GP・1
(34年目・GP紹介その1)
 前回の国内架空FPに続き国内架空GPの紹介です。FP同様ブリッツのチームに在籍しているメンバーと実在モデルがいるメンバーは紹介を省きます。ここでは奥村・平塚が該当します。かつてはカズもGPとして在籍していました。今回は前編ということでGK・DF・DMFの紹介です。新世代の3・4以降のメンバーの紹介もここで一気に済ませてしまいます。佐和は今年入団選手ですが、紹介します。

 GK 佐和 涼 連携 東条型
 知力成長形が早熟なのが要注意な点。それ以外はGKの能力としてはちゃんとした物を持っているし、プレイスキッカーとしての能力が優秀なのでそこからの得点を狙える能力を持っている。またキャプテンを任せてもいい能力を持っているのだが、やはりその辺りを差し引いても知力成長形の問題がこの選手を厳しくさせている。
 (3以降)大幅にパワーアップしたのだが、神レベルには届かず。代償としてフリーキック能力を失ったのもマイナスの意味できつい。その代わり正GKとして40歳近くまではレギュラーとして活躍できるようにはなっている。機敏さが売りのGKだと思えばいいだろう。

 GK 喜山 政史 連携 東条型
 GKとしてはどうなんだというスーパーサブ持ちのGK。技術はかなりのものを持っているが、悲しいかなそれでも楢崎よりもしたという評価になってしまう。若干成長力も早めに頭に中になるのだが、技能的な成長に関しては平均的。地味にヘディング能力が高いのでセットプレーの時に前を出したくなってしまうようなタイプなのも非常に困る。
 (3以降)基礎能力だけ見れば最高のGKになったものの、神レベルには一度も届かず。飛び出しの能力は世界屈指になり、その他の能力もパワーアップしている。しかし飛び出しの能力が高くともそれに身ある走力がないのが問題か。彼も40歳近くまでレギュラーで使える。

 CDF 紅池 流星 連携 阿見型
 リベロとしての能力も一流でありながら、チーム事情の中ではサイドバックもボランチもこなせるというのが手強い。ファールしやすいゆえに多古と同じく退場しやすという欠点を持っているのだが、成長形は持続B。統率力もかなりあるのだが、キャプテンには間違いなく不向き。ストッパーとしてチームをまとめあげる存在にしたいところだったのだが。
 (3以降)積極性が激減。パス能力も激減したが、サイドバックとしてのセカンドポジションがそのまま(適正は上がった)なので、守備的な使い道が相変わらずという形でできる。成長力も同じなので、先発としてもバックアッパーとしても頼りになるだろう

 CDF 甲斐 純哉 連携 那智型
 雅哉の弟という設定なので、雅哉とは特殊連携が存在する。リベロタイプの能力を持ちパサーとしての能力として一応のものが揃っている。連携も悪くはないし、また守備力も悪くはなく底を任せることのできる選手でもある。問題になりそうなのは成長力。普通Bなので、30を目の前にして成長が止まってしまうのはかなり痛い。頭のほうが持続Bなのでこれは非常にもったいない。
 (3以降)最も使えない部類の選手の1人に。能力はそこそこあるのだが、金クレになっているので兄ほど利用価値がない。しかもリベロ能力も低下。ただのセンターバックになってしまった。彼を選ぶのであれば同じ金くれでも長期間使える星野を使ったほうがましという声も。

 SDF 古沼 多喜夫 連携 御厨型
 守備力もそこそこあるが本質はドリブルにあるという右サイドバック。本来であればサイドバックというよりもサイドアタッカーとして使いたいところだが、攻撃的要素が低いのが難点。後成長形も萩原と同じという点にも要注意。獲得すれば10年は主力として頑張ってくれるしその後も状況次第では主力のままでいるけれど33ぐらいで急速に衰えるので、20台の後半から後継者を考えなければいけない選手。
 (3以降)ファンタジスタ「山南」的なサイドバックにクラスチェンジ。防御力の高さを活かしてボールを取った後にサイドを駆け上がってアーリークロスを入れるというタイプの選手に変わってしまった。早熟傾向も変わっていないので、世代交代はお早めに。

 SDF 長嶋 玄次 連携 萩原型
 今回のリプレイ記では、唯一チームに入れていない萩原型。海堂が左サイドなら長嶋の専門は右サイド……なんだけど統率力とプレイスキッカー以外の全ての点において海堂に劣ってしまう。それだけ海堂の能力が優れていることなんだろうけど、とにかく右サイドバック専門ということになると活躍の範囲が狭くなってしまうのが難点。守備意欲が高いのでセンターバックにするというのも手。
 (3以降)パスカットをしてそのまま持ち込んで敵陣まで攻めこむドリブラータイプに変化。パス能力は大きく減ってしまったがフィジカルお化けになり、さらにシステム解力が大きくアップ。ただし理解力に関しては晩成から標準になってしまったので過信は禁物なのと4バックがメインのはずなのに、その理解力がないこと。言い換えればカテナチオ作成には必須か?

 SDF 法月 恒聖 連携 岩城型
 2002で初登場。御厨を含めた国内選手の中での最強のSDF。すべての能力がまんべんなくあり、しかも攻撃、防衛の意識も高い。、しかも成長は普通C。キャプテンに向かないのと退場確率がバカ高いぐらいが問題だが、屋村をサイドバック専門にしたと考えればいいだろう。ただしセンターバックには向かないので、コンバートはボランチで。だが、チーム事情次第ではFWでも問題なし。
 (3以降)屋村と同じ、成長力は20代後半まで、そこからは余力という成長形に変わってしまったのがかなり痛い。2002に同様フリーキッカーとしての実力は確かなのでそれだけでも在籍する形になると思う。全体的に能力は高いのだが、飛び抜けてこれがいいという印象が薄い。

 SDF 水原 優一 連携 鬼茂型
 ウイング+ドリブラータイプのサイドバック。そのためか競り合いなどのパワー系に関しては平均並み。守備力も相当あるのもいい。何よりも成長形が晩成なので、長い間主力として使えるのもいい。主力は右サイドだが、左サイドをこなせないということはない。ただし印象は劣化法月。法月と比べていいところは連携と疲労度のたまり具合。長い間使っていける選手なので、早い段階出てくれると嬉しい選手の1人。
 (3以降)実質40までは問題なく活動できる選手になった。「神」も狙えるので、相対的に見れば大きくパワーアップもしている。とくに海堂以上に強化されたスタミナが大きな武器となってフィールドを駆け回ることになるだろう。ただしウイングもドリブラーも忘れてしまったようで、標準少し上に落ち着いたドリブルで持ち込んでのクロスを上げるタイプの選手に変わっているのに要注意。サイドハーフとしても活躍できる。

 DMF 稲村 瑞樹 連携 東条型
 癖の多いボランチ組の中であって優等生的な選手。右サイド適正もSSなので、サイドアタッカーとして使える能力持つ。しかもキャプテンを任せても問題がないほど。なんでもできる便利屋だが、欠点を上げるとすれば比較的ファールが多いところと個性化するのはその資質が若干弱いこと。それと日本人スカウトが半固有ではないことが問題ぐらいになるか。16歳でぜひ獲得したい選手の1人。
 (3以降)何でも屋から守備専になってしまったが、架空選手のボランチの中では3番目になっている。フィジカルもそれほど悪いというわけではないのでセンターバックも可能。ただし2002では平均よりもかなり高いレベルにあった攻撃的要素が軒並み、平均点以下に落とされている。連携面でも貴重な存在なはずなのだが、長尾の登場もあり存在感が薄くなったというイメージが。

 DMF 都倉 彰 連携 岩城型
 晩成型なのだが、それに見合う能力値ではないというのが最大のネック。タイプとすればダイナモと言いたいところだが、そこまでのスタミナも走力もない。それじゃあどういうタイプの選手かといえば一言で言えば劣化屋村。GK以外のポジションなら平均点もしくはそれ以上を無難にこなせるのが最大の強み(ストライカーとポストマンには向かない)。それと他の選手にはありがちのファール回避能力のなさもこの選手は皆無。
 (3以降)攻撃力こそ落ちてしまったがダイナモ的な部分だけを見るなら十分かそれ以上のパワーアップを果たしているとくにフィジカルが平均的な状態のままの上で上がっているのが大きく、落とされている能力が多い選手がいる中での高評価という形になっている。若干攻撃に体が向くようになったのが気になるところだが、文字通り長い間の主力という意味でもおおきい存在になった。

 (次回は、OMF・FW、新世代)
 (本編)萩原の引退により一枠空き、御厨に限界が見えてきた。となると補強方針はDFと言いたいところだけど、不安を感じるが森崎・マリウスが健在、御厨の代わりに辻本がいてさらにデムールが留学中の上に邑久村がいるとなれば補強はエリアをして考えるなら、補強の必要がない。むしろこれからを考えるとなるとGKの補強の方を優先させたい。屋村がついに30の大台に乗ってしまったこと、さらに楢崎の衰えが隠せなくなってきたことを考えるとGKの補強を優先させるべきと判断。しかし本来補強するべき三神(*1)はリッチョにいってしまっている。ここはGP組でもいいからちゃんとした補強を考えなくてはいけない。

 とりえあえずのスタメンはこんな感じ。与田に不安がある以上はまだ玖珂に頑張ってもらわなければ。

    ピクシー      ワルサー
        野田(柳沢)
          松並
   高杉           立浪(ピアジオ)
          玖珂
      森崎      辻本(邑久村)
         マリウス
          屋村

 スポンサー契約破棄で7億取られた上に大型スポンサーの契約切れが相次ぎ、スポンサー料は例年の6割。しかもその6割を年俸で支払ってしまうという状況でスタート。幸いにも監督もスカウトも、まだまだ契約し直しという段階ではないというのが救いか。開幕戦から順調に走り、今回は久しぶりの乱数調整。今回はシステムの変更で苦労するだろうなあと思ったら5回目で佐和 17歳を発見。あっさりと戦力補強終了というオチが。最もこの前段階で、シボレ16歳・多古18歳とか、野村とか三神とが現れている状況だしなあ……

 そしてグレートクラブカップ。今年は死のグループに放り込まれたようです。相手はサンサルバドル、ブエノスアイレス(リバー・プレート)・ベルン・パリ(パリ・サンジェルマン)・モンロビア(リベリア)。普通に戦っていれば守備陣が発展途中で、攻撃陣も鬼茂が留学中のこっちにとっては、非常に不利。取るべきやり方は2位狙い。こっちとしては得点力が全盛期(野毛がいたころ)の半分程度しか無いので、とりあえずパリとブエノスアイレスは引き分けで、後は取りこぼしをシないという戦術を取っていく。前半は予定通り。3勝2分け。後半もブエノスアイレスには引き分け。ベルン・サンサルバドルには勝手、問題のパリ戦。メンバーを見ればアバルカとファッケットー(*4)がいるので多少苦労はするかもしれない。その通りで何度もリセットを余儀なくさ得ることになる。

 リーグ戦の方は松並の好調と不調の評価の並が激しすぎる。柳沢が好調なので、とりあえず前半は野田に変わってそのまま進めているのだが、市原が好調すぎて追いつかない。しかも京都戦で終了間際にVゴール負けをキッするなど、ついていない場面も。得点力も高くはいないが好調で、柳沢・松並が重要なところで決める。松並をトップ下において柳沢か野田をセカンドトップに置くという戦術は間違っていないと思うのだが、松並の評価点が低すぎる。8,0の時もあれば3,5が続くことも。カードをもらっていないのにこれはどういうことなんだが。辻本は連係こそ繋がっていないが、評定10,0を出したこともあるので、対照的に写ってしまう。しかも妙なところで退場をするというとんでもない状況。この上で玖珂・のだが怪我をして14節で優勝できたというのはかなり運が良かったほうなんだろうなあ。

 後半戦は最初の清水戦は介入したこともあって快勝。辻本もいい具合に成長しているが、しばらくは邑久村・御厨との併用でなんとかする。ピアジオは出してやりたいが、現状では守備力の点の差で立浪有利。なかなか出番を与えられない。立浪も29になっているので知力的にいえば完全に衰えてしまっていて、殆ど無い状況。そういう意味では今のチームの弱点は右サイドハーフなのかもしれない。雅哉も30。高杉がそこに入っている状態。トップ下は安定性に不安があるものの松並でほぼ確定となっている分来年以降は中盤の改革をどう進めていくのかが鍵になりそう。後半になれば鬼茂が戻ってくるので、FWは実質1枚多い状態になる。となると放出要員はワルサーか。セカンドシーズンは順調に進んだ……わけではなく、一点差価値が多く、しかも5節連続で点を取られるなど、守備陣が崩壊気味。やはり辻本に連係のラインが一個もつかない(邑久村は白ライン連係がついていた)というのはこれからを考えると非常にまずい。とくに森崎と繋がっていないのはどう考えても致命的。戦力としては森崎よりも上の状況にあるんだけど、これはどうするべきか。それでも後半になると攻撃力が爆発しだして、ワルサーに変えて起用した野田がいい活躍を見せてくれた。終盤に山形・横浜に連敗してしまう事があったのだが、横浜線に負けた時に同時に市原が負けてしまい優勝確定。閉まらない形での優勝決定になってしまった。リーグカップは屋村の決勝ゴールが炸裂してリッチョ相手に延長勝ちで久しぶりのこのタイトルを獲得。

 で、後半戦のグレートクラブカップは予選の途中からになるんだけど、パリが凶悪化してしまいどう仕様もならない状態に。何度リセットしても得点が取れないという異常事態のほうが問題で、結果的に1−3で負けという形に。この段階で3位のブエノスアイレスとの勝ち点の差は3。追いつかれると得失点差で負けてしまうのだが、次のモンロビア戦は日本人メンバーが奮起。4−1で勝利をして、2位で決勝トーナメントに進出。その決勝トーナメント一回戦の相手は、ヤウンデ。普通に見れれば勝てる相手だが、大苦戦。先制点を奪われ、そのまま同店に追いついて延長線でも決着がつかずに、PK戦へ。屋村がキッカー成功&2人止めた事により勝利。2回線のアムステルダム(アヤックス)は勝利プレミア1億を出して、柳沢のゴールを守り切る形でしょう勝利。そして準決勝はパリ同様絶対に当たりたくなかった、マドリード。4年前もそして04でもさほど勝てる機会(*5)がないのだが、リセットを何度も繰り返しても得点すら入らず結局1−2での敗退。ラウフよりもシエロとジュリーのセンターバックのほうがいやらしい。結局そのまんまマドリードが押し切って連続優勝を果たしたのだけが救いか。プレシーズンマッチでメキシコ・シティを、ファン感謝マッチではマルセイユを下して、溜飲を下げた(ついでに言えばこの段階でメキシコ・シティが留学地になることが決定)のだが、やや理不尽過ぎ結果を平気で生むのがなんだかなあと思う。

 で、そのままの形で迎えたニューイヤーカップ。リッチョ戦・浦和戦はPK戦までもつれてのギリギリの勝利。大宮戦も1−0。準決勝の磐田戦は2−1。決勝戦の山形戦は苦戦をするものの柳沢の2ゴールで勝利という形で優勝を勝ち取った。珍しく国内産感を達成したのだが、この勝利のおかげなのかいよいよ資金のほうが1966億にまでたまってきた。おそらく来年の早いうちに2000億に達すると思われる。条件上、一応来年でこの条件は達成して、未達成の目標2つを残したままこのリプレイ記も終わりということになるのだが、一気に進めた時期もあって感慨ひとしおといったところ。もちろん来年も出来る限り全力で進めていく予定。鬼茂とデムールが留学から戻ってきて、来年は4年後に向けての充電期という考えでプレーしたいと思います。ただ突っ込みたいのは久しぶりに殿堂入り選手が誕生したんだけど、よりにもよってワンボランチになって出番がなくなって、今季リーグ戦の出場試合1・評価点7,5の与田が選ばれるという不思議。衰えが始まっているのに、基準がわからん。

 (*1)3だとわからないが、04だと三神と屋村が特殊不仲関係だという報告あり
 (*2)アネルカがモデル。育成段階で後のフランス代表の主力よりも素質があると評価がされていた。パリ・サンジェルマンの活躍の後、アーセナルへ移籍。18歳ながら主力として活躍をしたのだが、この後がまずかった。レアルマドリードとアーセナルの間でアネルカを回る問題が勃発。アネルカはレアルマドリードへ移籍を果たすが、不振のせいで活躍ができず。その後チームを転々をして、そのおかげで代表にも選ばれなくなってしまった。彼自身の発言のせいもあり、活躍できる時とそうでない時の差が激しかったのも大きかったのだろう。チームを転々としていく中で居場所を見つけてはすぐに移籍をするということを繰り返した。中国にまで移籍をしたことがあったが、現在はウェストブロムウィッチに所属。
 (*3)イメージ的に。ピクシーは典型的セカンドトップ的な個性化を持っているため、本来の野田のポジションに置くべき状態。柳沢はストライカー能力があるけれど、どちらかと言えばポストマンのイメージが強い。鬼茂はストライカー。育成中(試合には出せるんだけど、出しても結果が出そうにない状態)のピアジオはフリーマンという感じがするし。
 (*4)ファッケッティがモデル。イタリアの伝説的サイドバックで今でいう攻撃的サイドバックのパイオニア的存在。インテルのレジェンドでサイドから駆け上がってFW的活躍を見せて、ピンチになると戻って攻撃の芽を摘むという理想的なサイドバックだった。その攻撃的能力はFWと言っても遜色が無いほど。彼のいたインテルは当時黄金時代で、ちゃん彪んずリーグ制覇などに大きく貢献。さらにイタリア代表でもディノ・ゾフが抜くまではイタリア代表として最多の出場記録を持っているなど、イタリアを代償する選手の1人だった。キャリアの大半をインテルで過ごしたため、一旦は会長職になるも、がんに侵されて亡くなってしまった。彼の背番号3はインテルにおいては永久欠番。
 (*5)どちらかと言えば04のほうが勝ちやすい。バルサの台頭にあってレアル時代が落ちていたことと、無名のメンバーを取ってスタメンに使うことが多くその分だけ戦力が落ちる分勝ちやすい。2002の場合はまさに銀河系軍団の語録のメンバーを集めている上に若干の補正が入っているために勝ちづらい。グラフ上で見れば守備力以外それ程大差がないのだが……

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