HOPE
(15年目・16年目)

Year 15

 14年目にスタジアムの完成を見て収入面では完全に圧倒できる状態にはなりましたが、まだまだ見るべき点はいくつもあります。海外ユース施設・観客増のための施策・さらには選手層のレベルアップなどやるべきことはたくさんあります。しかしそれに見合う資金面という点だけで言えばまだまだ足りません。たしかにスタジアムがマックスになれば年間100億という超高収入が見込めます。しかし100億というのは有力選手一人を捕まえるのに、これぐらいの値段がかかってしまうので、基本的にはあってないようなものという形になるかもしれません。

 しかもこの時期から本格的に各チームも補強に乗り出してきます。オイリスばっかり入っていて有力選手が他のチームにもだんだんばら撒かれるように入ってきます。オ入り水害で驚異的な補強をしているのは以外にも福岡でラゴス・野中・片桐という有力選手が入ってきています。他にも水戸にもGPが2人に新規有力選手が一人(*7から9の三人)。仙台は野村・水本という神クラスの選手にルイコスタというぶっちゃけ現実世界ではありえない補強をしています。そのオイリスも結構キツイ補強をしている(GKだけが並以下であとは平均ちょい上が最低レベルの選手が揃っている特に五味・柴山・マッサーロ・水沼貴史・矢冲田・尾坂の攻撃ユニットが強力。しかもこの段階で神確定選手の森崎(*1)までいる)ので、はっきり言えば選手の総合能力だけ見ればオイリスのほうが鎌倉よりも上です。しかしそれだけでは勝てないゆえに大きくこっちが勝ち越しているのですが。

 それでもそのうち補正の壁に潰されてしまうわけで、その為の補強が必要です。幸いにももう一人の都並敏史こと須並(*2)が、さらには条件付き神確定選手(*3)のデルグが優先的に入団できる状態なので入団をさせます。

 スタメンは以下の通りなります。
 GK 横村
 DF 都並・盛岡・井鼻・亀田
 MF 北沢・屋野・猪貝・明神
 FW 久保・増永

 これを参考にした5年後の推定スタメンですが、サイドバックが豪勢なんでこれを活かすと言う意味でシステムを4−4−2DVから擬似4−3−1−2に変更します(4−4−2・1Vでボランチと両サイドを守備的な位置に並べる格好)。
 GK 横村
 DF 都並・盛岡・柱谷弟・松本
 DMF 須並・北沢(屋野)・明神
 OMF デルグ
 FW 久保・浦和
 こうやって見ると補強の方針も明らかに見えてきます。トップ下は猪貝でもいいのですが、彼よりも強力なトップ下が現れない場合、猪貝の成長限界が来る可能性がありますので、デルグをトップ下に置くことにします。連携の関係上ボランチの部分を3人とも連携・萩原型の選手にします。この状況から考える補強のポイントは明神の後継者とセンターバックのレベルが一枚上の選手とういことになります。幸いにもオイリスに森崎がいますが、今の段階で森崎を入れるのは躊躇しています。スカウトがいないというのもありますが、それ以上に有力な留学地が入っていないというのがあります。この段階ではリバプールしか森崎をうまく引き出せる留学地(*4)はないと思っていますので、できればJリーガーのほうがいいのかなあと思っています。
 ファーストステージ

 開幕戦のヴェルディ戦を久保のハットトリックを含んだ5得点で快勝。そのまま行くかと思われたのだが、気まぐれで組んだアルビセレステシステム(*5)がうまく発動せず4節終了時点で2勝1分け1敗と言う成績。これでは負けが続く可能性がでてきたのでシステムを戻して対応。これで攻撃力が復活をしてそのまま一気に優勝に驀進。久保がファーストステージだけで18点をあげ優勝の原動力になった。
 セカンドステージ

 こっちも一回2位に落ちただけであとは快勝……と言いたいのだが、以外に青色時の状態に。鹿島戦で負けて首位から落ちる(そのかわりこの段階で盛岡覚醒)と3試合に一回は負けが入る感じに。結果的に14節終了段階で勝ち点差1に迫られるが、最終節に優勝決定。こっちとしてはスリリングすぎた感じになってしまった。後半は久保に変わって増永が奮起。セカンドステージだけで18点を取り、久保を逆転しての得点王に輝いた。影のMVPは18点をあげた猪貝。4−3−1−2はどちらかと言えば守備的布陣なのでこういう存在が大きかったりする。

 カップ戦

 AGCCは一回だけカナリアシステム(*6)を採用したりしたが、全体的には楽勝ペース。決勝の浦和戦の圧勝もありあっさりと制した。そのかわりヴィクトリーカップはアーセナル・リーベル・バイエルンという強力3チームの前にあっさりと敗退。アーセナルは止められなかったとしてもリーベルとバイエルンは0−1。これは先がキツイかも。

 国内の方は対照的に。リーグカップの方は1回戦の川崎戦で敗退。ニューイヤーカップも苦戦。初戦の水戸戦では甲斐雅哉(*7)・稲村(*8)・星野(*9)と3人のGPクラスが相手に入り、鹿島戦で延長V勝ち。3回戦の神戸では都並が退場。その都並書いた準決勝の相手は苦手の神戸。3−3のまま延長でも決着がつかず、PK戦に。カズを止めた横村のお陰で決勝戦に。決勝戦だけは圧勝というオチが付いたものの苦戦をしたニューイヤーカップだった。
15年目を終えて
 2トップの攻撃力はもはやアジアでは敵なしとうい感じがします。ただ前にも言ったとおりこれから国内のサッカーのレベルは上がってきますのでそろそろ本格的にJリーガーの補強も考えなくてはいけません。その為に1月・7月にはチーム状況を眺めているのですが、いい選手が出てこない状況なので、コンバートを含めた処置が必要になってくると思います。ただキャンプを経験した大陣が屈指に上がったのはいいことですが。
 資金はようやく上昇カーブを描いて来ましたがそれでもまだ220億。選手補強がうまくいく基準の500億(*10)には足りませんし、安定したことができる1000億についてもまだまだ先です。まだまだ節約する必要があると思いますが、観客動員数が現段階ではかなりばらつきがあります。ファーストステージは13万人台で安定はしていますが、セカンドステージは11万人台の試合もあって安定してくれません。リーグカップにいたっては13万人に届きませんでした。そういう意味では色々とやるべきことがあるような気がしますが、既に観客に対しての手というのは縛りの部分以外では全てうっていますので、あとは天に祈るぐらいしかないように思います。
Year 16
 15年目と違って16年は若干動きがある場面が多くなってきます。人事面で言えばイベント覚悟(*11)で遅野を戦力外にして、代わりに臼居を名鑑埋めに獲得。これで名鑑の1ページ目の完成に大きく近づくリーチです。尾村・増永・勝浦・長井・臼居と5人が揃い、のこり一人は原田ということもわかっていますので、あとはスカウトがちゃんと探してくれるかが大きな鍵になってきます。それとようやく海外遠征でブダペストとキエフが留学地・キャンプ地として追加されました。キエフは制限で使いませんが、ブダペストはリバプールが入るまではセンターバックにとっては最良の留学地の一つですので、うまく使ってやりたいところです。さらにシルキーマンションと契約をしてレッジョカラブリア(*12)が入って来ました。GKにとっては比較的いい留学地ですが、こっちはどうしてもポジション意識の点でプラハに大きく水を開けられてしまうので、この状態では使えません。ただイタリアにユース施設を作りたいと考えた時にはここを起点にすれば、回数が少なく友好都市(*13)にできると思います。
 資金は年間100億単位で増えていきますが、まだチームの完成という点だけで言えば足りません。そのためちょこちょいと金銭を使っている状態ですので、資金は貯まれど戦力の補充はままなっていない状態です。とはいえ現状の戦力からの上澄みは今年だけは考えない方針で行きます。
 16年目のスタメンは以下の通りです。
 GK 横村
 DF 亀田・井鼻・盛岡・松本
 MF 都並・屋野・明神
 OMF 猪貝
 FW 久保・増永
 ベースの4−3−1−2も変わりませんし、大きなスタメン変更はありません。ただ年齢的に言えば34歳以上が5人(*14)いますので、そろそろ育成枠が圧迫されていきそうな気がします。
 そして本格的にブエノスアイレスの2クラブと友好を深めます。どっちも留学地は紹介済みなのですが、全てはユースのためだと思ってどんどん友好度を稼いでいきます。どうしてブエノスアイレスがいいのかというのは次回と次々回に話したいと思います。その中でついにサンパウロが留学地として追加されました。2留目の留学地と考えればサイドバックとサイドハーフには一番の留学地(*15)ですので、どんどん使って行きたいと思います。とりあえず現状はボカとブエノスアイレス(*16)が連続して海外遠征が出来る状態ですので、そこと他の都市を使ってガンガン行きたいと思います。その為に育成が少し伸び悩みますが気にしないということで。

 ファーストステージ

 予想通り遅の退団によるサポ不満イベントが発生。こればっかしは戦力とゴール目標の関係上仕方ないかと。悪いことは重なるもので2月にオイリスにマッツーロが移籍していたことが発覚。外国籍枠を有効利用している向こうと、名鑑のためにあまりその枠を使えないこっちとの差が出てきているような気がする。

 ファーストステージは序盤こそ出遅れたものの、勝ち星を積み重なっていってそのまま一気に優勝へ。サンドロ一人にやられた市原戦いがい引き分けの試合はあったものの危なげなくそのまま勝利に持っていった試合が多かった。しかし優勝を決定した試合の大分戦にまさかマリッシュ(*17)を持ってくるとは思わなかったよ……

 セカンドステージ

 全てのシーズンを通じて観客動員数平均が最高のシーズン。14万人中盤の試合が多く選手たちも得たようで、得点力がファーストステージの倍近くとっているのではないかと錯覚させるほど。ただチームとしては微妙な負けが多く、そのためになかなか2位から上がれない状態に。結果的に直接対決の浦和戦を引き分けで、さらに13節の広島戦の負けで勝負あり。結果的に浦和優勝の2位で終わってしまった。得点王は増永の猛追を振り切った久保に輝いた。

 リーグカップは最初のホーム戦で引き分けるというスタートに後半になってもなかなか勝負がつかず4−4のまま延長戦へ。ここで猪貝がゴールを上げてPKに持ち込まれるまでに勝利。ヒヤヒヤとする一年だった。

 カップ戦

 国内リーグ戦は理想的な勝ち方になった。両方共圧倒的な攻撃力を生かしての快勝が続く。しかし最大の鍵だったのは大苦戦だった試合を勝ち抜けたこと。リーグカップは決勝の磐田戦であわやシャレにならない5−4での勝利。一方、ニューイヤーカップでは柏戦でPK勝負に持ち込まれる展開。この2つを制して初めてリーグを含めた3冠を手にすることになる。

 海外カップ戦も好調。アジアを制すと秋のヴィクトリーカップでも進撃が持ち越される。バルサ(*18)・ボカ・マンUと戦い、決勝ラウンドへ。面倒なマンUが準決勝で敗退したために、決勝戦はベロオリゾンテ。準決勝も決勝も2−1というスコアで苦戦はしているものの、2回目の優勝を獲得することができた。

 16年目を終えて

 めったに取らせないようにしている国内3冠+2冠を取ってしまいましたので、資金的には148億の大黒字という状況でウハウハなのですが、キャップが掛かる(*19)可能性があるので、内心はビクビクしています。ただリーグの方は15戦完全勝利がなし得ていないこともあり、まだキャップはかからないのではという期待もあります。来年からはいよいよチームが大きく変わっていきます。デルグが帰国をしてきて猪貝に変わるトップ下を務めることになります。来年からはいよいよブエノスアイレスの姉妹としか計画を発動できる状態になります。ただまだダカールをキャンプ地にしていないことを始めまだまだ不安も残っています。来年以降はこの不安をちょっとずつ取り除いていくことが中心になってくると思います。

 (*1)この段階では神化報告を見ているだけで、自分が育ててみると屈指どまり(5回育てて5回とも)の選手という印象がありました。ので、この段階での評価は「神になれるけど、信ぴょう性が……」と言うレベルの選手でした。(同様の選手に水本・阿見がいる)ちなみに森崎敬の連携型は萩原型なので、獲得制限からは外れます。この段階で条件から外れるのは連携型から森崎・長嶋・矢冲田、名鑑から釜名の4人。(矢冲田は両方に重なります
 (*2)ポジションはかぶるけどともに連携は萩原系、さらには能力も同じとくればいい事のように思えるのだが、唯一の違いは須並のほうは金クレという点。これは金銭を貯めるときに傷害になりやすい。最もこの段階でサイドの4人が全員萩原型(明神・松本・都並・須並)という普通では考えづらいことになっているんだけど。
 (*3)ほぼ確定というわけではなく、例えば覚醒が一回起きるとか、ポジションチェンジをするとかで神になるためのアシストが入っての神になるという選手。デルグの他に野田・杉下森崎がこのタイプ。特に杉下はフォワードではなくSMFに転向して、その上で一回起きるという条件で神になる。
 (*4)プラハ→ドルトムント・ブタペスト→ドルトムント・エヌグ→ドルトムントでもダメだったので。ちなみにこの段階ではリバプールもドルトムントも留学地としては入ってきていません。
 (*5)フォーメションコンポの一つ。アルゼンチン代表などが使う攻撃的システムで、3−4−3の1Vで発動が出来る。ストライカー、両ウイング、チャンスメイカーがアタッカー、フィードがいれば発動できるが、システムの基本をいじったりしないど発動できないので要注意。ただフォーメーションコンポ全体に言えるんだけど、効果自体はあまり無いような気が……(注:コンポができている最中は4バック縛りはなくなります)
 (*6)ブラジル代表の基本スタイル。ストライカー・ドリブラー・ボランチ・ウイングバック二人が発動に必要なのだが、実は戦術も指定されている、中盤のプレスを解除しなくてはいけないなど、AS鎌倉にはあわないコンポの一つである。ついでに上がる能力も微妙なのでおすすめできないコンポの一つになっている。
 (*7)2002GP。同じくGPの雅哉は弟なので特殊連携が成立する。サイドハーフの能力は同じポジションになる杉下よりも上の筈なのだが、成長能力評価が屈指まで。守備的能力の高いサイドハーフという印象なので4−3−1−2にして左の中盤に置くのがベストなのだが、弟雅哉が金クレのため、連携で組もうとするとを作るときに迷いが出てしまう。
 (*8)17年目から19年目の注釈参照。
 (*9)星野光と言う名前がどこかに行くほどの巨漢選手。2002では玖珂が受け持っていたコンバートすればもっと輝けることが出来る選手というのを受けづいている(ただし彼は2002でもこの立場だった)ボランチなのだがセンターバックとしての能力も高い(***通攻略本の数値評価では雅哉を上回る)のでむしろセンターバックとしての活躍を見込んでのコンバートをさせた方がいい。成長が晩成なので活躍が長期にわたって見込めるのだが、金クレというのが最大の難点。
 (*10)外国選手選手が出てきた時に獲得したい至近を考えるとFPクラス上位級になると100億は最低でも必要になる。下手すると一年分の資産が飛ぶことになるため、最低でも500億程度の資金が必要になってくるという意味。ちなみに贅沢に選手を獲得したいのなら500億でも足りない。
 (*11)それまで活躍していてファンの多かった選手を解雇すると起きるイベント。ファンが人事面に不満を爆発させて行くイベントだが、効果の方は若干薄め。頻繁に起こされると溜まったもんじゃないが……
 (*12)中村俊輔が所属していたレッジーナのこと。
 (*13)確かめの検証もしていないけど、友好都市になるのは無理やり留学地にするための回数の倍ぐらいか。なので、ローマとかミラノよりも回数の少ないと思われるレッジョカラブリアのほうがお得。
 (*14)この段階では、三島(35)・井鼻(34)・米山(34)・岡本(36)・ベウバル(36)の5人。ミスターになっているベウバルと今でのレギュラーの井鼻、いなくなると監督からクレームが飛ぶ三島は外せない状態なのが余計に困る。江尻も33、大陣・風祭が32。今が旬の選手を集めると世代交代の時に頭を抱えたすくなってくる。反対にこの段階で一番若いのは須波の19。次は松本の23。
 (*15)自分スタイルで考えるなら2回の留学は、限界能力型(平均型)→実能力型がベストだと思っている。詳しい分析はコンピューターの中なのでわからないのだが、このスタイルだと血行いい育成効果が出てくると思う。
 (*16)リバープレートのこと。良くも悪くもアルゼンチンサッカーの象徴。その為海外に排出された選手の数も多い。
 (*17)イングランドを代表する選手。スタンリー・マシューズのこと。名鑑選手。伝説的ドリブラーでイングランドに様々栄光をもたらした選手。独特のテクニックを駆使して多くのチャンスを生み出した。41歳に初代パロムドールを獲得。この当時は功労賞という意味合いが強かった。
 (*18)04だけの仕様かもしれないがこの当時のバルサはロナウジーニョを擁しながらも比較的こっちのほうが勝てたような気がする。
 (*19)あまりにも勝ちすぎると成長にブレーキが掛かる、能力にあるていってのおもりが被せられるという意味。表面上は確実に成長しているものの、補整も相まってこっちが確実に弱くなったと錯覚させられてしまう。対処法はスタメンの入れ替えぐらいしかないのが辛いところ。

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