(20年目その2)
19年目にヴィクトリーカップ3回目の優勝を果たしたことで、20年目からはスーパーカップが出現します。これは文字通り世界一のクラブを決める大きな戦いなんですが、同時にアジアグレートクラブカップとヴィクトリーカップが消失します。微妙なんですがこれで、少しだけ収入が減ることになります。優勝すれば相当の金額が入るのでいいのですが、そうでない場合はスーパーカップの収入は27億円程度(一試合の料金を6000円に設定して(*)その3試合分)ぐらいです。アジアグレートクラブカップの場合は約30億円(*)ぐらいいく計算になりますので、微妙に落ちてしまいます。とはいえここまでで700億近く貯めているのであまり気にする必要もないと思います。
むしろ気にしなくてはいけないのはスーパーカップの予選の相手です。実はスーパーカップの予選の相手は実質的に固定されています。初戦はアルゼンチンのチーム、2戦目はイングランドのチーム、そして3戦目はフランスのチームです。これをホーム・アンド・アウェーでやるので予選は6試合。そしてホーム戦が3戦あってその収入が一応の最低の収入になります。一応順番とぶつかるチームは以下の組み合わせの中から決まっていきます。
一巡目 二巡目 対戦チーム 1・4節 アウェイ ホーム ボカ・ブエノスアイレス(リバープレート) 2・5節 ホーム アウェイ チェルシー・ニューカッスル・リバプール 3・6節 ホーム アウェイ リヨン・パリ(パリ・サンジェルマン)・モナコ
太字は留学地として加わる可能性のある場所で、友好度によってそれができる場所に関しては赤くしてあります。つまり毎年確実に2回はこれらのチームと対戦する機会があります。(*)実はブエノスアイレスを姉妹都市にといったのはこの対戦が確実に二回あることが主に理由があります。つまりは他の南米の都市に比べて姉妹都市にしやすいという利点があります。ブラジルのチームは余程のことがない限りこのスーパーカップで当たることがありません。この組み合わせで勝てば間違い無く1回戦はマドリードかミランです。その次もローマかバイエルンが確実に上がってくるような組み合わせになっています。しかも組み合わせの関係上ブラジルのチームが当たりのは決勝戦か準決勝しかありません。それゆえにブエノスアイレスをめざすということになってくるわけです。ついでにいえばどちらでも加わってもいいように、南米遠征の時にはボカとブエノスアイレスは同時に対戦するようにしています。
前の章にも書きましたが、新人としてGP級の能力を持つ早坂が加わることになりました。トップ下の有力な選手が入ってきたことでデルグを前に出すことができます。とりあえずは獲得直後にポルトに留学をさせます。
スタメンは以下の通りです。
GK 横村
DF 須波・大陣・柱谷哲二・松本
MF 都並・明神・亀田
AMF デルグ
FW 久保・増永
またはこの組み合わせも考えている状態です。
GK 横村
DF 須波・大陣・柱谷哲二・亀田
MF 都並・明神・遠藤
AMF デルグ
FW 久保・増永
いまいる選手力で考えた5年後のスタメンは以下の通りです。
GK 横村
DF 須波・盛岡・柱谷哲二・松本
MF 都並・遠藤・亀田
AMF 早坂
FW デルグ・野田
……攻撃陣の連携力が全くない予想図になっていますので、恐らくこれが組めそうな頃にはダブルボランチに戻す必要が出てきます。これ以上に問題なのは、センターバック。年齢的に言えば亀田も柱谷も盛岡もかなりやばい部類に入るので、本格的に後継者を見つける必要があります。しかしその候補であるマリノス組のセンターバックは人数制限で取れません。(中澤18・松田19)さらに、横村の後継者も探さなくてはいけないかもしれません。横村に関してはまだまだ探さなくてもいいのかもしれませんが。
Jリーグ・国内カップ戦
ファーストステージ開幕戦にまた勝てない病が発生。その後はそれほど波乱もないというかこのチームにとっては珍しい展開に。いつもなら2回はその後負けるのだが、今回はその負けが一回もないまま優勝に突き進む。シーズン後半になってから増永が一気のゴールラッシュ。ラストの5試合で7点を挙げる活躍をした。デルグの1試合4得点、万遍ない攻撃力などを考えると、多少守備力が弱くとも攻撃力だけでどうにかなったという感じのファーストステージだった。
セカンドステージも似たような展開。開幕戦に久保のハットトリックで快勝したのだが、2試合目でファーストステージ開幕戦と同じように負けてしまう。その後も調子は整いづらかったのだが、後半になると攻撃力が一気に爆発。最後の5節で上げた得点は25。しかもそのうち6点は途中からスタメンに入った浦和の得点。さらにデルグの得点が増永を上回る得点王になるなど、一応世代交代の目星がついた形でのセカンドシーズンになった。
国内カップ戦はいつもどおり。リーグカップは決勝戦で難敵オイリスを下して優勝。ただしいつの間にか強敵を補強していたオ入り砂だけに、こっちが欲しかった杉下を確保されていたのが痛恨だった。しかしニューイヤーカップは浦和の前に延長戦負け。しかしその前の横浜FC戦でも延長戦での勝利だったので勝てたほうが不思議だったか。
そしてついに、ベウバルと岡本が引退宣言。ともに早い段階からチームの大黒柱として頑張ってきてベウバルは初代ミスターとしても頑張ってくれた。後継者であるデルグは今年得点王とリーグMVPの二冠を。明神がアジアと世界のMVPを獲得。そしてベウバルの後継ではないもののセンターバックの後継としてスカウトが見つけてきてくれたのはなんとジャック。世界的名選手であるチャールズの影に隠れるが能力は高いセンターバック。まだ神疑惑候補だけど数値上だけ見ればわずかに森崎をうわ回っているのので、神の期待ができる。大事に育てたい新人が来たことで、こっちも大きな希望が湧いてきた。
スーパーカップ
予選の相手はボカ・リバプール・モナコと言う此方とすればありがたい組み合わせ。一応ホームの試合に関しては一席6000円という高い試合になるけれど、それでも満員になるんだから物凄いことだと思う。ボカには何度かかったことがあるので所詮の戦いは勝利。しかしその試合で柱谷が一発赤をもらってしまったので、次節のリバプール戦は負け。3節のモナコはあのグラーフがいたものの何故か先発をせず、こっちの勝利。折り返しての後半戦はボカに引き分け、リバプールにはリベンジを達成して予選通過。最後のモナコ戦は引き分けて1位で決勝トーナメントに進出。
で、その決勝トーナメントの組み合わせなんですが……(太字は勝者)
鎌倉 対 レアル・マドリード
ローマ 対 ミュンヘン
リバブール 対 ミラン
マンU 対 ガラタサライ(*)
バルセロナ 対 サンパウロ
バレンシア 対 シュトゥットガルト
ドルトムント 対 フラメンゴ
アーセナル 対 アヤックス
と、既に場違いな場所にほおり込まれた感じが。しかも相手はレアルマドリードですから、普通からすれば負け確定なんですが、何故かサカつく04においてのレアルは以外にも強くありません。ジダンを始めとした世界的な選手を擁するのですが、何故か起用することが少なく容易に突破できることが多いです。この時もそうで、デルグが4得点・評価点9,0という爆発力を見せて快勝をしました。次のバイエルン戦はもっとひどい状態です。ポフ・Gミューレン・クリスチャンさらには中村俊輔まで要すという、キャプテン翼のバイエルン(*)ですかと言わんばかりの編成。ただこの編成を相手にしてもデルグが中心となって撃破。しかし準決勝で何度もかっているマンUに負けてしまい、3位決定戦に。そこで勝ったことのある回数が少ないアーセナルをギリギリで下して3位獲得。世界の頂がほんの少しだけ見えたような1年だった。
ちなみに2回戦以降は以下の通りに推移
鎌倉 対 ミュンヘン
マンU 対 リバプール
バルセロナ 対 シュトゥットガルト
フラメンゴ 対 アーセナル
準決勝
鎌倉 対 マンU
アーセナル 対 シュトゥットガルト
3位決定戦
鎌倉 対 アーセナル
決勝
マンU 対 シュトゥットガルト
となりました。
20年目を終えて
いきなりのスーパーカップ3位というのは驚きの結果です。チームには飛び抜けた選手はいないですし、エースも世界的に見ればまだまだ発展途上の選手だと思います。しかしそのエースのデルグも覚醒したことで一気に「神」評価に近づいているような気がします。そしてそんなチームに現れた救世主になるかもしれない兄ジャック)が発掘されたということ。能力値的に見れば神評価になるのは微妙なのですが、これで実質的には選手名鑑でのリーチのページが増えることになります。ただもう一人があのボビー・チャールトンことチャールズですから、かなりの獲得の難しさが予想されます。まだ固有スカウトもいませんのでこっちは気長に待つしかありません。
20年目終了時点での制約
入団不可 長尾・石黒(早坂がいるため)
(*)普段の試合は4500円設定
(*)アジアグレートクラブカップの場合は5000円設定にしていたので1試合はだいたい7,5億稼げる。それの3試合なので22,5億。それに優勝賞金の8億を足すと30,5億になる
(*)海外遠征を合わせると最大一年で4回も対戦ができる。ただしそうなるとキャンプの強化ができないので、海外遠征1回・キャンプ1回にしている。
(*)この時もっと欲しかったのはイタリアのストライカー。ロゼイ 20・ビエリ 20・デルピエロ 19・ピオール19。取れればデルピエロかピオールは獲得しておきたかった。
(*)ジャックの能力は森崎を微妙に上まった感じ。連携が東条型なので割り引いて同じぐらいか。
(*)ゲーム中表記はイスタンブール
(*)ポフ→プファブ。ベルギーを代表するGKの一人で、当時所属していたチームを優勝に導くとバイエルンに移籍。そこで6年間務め上げた。ユーロの準優勝、ワールドカップベスト4というベルギーのサッカーが輝いていた時代の中心選手の一人。
Gミューレン→ゲルト・ミューラー。地元のクラブの後にバイエルンへ移籍。15年在籍の間に優勝4回、得点王7回、チャンピョンズリーグ制覇3回などの数々の経歴をつくり上げる。そのスタイルから爆撃機(デア・ボンバー)と呼ばれた。引退後はアル中に苦しんでいた時期があったのだが克服をしている。
クリスチャン→クリンスマン。現役時代はシュトゥットガルト・バイエルン・ミラン・モナコ・ザンプドリアで活躍。低迷期に入る前のドイツ代表の最後の輝きだった。引退後はドイツ代表監督で、色々批判を浴びながらも3位という結果を出す。しかし古巣バイエルンでは振るわず首になってしまうのだが、2011年からアメリカ代表の監督に就任。マテウスとの仲の悪さが有名。
(*)漫画「キャプテン翼」(ヤンジャン移籍後)のバイエルンはまさに世界各地からいい選手を集めてきたような物凄い強豪チームになっている。現実のバイエルンも「FCハリウッド」と呼ばれるほどのスター軍団なんだから、ゲーム中ではOBが集まってこういう編成になってもおかしくはないんだけど。
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