Perfect City
(8年目・街づくり)
 本来だったら7年目の段階でレベル4スタジアム建設に手をかけれたのですが、街の状況が思った以上に進んでいたので7年目で街を思いっきり作ってしまいました。というのもスタヂアムを5以上に大きくするのには条件が必要で、その条件をすべてぶっ壊して建設可能にするのがパーフェクトシティーという一つの街の状態になります。これは街を形成する4つの控訴がある程度(19%以上)あればなるもので、恩恵を受けるという意味では絶対にしておきたい一つの街の状態になります。そのための42億の投資になるのですが、先行投資と思って投資をしました。

 大抵の場合自然に任せればどっかの方向性に街が進化します。それに合わせて新しい留学地が増えることもあります(ただしどれも実型が役に立たないかのどっちか。経済のレベルアップで手に入るコロンビアの二都市(*1)だけはだいぶ使えるので魅力的だが、それだったら最初から横浜(*2)を本拠地にしている)。ただそれらの都市を選択するとなるとスタジアムのレベルは多分4で止まるでしょう。多少条件次第では上に行く事がありますが、最初から意識していないとかなり難しいです。ので、ここは素直にパーフェクトシティーを目指すことにしたわけです。

 パーフェクトシティーにするメリットも大きいものがあります。
 1,好況維持がしやすく、大好況にもなりやすい。
 2,住民不満が出なくなる
 3,殆どの施設が建設可能になる

 というものです。ただでさえ選手間不満が多くてそのたびに駆けずり回ることの多い2002ですから、2の効果というのはものすごくありがたいですし、好況状態になればそれだけ金銭面で有利に働きます。逆にデメリットは

 ユースの存在が全く意味がなくなる

 ぐらいだと思います。おそらくこれはバグで選手が突如として現れなくなるものです。もっともユースを持っていても3や04と同じく、杉下や野毛(ともに静岡出身)が現れてくれることもないのですが。

 じゃあ、早い段階で上げてしまえばそれだけ有利になるのではと思う人がいるかも知れませんが、それをやってしまうと破産の危険性が高くなってしまいます。というのも割合を1%上げるためには2億の金が必要で、さらに自然のパーセンテージは投資では上がりません。自然はどうすれば上がるのかというと特定のスポンサーと契約すれば上がってくることを待つということになります。このチームの場合は早い段階からその手のスポンサーが出てきたので早い段階で20%を超えてしまい24%まで来ていました。自然に関してはこのまま頬っておいても良かったのですが、計算外のことが起きてしまいました。住宅の割合が20%を超えていて残りのキャパが少なくなっていたことです。これで建てられなくなる可能性が出てきたことで先に街を作ってしまうとなったわけです。

 時期は7年目の5月。最初に商業とスポーツに20億円を一気に増資します。実はこの段階だけ十分と思っていました。現実翌日の段階ではスポーツに関しては伸びていませんでしたが、商業は16%になっていましたので、効果が出るのは確実かと思っていました。しかし8月になっても効果が出ていなかったので確認をすると商業は予定通り20%に達していましたが、スポーツは18%で止まっています。ので、8月にさらに2億円増資をして様子を見ることにしました。結果9月には念願のパーフェクトシティーになることができたのですが、おかげでレベル4スタジアム建設が伸びてしまったというわけです。ここでは使用していませんが、寄付を乱数調整に利用することができます

 ただこれでクラ・スタマックスは確定になります。というのも普通にクラスタマックスを建てようとすると制約がついて回ることになります。
 スタジアム5A
 スタレベル4+人口200万人

 スタジアム5B
 スタジアムレベル4もしくは5A+経済レベルが一定以上

 スタジアムマックス
 スタジアムレベル5Aもしくは5B+クラブ人気が一定以上+本拠地パラメーターの経済・スポーツの割合が一定以上

 クラブハウスレベル5A
 クラブハウスレベル4+人口150万人

 クラブハウスレベル5B
 クラブハウスレベル4もしくはレベル5+総合建設ないし総合植林とスポンサー契約

 クラブハウスマックス
 クラブハウス5Aないし5B+クラブ人気が一定以上+本拠地の経済・住宅・スポーツの割合が一定以上


 となって、実はここだけは資金だけあれば単純に建てられる04とは一線を画す難しさになるわけです。とくにクラブハウスレベル5Bは特定のスポンサーが必要なわけですし、5Aにするには人口を倍にしなくてはいけません。そのあたりは乱数調整を使いこなす必要性が出てくると思います。幸いにも国際植林まで進化はさせていますので見つけ次第どうにかなると思いますが。

 で、スポンサーと年俸更改を終えて残った資金が92億。さらに今年はスポンサーに国際タワー建設が来たので、建設料が3割減ります。で、スタジアムレベル4建設資金が69億3137万円。これはたてない理由がありません。3月に建設を開始します。完成は4月中旬。それまでは国立スタジアムでの試合です。ちなみにレベル4から5Bに行くのは割引で126億円。帝国タワー建設のおかげでどうにかそこまでは持っていけそうです。

 スタメンは高杉・岬がスタメンに加わることができるので、存分に使わせてもらいます。

 GK 田栗
 DF モルセン(松本)・森崎
 MF 屋野高杉海堂(上野)・本村サムソン(大木)
 FW 阿見タリストン(上野)

 やはりストライカーかタリストン以上のセカンドトップがほしいところかなあ。
 開幕から4戦目までは好調で、その間の得点は安定して多かったのだが、そこからなぜか1―0のゲームが急速に増える。清水線の引き分けを挟んで4戦がその状態になり、終盤に大きくもつれることに。おまけにリッチョが喜山を補強していたことも判明していてやりづらさ倍増。ただ救いなのはスタジアムの完成による収入の激増。1億→3000円で7万人入って勝てば2,5億以上は確定というのは美味しすぎる。シーズンそのものは終盤にも連れて最終節の鹿島戦の首位攻防戦を引き分けで終わり締りのない優勝という形になる。カップ戦はFC東京戦を逆転で制した以外は珍しく後半戦へ進出。資金は一気にリカバリーをして47億円に。一気に残り80億ぐらいにまで上昇。これだったらクラブレベル4が可能になるかなあと思いつつ、スタジアムには駐車場と報道室を設置して、休憩所をレベルアップ。

 人材に関してはシボレ 16歳(*3)をスルーして、その後後悔をするも、基本的には陣営に加えるような人はいないと思ったのだが、7月に星野 16歳がピックアップ。迷った末に獲得を決意。星野は屋野の後継としての獲得。海堂もボランチとしても優秀だし、万が一の時には岬もいますので、DF人はいったんここで補強を止めてもいいと思います。あとは攻撃陣だけですが、こっちも最低でも2選手来ればほぼ完成形でしょう。トップ下に入れられる人と、ストライカーの2人だけです。現状本村がいるので大丈夫ですが、守備力が思った以上に上がっていないことを考えるとこのあたりも考慮にいれる必要がありそうです。年令に関係がなかったらメラ(*4)が、所属じゃなかったらカズ 20(神戸所属)が出てきていたので、恵まれてはいないわけではないんですが……

 ついでに海堂はサイドハーフかボランチとして育てますのでかなりもったいないことになります。4バックをとっていないのでこうなるのは仕方ないんですがヤウンデが入っていない以上はラゴスかリスボンに送るしかないわけでそのためのポジションチェンジです・これで中盤の枠は一つ埋まる形にもなりますので上のような考えになります。もっとも海堂の最大の特徴でもある長友バリの身体能力(89分走っても、全力で走りきれるスタミナ)を活かすとすれば現状ではラゴスしか送るところがないのですが。

 セカンドステージは相変わらずの展開だが、新キャプテンの能力が開花していく。3節まで7点台の評価点になると、4戦目こそ負けてしまったが、5戦目は8点台、そして仙台戦では得点を決めたこともあり一気に10,0の高評価。一年半でチームにここまでフィットしてくるとはさすがFPといったところか。正確に言えば岬が一回目の育成のピークで、遅れているモルセンがやっと成長開始したところという状態なんですが。しかし終盤に波乱が。大宮戦で負けてぎりぎりの状態で保っていた1位を陥落。その次の横浜戦を勝って首位を取り戻すも、次の名古屋戦は0―3の完敗。しかし2位の鹿島も負けたので首位のまま最終節へ。そしてまた引き分けて、優勝という結果に。全然閉まらない結果に……ニューイヤーカップは狙ったどおり2回戦のホームから出場。準々決勝も勝って、準決勝に進出。しかしここには相性の悪い間中(*5)がいるわけで、同点に追いつかれてPK戦に。高杉・本村がPKを外してしまった段階で勝負あり。こっちのキーパーは留学から帰ってきた三神(新谷・須並も帰国。代わりに海堂をラゴスへ留学)なんだけど守備ザルにでもなったんかと。しかも皮肉なことにこの12月に監督がフェライラからテバレスに交代アスンシオンを留学地に加えた代償が殊の外大きかった。

 そでにしても完全にAS鎌倉の同窓会状態になってきたなあ。富士さんの半固有選手とはいえ。森崎海堂、それに新谷がいて星野も入団。須並松本もいる。カールマンスジャックも一度顔見せに来て、今年にはジョールズまで遊びに来るという展開。まだきていないのはバティスタぐらいだけど、半固の監督ギラルド(*6)が来まくっているから逆に交代しづらいとい事情も。ただ人材は揃ってきているので、本当に苦労するということは無さそうです。それにしても有力ストライカーが出てこない……
 8年目終了時点
 資金 71億1934万円 (これでも前年終了からすれば6億ちょっとのプラス)
 GP 6人 (星野・海堂・森崎・モルセン・新谷・阿見
 FP 2人 (三神・岬
 条件達成
 最小失点記録

 (*1)ボゴタメデジンのこと。ボコタは平均型だが、短期留学にも向いているので横浜などのスタートの場合はいきなり半年送ってしまって強化させるという荒業が使える。伸びはあまり高くはないがOMF向きの留学地で、とにかく留学をさせたいというのであればここはかなり使える。さらにゴールキーパーをここに送ってもいい。メデジンは限界型。GKには全く向かないという絶対的弱点があるのだが、守備的能力を伸ばすには向いている。相当ともに身体能力が結構いいところまで伸びるので、友好的な留学地の一つに入るかも。
 (*2)初期の段階でダントツの人口を誇りしかも経済レベルが高いので、気兼ねなくレベル5Aが建てられる。さらに観客数にあまり困ることがない。この2つから初期費用はむちゃくちゃ高いけど初心者向けに近い開始場所という意味合いがある。ただ発展する可能性がないので、運が悪いとスタクラの建設が厳しくなる側面もあるし、最初の段階では非常に動きづらいという問題点もある。なにせ初期費用で磐田の4倍近くもするんだし。ある程度行けば大差がつかなくなるので、今回のリプレイ記は比較的都市を作りやすと言われる磐田をチョイス。それゆえにいきなり富士さんを雇えたんだし。都市に関しては自分で探し求めると以外な穴場が見つかるかも。
 (*3)オマール・シボリがモデル。サッカー選手としては小柄な体型ながら、大きな頭をしていたことから「デカ頭」と呼ばれていた。リバープレートの一員としたラ・マキナの中心の1人として活躍。さらに代表でコパアメリカを制したことから、ユベントスが当時は時代遅れと言われた移民の買戻しみたいな形での当時の世界最高の移籍金で移籍させる。この判断が大当たりをしてユーベの在籍期間に144のゴールをあげる。イタリア移民だったゆえにイタリア国籍も容易に取得できたことからイタリア国籍を取りイタリア代表としてワールドカップに出場して8点をあげる(当時は二重国籍による別の国での代表出場が可能だった)。ユベントスの監督とそりが合わなくなったゆえにナポリに移籍。4年間そこでプレーをして母国に戻った。左足一本でなんでもこなすそのスタイルは、のちのマラドーナを彷彿とさせる。
 (*4)ロジェ・ミラがモデル。カメルーンが今のように世界中でアフリカ屈指の強国だと認定される前に出てきた屈指のストライカーで、しかも世界中に衝撃を与えたのが38のときのイタリアワールドカップでのこと。この大会で4得点を上げ、カメルーンをベスト8にまで導く立役者の一人になった。しかもこのときはプロをすでに引退してアマチュアに戻ってプレーをしていた時期で、大統領の懇願で代表に戻ってきてからの活躍だった。クラブシーンでも怪我との戦いが多く、フランで活躍したのも選手生活の晩年に近くなってきてから。代表シーンもゴールを取り消されるなど不運続きだったが、ここに来ていきなりのスター選手の仲間入りをする。94年のアメリカワールドカップも出場。チームはロジェ・ミラが選ばれたことに反発したとされるが、本人はカメルーンがサレンコ1人にかき回された試合で唯一の反撃ゴールを上げワールドカップ最年長ゴール(42歳1ヶ月と8日)とアフリカ人最多ゴールを記録する。この最年長記録は同時にワールドカップで40代選手が上げた唯一のゴールにもなっている。
 (*5)架空選手。今回のリプレイ記はこいつと、大宮の本田衛(架空選手)に苦しめられている。間中は序盤にこっちの陣営として出てくれるとありがたいぐらいの活躍をしてくれる。一方本田は世界最高の決定力と世界最低のヘディングを持つ男
 (*6)ビラルドがモデル。現役時代からエース殺しと呼ばれるボランチで、インターコンチネンタルカップやリベルタドーレス3連覇に大きく貢献。1970年に並行して進めていた大学を卒業すると同時に現役を引退。医者にも慣れたがそのまま指導者の道へ。その後コロンビア代表などを経て1983年にアルゼンチン代表監督になる。其の守備的戦術がかなり批判をされたのだが、結果として86年ワールドカップ優勝と90年ワールドカップ準優勝という結果を出すほどの名称という評価になった。しかしその守備的戦術はいまだに批判の対象になるほどだが、今の時代でも勝ち続けるとすれば守備の方をしっかりとしなくてはいけないというのを証明しているために、逆にポセッションサッカーの否定の根源にもなっている。ある全代表監督の後も幾つかのチームを渡り歩き、また彼の教え子たちも順調に指導者の道を進んでいる。

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