センチという身長を活かしたポストマンとしての能力は世界一で、シュート能力が飾りに見えてしまうほどのヘディング能力を持っている。何より一番なのは成長力が引退まであるということ。彼を獲得すれば15年はスタメンの変動を考えなくていいという逸材。欠点は積極性のなさとシュート精度に若干の不満があること。ただし3以降になるとこれに自慢の成長力が無くなってしまうという、とんでもない欠点が備わることになる。ある意味鬼茂よりもFWの仕手の能力が上だなあと思わせる場面も。
 (3以降)ヘディング特化型に変化。さらに相対的に能力が落とされてしまい弱体化。しかもレア化も激しくなり2002ではこれでもかとしょっちゅう出ていたのがレアキャラ扱いに。ポストマンではあるのだが、電柱型ポストマンに退化した感じも否めない。しかも自慢の身長192センチも03以降だと大型選手(アン・タンシェン=203センチ)がごろごろ出てくるので、霞む一方だし。ただ一番のマイナス点は成長形。半永続的成長の恩恵がなくなり、早熟属性になってしまった。

 那智 清隆 連携 那智型
 その豊富なスタミナと走力を活かして前線からのハイプレスでボールをダッシュしてそのまま決めてしまうタイプのストライカー。ウイングもドリブラーもできるのでそのまま右サイドの中心的人物としての活躍も期待できる。しかし全体的な能力だけを見ればGP組とほぼ変わらないという能力なのがネックか。早熟傾向もあるし、かつて育てようとした時にラゴス留学に失敗していることもあり、個人的にはあまりイメージが良くなかったりする。
 (3以降)右のウイングに変化。ドリブラーになったのだが、それに見合うフィジカル的な部分がスピード重視になり、パワー面は大きく削られることになった。それだったらウインカーとしてどうなのかと見ると切り込みタイプでクロスを上げるタイプではない。早熟傾向の改善は見られないので、扱いづらいメンバーの一人になってしまった。

 自分で新世代組と名づけていますが、GPからの昇格組と3以降の新規FP扱いの選手がいます。ここではサカつくDS1においてランク6扱いになっている選手を新FP扱いとして紹介しますが、該当する選手は、屋村・海堂・多古しか2002からではいません。3以降だと山城・鬼頭・松山の3人がここに該当しますので一気に紹介したいと思います。とはいえ屋村と海堂はチーム在籍組ですので、残りの4人の紹介です。


 DF 鬼頭 栄一郎 連携 東条型
 (3以降)発動上にしてそのレベルはFP級という逸材。サイドバックもセンターバックも高いレベルでこなせる御厨、左サイド王者が海堂だとすれば右サイドの王者がこの亀頭になる。街道とは違い攻撃重視になっている分、本職ではやや引けを取る能力になっているが、右ウイングとして能力は本来のウイングの専門よりも上回っている。右サイドハーフの評価に関しては立浪をも上回る能力の持ち主。

 MF
 多古 真一郎 連携 阿見型
 サイドアタッカーとして一流の能力を持っていてスーパーサブ持ちさらに超晩成で、実質FP昇格するほどの人物だがが、たった一つの大欠点が彼を常時使わせることを躊躇させてしまう。それは異常なまでに退場が多いこと。退場→出場停止→退場→出場停止→重傷で半年以上もサイドハーフ不在という状況を作り出してしまった張本人。高い攻撃意識と守備をなんにも考えていないということで、こういうことが多いとしておこうと考えさせられてしまう。3以降だと立浪との特殊不仲が出てくるので要注意。
 (3以降)立浪と違ってコンバートはされなかったが、はっきりいえば偽OMFで実際には右サイドアタッカー以外何でもない。ファールのしやすさも変化なし。ただFP化により、大きな能力のマイナスが起こらずトップクラスの架空選手になった。ただしその代償は大きく、ポジションの重なる立浪とは特殊不仲の関係に。

 松山 惇 連携 那智型
 (3以降)3で初登場も最初からほぼFP扱い。ドリブラーなのだが、他のドリブラーと違う点は完全にドリブル専門になっているということ。そのためパス精度は平均並みのC。一見すると使いづらそうに見えるのだが、ドリブルの能力に関しては元から世界最高レベルになれるほどの逸材。ファンタジスタの沖田を想像すれば良いと思う。

 FW
 山城 慎平 連携 那智型
 (3以降)右のウイングでどう考えても鬼茂の相棒のための選手。ただ杉下が放り込みの選手だとすれば、山城の場合は鬼茂が決められなかったボールを拾ってそのまま押しこむタイプ。そのためかウイングにありがちな、スピードなどに関しては平均若干上程度。その上精神面がかなり脆いのが気になるところ。最大の強みは決定力の高さと、成長形が晩成ということ。衰えが少ないこのゲームにおいてはこのタイプはわりあいありがたい。

 FPのDF三人(岬・御厨・萩原)・立浪・野毛・鬼茂を確保しているので今回はとっていない残りの6人と、3以降に出てくるFPクラス3人。さらに実質的に昇格する多古(と海堂・屋村だけど二人チームに居る(いた)ので、省略)の紹介です。探せば能力紹介するサイトも有りますし、いざとなったらインターネット図書館で探れば出てきますので、細かい部分の紹介はしていませんので参考になるかわかりませんが、FPの紹介に代えさせていただきます。

 (次回はGPの前編。GK・DF・DMFの選手)
 (本編) 松並・高杉の留学からの帰還と雅哉・与田に対する信頼度の限界がほぼ同時に重なったことがあり、中盤が大きく入れ替わることになったのが今年、いちおう人員整理的なことも合わせると、まだまだ改革の方は必要かもしれない。何せ連携型の問題で松並に対しての信用がイマイチなのと、鬼茂・デムールの留学、この2つのこともあり、今年は優勝の可能性は割合引くと思っている。さらに今年はグレートクラブカップの予選。試合数がただでさえ多いのに、これ異常何をしろというのか。

 先に現状のままでチームを成長させるとすれば将来スタメンはこうなる。

    野田     鬼茂
        柳沢
   松並       ピアジオ
    新谷     高杉
    邑久村    辻本
       デムール
        屋村

 になると思う。スタメンの外国籍一枠開いている状態なので、グラーフ(無所属状態確認済み)かキースケンス(出てこない……)もしくはそれクラスの選手が来れば、当てはめるという形になると思う。ただそうなるとワルサーに関しては放出という方向で行くしか無いので、こればっかしは運が絡んできそう。現実問題、ワルサーがいると勝率が高い状態だし。

 で、今年のスタメン。

   ピクシー   ワルサー
        野田
  松並(雅哉)   立浪
    玖珂     高杉
    森崎     御厨
       マリウス
        屋村

 上の状況を加味するのであればボランチか、センターバックを補強するんだけど、今年はある時点で中盤を組み替えてしまったので、センターバックの補強が必須になりそう。辻本でもいいんだけど、やはり守備陣の連携を考えるとそれをぶち壊すぐらいの能力を持つ岬クラスがいないとかなりきつくなるかも。むしろ岬二世がほしい。

 で、中盤をどういじったのかというと

        高杉
    松並     立浪
        玖珂
 (この後さらにいじりまして、セカンドステージの途中から松並と高杉の位置が入れ替わっています)

 という形にしたこと。1ボランチにして攻撃力を見た目だけで持つ特した感じにしたのはこの段階で得点力がかなり厳しくなっているということ。開幕戦の調子の悪さをファースト・シーズンから引っ張ってしまっているために、なかなか上へ上がれない。途中連携重視で松並から雅哉にレギュラー(連携上の問題)が変わり、さらにピクシーの怪我による柳沢が入るというちょっとしたカオス状態に。さらにここに来て36歳の御厨の衰えが顕著になってきたのもかなり気になるところ。ただワルサーが出えば活躍するという状況のまま最終節まで言ってくれて、最終節の直接対決でようやく優勝を決める。しかしピクシーの怪我などによって得点をとったFWがかなりバラけてしまっている。スポンサー条件を考えるとピクシーの復帰は待ったなしなんだけど。

 しかしピクシーの復帰はセカンドステージの序盤までかかってしまった。しかも後半戦の序盤で躓くという状態も。のだがここに来て点数をどんどん入れ始めるが得点ランキングとの上位は開く一方。さらに柏戦では相性が悪い実在プレーヤーにまた得点を決められ負け。ただステージ自体はその段階でかなり開いていたのが幸い。危ないながらもステージ優勝を取って、両ステージ制覇を成し遂げた。しかしその代償は大きく、得点王ランキングでは久しぶりの上位5位漏れ。これは来年いきなり違約料を払うということになりそうだ。カップ戦はリーグカップは決勝戦で山形相手にVゴール負け。まだジャルデウがブラジルトリオの後を引っ張っている。さらにカップ戦では三神とレドルーを擁するリッチョに負けて2回戦で終了。この年リッチョには一度も勝てないまま終わってしまった。

 そしてこの年はグレートクラブカップの予選が行われた。相手はアスタナ・クゥエート・リヤド・カオシュン・カイロ・カサブランカ・ジャカルタ。ゲーム上じゃなかったら確実にブーイングが出るような組み合わせだが、逆にこっちが選手にとってはいいストレス解消になった模様。全14節であげた得点は60。失点はわずかに1。圧倒的破壊力で決勝トーナメントに進出した。ワールドカップウィナーズカップはサントスとパリが相手で苦戦するのだが、こっちも何とか振り切っての優勝。とくにパリ相手にはPK戦まで持ち込まれて、サドンデスにまで持ち込まれたのまでには厳しかった。

 資金の方は12月終了段階で1860億。ほぼ2年間で確実に貯まる所まで来たんだけど、相変わらず殿堂入り選手がいない状況。多分ここ10年ぐらいは殿堂入り選手が現れていないような気がする。FWだとピクシーあたりがそろそろ入って欲しいところなんだけど。人材的(そろそろピアジオと邑久村の育成も本格的にしなくては……)にいえばいよいよ持って衰えが隠しきれなくなった御厨に変わって、ヤウンデに送った辻本が期待通りの成長を見せての帰国。攻撃的要素がややかけているので、リベロ指定で集中的に連鋳させることに。ただ今度はマリウスがとうとう30に突入。そうなるといよいよ持って本格的に岬(*1)の再登場を待つ事になりそうなのだが……そしてそのDFのFPの1人萩原が引退。39歳になり完全に衰えたところか、技術的には殆ど見えないレベルにまで落ち込んでしまったのがかなり悲しく感じてしまう。

 とはいえここで各所衝撃的な状況になりつつある。御厨の代理としては辻本がいい形で伸びて戻ってきたので気にする必要がないのだが、ここに来て森崎に若干の不安を感じるようになってきた。さらに不安を感じるのはマリウス。よく見るとバーの伸びが悪いような気が。確か成長形は晩成Bなので、もう少し伸びるはずなんだけど。これは来年以降の方針を大きく変えざる負えないかなあという状況にもなりつつある。現段階では希望もあるんだけど、とりあえずの補強方針は来年屋村がベテランの域に入るのでGKの補強から考えなくては。幸い荒巻さんがこのところあたりに近い状況の選手を出してきてくれるので、すぐに見つかると信じたい。

 (*1)外国籍選手が現段階で5人いるので無理。萩原はまだうちのチームにいて、玖珂はまだまだ中心人物。一応デムールFがいるけれど、状況次第ではボランチ寄与も考えなくてはいけないところ。となると、唯一再登場の可能性がある岬の再登板を待つしか無いのだが…… 

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