Abschwung
(25年目・26年目)
 タイトルは低調という意味ですが、この2年間だけは国際試合においては予選落ちを経験した期間で、国内的に言えば決して低調なわけではありません。しかし24年目終了時に一気に4人も選手が抜けてしまったっことを考えると選手層の強化というのが絶対的に必要になってきます。加えて世代交代の促進もあるので相対的に見ればチーム力は落ちてしまう時期にもあります。とはいえ経営的に見ても大機関ですし、新戦力も入ってきているわけで悲観ばっかりしていられません。

 監督は替えどきかなあと思いつつもザック以降ずっとギアンチと契約を結んでいます。26年目に契約期間をさらに5年延長。確実にベンゲルかファーガソン(*)と化してきています。新人と引退選手は以下のとおりです。

 25年目 M・ジャーンズ(名鑑埋め・*)・井鼻(2代目)・中山雅史(磐田から獲得*)北沢
 26年目 杉下(名鑑埋め&主力)・森島(セレッソから移籍*)・都並

 萩原型の選手の補強をしているつもりでしたが、その萩原型の選手二人が出ていってしまうというなんとも言えない状況が続きます。杉下はある条件下ではありますが、神候補選手ですのでそのまま主力として育てます。一応杉下が入ったことで獲得縛りとして河本鬼茂の獲得も可能になっていますが、ふたりとも名鑑選手ですのでもともと意味のない縛り解除になります。まだイスタンブールが留学地として入ってきていないのでダカール留学という選択肢になってしまうのが残念ですが。

 杉下の加入で表向きの世代交代はほぼ終わったといっていいと思います。とはいえGKのいち枠が外国籍選手というのはあまり良くないそうなので、どこかのポジションを変えて新しい戦力を入れるとしたらセンターバックかボランチに鳴るでしょう。とはいえまだ沿道は老けこむには早いですし、新谷は攻撃的スキルを生かして欲しいとろこですし。そういう意味では今のところ買える状況ではないのかもしれません。

 井鼻の2代目の獲得は異論があるかもしれませんが、現状を考えると仕方ないかと。確かにサイドバックは充実しているのですがセンターバックの将来を考えた時に、やや心もとない上々ですので入れられるうちに入れておけというのが働いての加入です。とはいえもっと良い人材が来ればそっちを優先させますが。

 それと別な意味で大きな出来事はようやくキャンプ地としてダカールが入ったことです。ただし通常のスポンサー「日の浦石油」ではなく、友好度あげ→姉妹都市提携での加入です。これでローテーションでのキャンプ地巡りはなくなってかなり楽になったと思います。ドーハ(*)のほうがいいという人もいるかも知れませんが、ドーハは連携が上がらないのでダカールのほうがその分だけ10倍いいと思うのですが。

 
Year25
 予定通りにビックスポンサー連旗が誕生。50億円のスポンサー料美味しいです。あともう一つビックスポンサーグループとして築上グループも作る予定です。ちょっと複雑ですが、種はひとつまいていますので、残りの部分を集めるだけ(*)でどうにかなると思います。スタジアムマックスがスポンサー条件ですので、実質無いと同じですし。

 4人抜けてしまったためどこのポジションでも補強が急務になってしまったけれど、まだ現状の戦力で踏ん張れる状況なので、一枚ずつたせれば足していこうという形をとっていこうと思う。そのためにはオイリス以外のチーム状況を探る必要があるんだけど、連携重視とかを考えるとそうそう重要視出来る選手は多くないわけで、セレッソのバティスタは取れず、結果的にゴン中山をスカウトが考えている移籍金の6倍を積んで強引に獲得。とはいえ長く活躍できるだろうし、何よりも萩原型。チームの潤滑油としても期待ができるのが大きい。

 中山雅史
 磐田から移籍金12億700万円で獲得。年俸8500万円の5年契約

 スタメンは大きくは動いていないがレギュラーの浦和が引退した影響というのはかなり大きい。穴埋めには久保を入れて対応するが、中盤の育成の遅れがここに来て大きくなってしまった感じです。

 GK 横村
 DF 都並・柱谷哲二・盛岡・奈良橋
 MF 遠藤・北沢(松本・亀田・須並)
 AMF 早坂・デルグ
 FW 野田・久保(増永)
リーグ・カップ・出来事
 まさかあっさりとダカールが姉妹都市に鳴るとは思わなかった状況からスタート。そして長らく試合に出ていなかった久保が2代目ミスターヴェールを襲名。なんでこれからの選手につかないで一線を引いた選手ばっかりにこの称号はつくのか、こっちとしては理解不能状態のままシーズン突入。昨シーズンの浦和の穴を久保が埋めてくれる。さらに野田も快調に得点を上げて、デルグ・久保との得点王レースに絡んでくる。ファーストステージは3節に一度首位を譲ったものの、その後は危なげなく勝ち進み結局14節で優勝。負けたのも名古屋戦のみだった。

 セカンドステージも得点王争いがそのままチームの得点力強化につながる。しかもそれまでなりを潜めていた早坂が。目立つ場面で得点を上げるようになってきた。ステージそのものは序盤のもたつきがあったのもののオイリス戦に競り勝ってからは首位を明け渡すこともなく制覇。得点王は久保を押さえ込んだ野田が国内MVPと二冠。遠藤がアジアMVP。そして世界MVPになぜかデルグがなったという奇妙な締めになった。

 カップ戦はリーグカップが苦しみながら優勝。準決勝は延長まで持っていかれて須並のゴールで勝利。決勝戦もオイリス相手に前半はリードされかけての勝利。ニューイヤーカップは準決勝敗退。もっともその前の準決勝戦で、鹿島に追い詰められていたので個々で力尽きたという感じが。負けてはしまったがそのかわりジャックと新谷の能力評価が上がったのはよしとするか。スーパーカップはおそらくたった一回だけであろう予選六戦全敗という普段の状況からすれば有り得そうにないものに。平均失点3、平均得点0,5じゃいくらなんでも勝てない……

 そして北沢が引退。なかなか活躍の場面には恵まれなかったけど、連携的には重要な役割をこなしてくれたことに感謝。
Year26
 この年は杉下の入団からスタート。メキシコオリンピック銅メダリストがモデルで、しかもずっとGPにいた男で、さらに鬼茂との特殊連携を持っているわけで、どうしても確保しておきたい選手の人である。神候補選手ではあるのだが、神になるのであればフォワード(ウイング)ではなくサイドハーフへの転向が必要になってくる。入団したての年はポジションチェンジは聞かないが、来年の段階でポジションをサイドハーフにチェンジする。やはりこの段階でイスタンブールが留学地に入っていないのはかなり痛い。とりあえずダカールへ留学をさせておきます。

 あとは海堂の二回目の留学、井鼻の二回目(*)の留学などがありますが大幅に変わったといえば北沢の後継としてセレッソから森島を入れたこと。能力もそうなのですが、連携上も北沢の上位互換的扱いになります。しかしこれだけの選手をゴンの10分の1で手に入ると思いませんでしたが……

 森島寛晃
 セレッソ大阪から移籍金 1億1300万円で獲得。年俸5000万円の5年契約

 いくらなんでも18歳の移籍金としても安すぎるような。とはいえ萩原型の選手を獲得と。これは大きい。

 スタメンはジャックとオリビエリが2回の留学から帰国したことで、盛岡と交代です。
 GK オリビエリ
 DF 都並・柱谷・ジャック・名良橋
 MF 遠藤・新谷
 AMF 早坂・デルグ
 FW 野田・久保

 で将来のスタメンは以下のとおりになります。
 GK オリビエリ
 DF 海堂・ジャック・柱谷・名良橋
 MF 遠藤・新谷
 AMF 早坂・デルグ(森島)
 FW 野田・中山
リーグ・カップ・出来事

 ダースとステージは悪夢の再来になってしまった。中盤までは何とかなったのだが、天王山で負け、さらいそこから勝ち星がなかなかつかないという形に得点力もまばらで久保が不発。仕方ないので4−3−1−2から4−4−2にシステムを変更。それでも勝てずに結果的に5位というここ数年では最低の成績に終わった。

 後半はそれまでりを潜めていた久保がようやく開花。しかし真の爆発は早坂だった。ファーストステージでは野田と同じ8得点。開幕戦でゴールを上げると中盤まで得点王争いに顔を出し、セレッソ戦ではハットトリック。オイリス戦でも2点取るなど、不振の久保よりも点数を取る。最終節を前に優勝を決め、さらに両ステージで20点を上げた早坂がそのまま得点王になった。

 国内カップ戦はリーグカップはオイリスにぶつからなかったゆえに、3回戦こそ苦戦をしたものの優勝。ニューイヤーカップは12がつにオイリスが最強クラスの架空センターバックの萩原(*)をガンバから補強。これが聞いてしまったのか準決勝で対決をして敗退。また、オイリスには勝てない状況になってしまった。

 しかしここで最大級の波乱発生。都並がここで引退を表明。いくら名良橋が計算ができる戦力になったとはいえ、まだまだ後継戦力は足りていない。そういう意味では彼の引退というのは非常に痛いんだけど……

(*)ともに同じチームの監督を長い間やっているという意味で。そういえば↓にだしたバスビーもマンUでの監督歴は長い。
(*)戦前戦後と活躍をして、監督としてかなりの実績を残したマット・バスビーの監督時代のマンチェスター・ユナイテッドの選手の一人。1950年代中後半のチームは飛ぶ鳥を落とす勢いのチームでその選手はバスビーベイブスと呼ばれていた。ジャーンズのモデルであるマーク・ジョーンズもその中の一人。チャンピョンズリーグの準決勝進出を決めたあと、飛行機の経由地であるミュンヘンを飛びだった直後に飛行機が墜落(いわゆるミュンヘンの悲劇)。彼を含んだ8人が変えられぬ人になってしまった。監督バスビーも選手であるハリー・グレックの命を顧みない救出行動のおかげもあり、生死の境をさまよったが復帰。生き残ったボビー・チャールトンたちとともにチーム(死亡者8人の上に再起不能が二人も出た)を立て直し、10年後にビックタイトルを獲得した。
 事故そのものは当初運転手の判断ミスとされたが後にマンチェスター側やFAが無理なスケジュールを立てていたことからくる問題があったこと、飛行場そのものに雪があったことが原因とされて運転手の過失はなかっと認められたのだが、機長はその後操縦桿を握ることがなかった。
(*)Jリーガー屈指の能力を持ち、連携も萩原型。二段階成長があるので能力の衰えも感じないし、特殊連携としてキングカズと高原との連携を持っている。非の打ち所のない選手なのだが、スキルがいつ発動するかわからないカリスマだというのが唯一の問題か。
(*)この時のセレッソはモレナ・ミシェルは退団していたものの、バティスタは健在しかもどっかからビリヤコフを持ってきていてある意味まえよりも危険な2トップに変化していた。この二人がいたから人員的に余裕のあった段階で森島が抜けた。
(*)何よりも加入条件が厳しい。監督紹介で加わるのだが、その監督がハンス・オフトことオフタス一人。他のキャンプ地での紹介人物は複数いるわけでこのマイナス面の差は大きい。

 ちなみにドーハとカタールの最大の違いは伸びる分野にある。
 ドーハ ◎→戦術・フィジカル △→攻撃・防御・システム ×→連携
 ダカール ◎→連携・フィジカル○→攻撃・戦術 △→防衛・システム
 連携重視を考えるととドーハよりもダカールのほうがいいか。
 (*)築城グループの作り方
 メインスポンサー 築城総合建設……1
 サブスポンサー ウェルズ+1=築城高速設備……2
 サブスポンサー 初島プラント建設+1=初島プラント……3
 1+2+3=築城グループ完成。待って乱数調整してれば良いイーガーグループと年末の乱数調整でどうにかなることもある連旗と比べると勝手間が掛かるが、スポンサー条件が達成済みなのでよしとする。
 (*)長い間FPを張っていただけに今回も国内選手の中では一番センターバックの能力を持っている。特にタックルに関しては世界トップレベルで守備的な能力は軒並み高い。スピードと反応速度がかなり弱いのが気になるが、萩原型連携選手の由来なだけに要として十分な戦力に鳴る。最大級の欠点はシリーズを通じて超がつくかもしれないほどの早熟だということ。下手すると35まで持たないかも。

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